ISSUE
箱根・芦ノ湖エリアは、豊かな自然と歴史が調和したエリア。湖上クルーズやパワースポット巡り、美術館賞など、観光スポットが充実しており、どの季節に訪れても新たな発見があるはずです。今回は、家族連れからカップル、女子旅、ひとり旅まで、誰もが満足できる箱根・芦ノ湖エリアの定番おすすめスポットを紹介します。
■自然や生き物に親しむ
■のりものを楽しむ
■パワースポットをめぐる(三社参り)
■歴史や芸術に親しむ
箱根・芦ノ湖エリアには、豊かな自然と多様な生き物に触れ合えるスポットが豊富にあります。四季折々の風景を楽しみながら、自然散策や動植物の観察を満喫しましょう。
『神奈川県立恩賜箱根公園』は、明治時代に皇族の避暑地や外国の賓客を迎えるために建てられた「箱根離宮」跡地に広がる公園です。園内は丁寧に手入れされた樹木が立ち並び、マメザクラやヤマユリなど四季折々で美しい花々が訪れる人々を出迎えます。
最大の魅力は、芦ノ湖を囲む自然が織りなす絶景。芦ノ湖や箱根外輪山を一望でき、天気の良い日には富士山の美しい姿も望めます。このため、『神奈川県立恩賜箱根公園』は「関東の富士見百景」や「かながわの景勝50選」にも選ばれています。特に、公園のシンボルとなっている「湖畔展望館」の2階バルコニーからの眺めは圧巻で、芦ノ湖と富士山、箱根外輪山を1度に見渡せる贅沢な風景が広がります。古い洋館風の建物も、箱根離宮当時の風情を感じさせてくれるでしょう。
園内には他にも、自然と向き合えるスポットが点在。湖畔のハイキングコースでは、苔むした森と石段が神秘的な雰囲気を醸す二百階段や、箱根を代表する樹木であるヒメシャラの林があり、心静かに散策することができます。あずまややベンチも多く設置されているため、ピクニックを楽しむのもおすすめです。
1日1,000円(税込)でレンタル可能なレンタサイクルを利用するのもおすすめ(貸出場所:公園駐車場内、貸出時間:9:00〜15:00、返却は15:45まで)。電動アシスト付き自転車を利用すれば、公園周辺の観光施設や温浴施設へも簡単にアクセスできるので、時間を有効に使いながら芦ノ湖周辺を巡ることができます。
SPOT神奈川県立恩賜箱根公園
クルマで箱根を訪れるなら、自動車専用道路『芦ノ湖スカイライン』を利用してみて。全長10.7kmのワインディングロードで、本線は標高約900mの箱根外輪山を駆け抜ける峠道です。急カーブとアップダウンが続く道を進むと、数々の絶景ポイントに出会うことができます。特におすすめなのが「三国峠」。標高1,070mに位置する展望台からは、雄大な富士山や駿河湾、さらには伊豆半島まで見渡すことができます。晴れた日には、富士山の裾野まで広がる壮大なパノラマが広がり、その美しさに息を呑むことでしょう。その近くには小さな鳥居があり、「命の泉(みことのいずみ)」と呼ばれる湧き水があります。日本武尊が箱根山を越える際に、ここの湧水で喉を潤したとされています。
「杓子峠」も見逃せないスポット。標高1,030mの展望地で、夕日の名所としても知られています。気象条件が良ければ、駿河湾に沈む夕日や真っ赤な空を眺められ、1日の終わりをロマンチックに締めくくることができます。
「レストハウスフジビュー」でランチやおやつタイムを過ごすのもおすすめ。ミルクと卵で仕上げたとろけるような口当たりの「オムカレー」や季節によって変わるケーキ、挽きたてのコーヒーなどを堪能しながら、駿河湾の絶景を堪能できます。
SPOT芦ノ湖スカイライン
『絶景日帰り温泉 龍宮殿本館』は、駒ケ岳の西麓に位置する温泉施設。京都の平等院鳳凰堂を模して建てられ、国指定登録有形文化財にも指定されています。高台に凛と佇む由緒ある建物と、雄大な自然が調和した景色は、一見の価値があります。
女性風呂「胡蝶」から見える景色は圧巻で、大きな窓越しに広がる芦ノ湖や箱根外輪山の眺めは、まるで自然が作り出した1枚の絵のよう。また、露天風呂からは箱根外輪山越しに富士山を望むことができ、心と体を同時に癒す極上のひとときを過ごせます。泉質は、箱根十七湯の中で最も新しい温泉「蛸川温泉」のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。疲労回復や神経痛、冷え性などに効果が期待できるため、観光の疲れをしっかりと癒してくれるでしょう。スキンケア用品などのアメニティや有料のタオルセット、レンタル浴衣などもあるので、手ぶらで訪れることができます。
湯上がりには、お食事処「富士」でゆったりと食事を楽しむのもおすすめです。近海で水揚げされた新鮮な魚や、地元の野菜をふんだんに使用した会席料理を提供しています。特に人気なのは「湯豆腐御膳」(3,190円/税込)。甘みのある木綿豆腐を、海老や野菜の天ぷら、小鉢と一緒に楽しめます。
SPOT絶景日帰り温泉 龍宮殿本館
▼おすすめ記事
絶景が楽しめる箱根の露天風呂7選
天候に関係なく楽しめるスポットなら『箱根園水族館』がおすすめ。723mという日本一標高の高い場所に海水の大水槽を持つ水族館として知られています。海水の大水槽では、多種多様な魚たちが泳ぎ回り、まるで海の中にいるかのような体験が楽しめます。他にも、カメやペンギン、芦ノ湖に住む淡水魚など、多種多様な生き物がお出迎え。毎日開催されるイベントでは、生き物たちの生態を学んだり、触れ合ったりでき、家族連れにも好評です。
人気なのは、水族館の名物イベント「アザラシフィーディング」。フラフープやサーフィンを披露するアザラシたちのパフォーマンスが楽しめます。頭に手ぬぐいを乗せ、手に風呂桶を持つ「温泉アザラシ」はSNSでも大人気で、写真に収める絶好のチャンスです。つぶらな瞳が愛らしいコツメカワウソとのふれあいもお見逃しなく。小さな手で指をギュッと握ってくれる瞬間は、子どもたちだけでなく大人も虜になります。
鑑賞の前後には、同じ敷地内から乗れる「NINJA BUS(ニンジャバス)」を楽しむのもおすすめ。芦ノ湖を航送する水陸両用バスで、湖に向かってダイブする瞬間が圧巻です。カウントダウンとともにバスごと湖に入水するシーンは、乗客全員が大興奮。富士山や箱根外輪山を眺めながらの約15分間のクルーズは、忘れられない思い出になること間違いなしです。
SPOT箱根園水族館
箱根海賊船や箱根ロープウェイなど、箱根では多彩なのりものが楽しめます。湖上からの絶景や空中散歩で、箱根の魅力を新たな角度から堪能しては。
桃源台港から箱根町港・元箱根港を結ぶ船旅を堪能できる『箱根海賊船』。約25〜40分で、湖上から雄大な景観を眺めることができます。船上デッキから一望できる芦ノ湖周辺の自然や、湖面を吹き抜ける風が爽快感をもたらしてくれるはず。特に見逃せないのが、湖面に浮かぶように立つ箱根神社の平和の鳥居。その美しさは写真に収めたくなる光景です。
せっかく乗船するなら、特別船室に入って贅沢な船旅を楽しむのがおすすめ。追加料金800円(税込・箱根町港または元箱根港から桃源台港の場合)を支払えば、ゴージャスな特別船室や専用デッキでのんびりと過ごせます。
箱根海賊船には、「ロワイヤルⅡ」「ビクトリー」「クイーン芦ノ湖」の3種類があり、それぞれ異なる外観や内装が特徴です。「ロワイヤルⅡ」は、18世紀のフランス艦隊の旗艦をモデルにしており、船内外の装飾から往時の雰囲気を感じられます。船員の人形像やラット(舵輪)などが多数配置されているので、タイムスリップしたかのような非日常を味わいましょう。特別船室ではフランス文化を感じさせる装飾が施されており、座り心地の良いソファでリラックスできます。船内には3Dアートも。友人や家族と3Dアートを生かした写真撮影にチャレンジすれば、きっと船旅が盛り上がるはずです。
SPOT箱根海賊船
令和6(2024)年2月に就航した『箱根遊船 SORAKAZE』は、箱根関所跡港と元箱根港、箱根園港を結ぶ客船です。四季折々の表情を見せる芦ノ湖の景色を、空と風と一体になって楽しんでほしいという思いで名付けられました。白い船体に水引風のデザインが施された和の装いが印象的で、富士山や箱根神社の平和の鳥居と調和しています。
コンセプトは「箱根・芦ノ湖に浮かぶ緑の公園」というだけあって、自然を感じられるユニークな席やしかけが点在。3階のKAZEデッキは、天然芝を敷き詰めたエリアやブランコ型ベンチ、富士山型のデッキがあり、風を感じながら“湖水浴”を楽しむことができます。畳を敷いた小上がりスペースやゆりかごチェア、赤富士をイメージしたソファなど、船内にさまざまなタイプの席が用意されているのも見どころ。伝統工芸である箱根寄木細工をモチーフにした装飾や、富士山型のデザインが随所にちりばめられており、箱根らしさも味わえます。
オリジナルの飲食メニューやお土産も充実。富士山のチョコレートが乗った「ちょこっと富士山ジェラート」(650円/税込)や、芦ノ湖から見える富士山をイメージしたドリンク「富士山くずキャンディーソーダ」(800円/税込)など、見た目も味も楽しめるアイテムが揃っているので、船旅のお供にどうぞ。
SPOT箱根遊船 SORAKAZE
芦ノ湖のほとりにある桃源台駅から標高700m以上の早雲山駅を結ぶ『箱根ロープウェイ』では、大涌谷の迫力満点の景色や、雄大な山々を見下ろすことができます。特に大涌谷周辺に広がる谷底の景色や、立ちこめる噴煙は、まさに大自然のアトラクション。かつて地獄谷と呼ばれていたこの場所は、その名にふさわしい荒涼とした山肌と噴煙の迫力が見どころです。地上から約130m離れたところもあり、スリル満点。
晴れた日にはロープウェイの窓から美しく雄大な富士山の姿を望むことができます。心が洗われるような感動を味わえるはずです。夕方の景色も格別。夕日に照らされてキラキラと輝く芦ノ湖を一望しながら、ロマンチックなひと時を過ごすことができます。
早雲山駅に到着したら「cuーmo箱根」にもぜひ立ち寄ってみてください。パノラマの景色が広がるテラスで足湯を楽しみながら、SNS映えするドリンクやスイーツを味わえます。おすすめは、リンゴとバナナのスムージーに綿あめをのせた「ニューベル」(750円/税込)や、ふわふわの白い生地の中に味噌カスタードを入れた「くもぱん」(250円/税込)。空にかざして雲に見立てて撮影すれば、可愛らしい写真が撮れるのでトライしてみて。
SPOT箱根ロープウェイ
箱根神社と九頭龍神社を訪れることは「両社参り」、加えて、箱根元宮へも訪れることは「三社参り」と呼ばれており、どれか一箇所をお参りするよりも大きなご利益が期待できるとされています。いにしえから親しまれるパワースポットを訪れ、エネルギーをいただきましょう。
『箱根神社』は、言わずと知れた箱根の名所。関東総鎮守として源頼朝や徳川家康などの戦国武将たちにも崇敬されてきました。境内に並ぶ杉の大木やしっとりとした空気は、訪れる人々に神秘的な雰囲気を感じさせます。
箱根神社には多くの鳥居があり、それぞれが異なる魅力を持っています。元箱根港そばの第一鳥居や箱根神社の入口にある第三鳥居、御社殿に続く正参道(石段)下の第四鳥居、そして、芦ノ湖の水中に立つ平和の鳥居など、多様な鳥居が、厳かな神域であることを示しています。特にフォトスポットとしても人気の「平和の鳥居」は、昭和27(1952)年に、上皇陛下の立太子礼と戦後の日本の独立に向けての講和条約締結を記念として建立されました。芦ノ湖に浮かぶように見える赤い鳥居と、青空、箱根外輪山とのコラボレーションは、まさに箱根を象徴する風景。タイミング次第では、海賊船が背景に加わり、一層の感動を味わうことができます。
平和の鳥居を眺めた後は、計89(やく)段の「厄落としの石段」を登り、お参りに向かいましょう。箱根神社は関東屈指のパワースポットとしても有名で、縁結びや運厄除、心願成就、勝運守護、交通安全など、多方面に渡るご利益があります。お土産には、ペアで持てる「縁結び御守」を。境内や駐車場付近のお札所でいただけるので、訪れた際には手に取ってみてください。
SPOT箱根神社
古くから「箱根権現御手洗の池(はこねごんげんみたらしのいけ)」と称される芦ノ湖の守護神・九頭龍大神をお祀りしている『九頭龍神社』。商売繁盛や金運守護、心願成就、良縁成就など、多くのご利益があり、信仰されています。
『九頭龍神社』には、芦ノ湖畔に鎮座する「本宮」と、平成11(1999)年に箱根神社御社殿横に建てられた「新宮」の2ヶ所があります。本宮は、芦ノ湖畔の緑豊かな公園「箱根九頭龍の森」に位置し、自然に囲まれた静かな環境で参拝できます。箱根園周辺の遊歩道を通って約20〜30分のハイキングを楽しんだり、箱根ホテル桟橋または箱根園桟橋からモーターボート(有料)で訪れることができます。どちらの方法でも、自然を満喫しながら九頭龍大神の聖地にたどり着けるのが魅力です。
新宮では、九つの頭を持つ龍神様から、ご利益たっぷりの御神水を汲むことができます。この御神水は「龍神水」と呼ばれる箱根山から湧き出る霊水で、口にすることで不浄を洗い清めてくれるのだとか。容器を持参しなくても、お札所でペットボトルを購入できるので安心です。
SPOT九頭龍神社 本宮・新宮
『箱根元宮』は、箱根神社の奥宮として鎮座しており、箱根大神の神体山「神山」を拝する重要なスポット。現在の箱根元宮は、昭和39(1964)年に再建されたもので、標高約1,356mの箱根駒ヶ岳山頂に位置しています。箱根駒ヶ岳は2,400年もの歴史を持ち、古くから山岳信仰の地として崇められてきました。
箱根元宮へのアクセスも魅力の1つ。箱根園内の『箱根園駅』から箱根駒ヶ岳ロープウェーに乗り、空中散歩を楽しみながら約8分で駒ヶ岳山頂駅に到着。その後、徒歩約8分で元宮へ到着します。道中には白馬に乗って神様が降臨したと伝えられる馬降石や馬乗石など、白馬信仰にゆかりのあるスポットも点在。神話や伝説に触れながらの散策も楽しめます。
箱根駒ヶ岳山頂からは、芦ノ湖を見下ろす壮大なパノラマビューが広がり、富士山や駿河湾、南アルプス、さらには相模湾までを一望。約20〜30分ほどの散策で絶景を堪能することができるので、普段ハイキングをしない人でも気軽に楽しめます。箱根元宮や箱根駒ヶ岳は、絶景のフォトスポットとしても人気で、写真好きにもファンが多いスポット。特に晴れた日には富士山をバックに素晴らしいショットを収めることができます。
SPOT箱根元宮
箱根・芦ノ湖エリアには、歴史的な名所や美術館が点在しています。古代の歴史に触れたり、現代アートを鑑賞することで、知的好奇心を満たす旅が楽しめるはずです。
『箱根関所』は、江戸時代の主要道路である東海道を監視していた重要な場所です。ここは、全国に50か所余りあった関所の中で、当時の姿を日本で唯一完全復元している場所。江戸時代末期の詳細な史料を基にした復元が行われており、まるで150年の時を超えて江戸時代にタイムスリップしたかのような感動を体験できます。
『箱根関所』の魅力は、威厳溢れる佇まいにあります。渋墨塗りの建物や、さすまたなどの捕り物道具からは、厳しい取り締まりを行なっていた江戸時代さながらの緊張感が感じられ、訪れる者を圧倒します。重要な建物とされていた大番所や上番休息所や足軽番所、極悪人を拘留した獄屋、芦ノ湖を高台から見張る遠見番所など、さまざまな施設を見学すれば、江戸時代の生活や歴史を学ぶことができるはずです。
隣接する「箱根関所資料館」では、関所手形や関所破りの記録、古代道中絵図、関所日記などの古文書や武器を展示しており、箱根関所や箱根宿に関わる資料を13のテーマで分かりやすく解説しています。大名行列のミニチュア展示も大人気で、歴史に興味がある方には見逃せないスポットです。富士山や芦ノ湖を一望できる展望広場もあるので、記念撮影をお忘れなく。
SPOT箱根関所
『箱根駅伝ミュージアム』は、令和6(2024)年に100回目の開催を迎えた箱根駅伝の歴史を余すところなく展示している、駅伝ファンにはたまらない施設です。箱根町港の往路フィニッシュと復路スタート地点のすぐそばにあります。
有料ゾーンの入口天井には、箱根駅伝第1回大会で参加した4校(明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京高等師範学校(現・筑波大学))のタペストリーがお出迎え。ミュージアム内では、箱根駅伝各大会の名シーンを収めた写真やDVD映像、選手の愛用品などを鑑賞できます。駅伝のデータを検索できるコーナーもあり、ファンには見逃せない情報が盛りだくさんです。寄木細工で作られた「往路優勝記念トロフィー」のレプリカが展示されているスペースもあります。箱根駅伝の歴史や往路優勝記念トロフィーの変遷を写真や物品とともに学べば、次の箱根駅伝を観戦するのが楽しみになるはずです。
施設内には、EKIDEN CAFE「20 SPIRITS」やミュージアムショップも併設されており、ゆったりと過ごすことができます。カフェで一息つきながら、駅伝に関する話題で盛り上がるのもいいですね。ミュージアム周辺には大会にまつわるモニュメントも点在しているので、散策をしながら見つけてみてください。
SPOT箱根駅伝ミュージアム
『箱根 芦ノ湖 成川美術館』は、芦ノ湖と箱根神社の赤い鳥居を見下ろす高台に位置し、雄大な眺望を楽しめるロケーションが魅力です。芦ノ湖と富士山を望む景観はまさに一級品で、美術鑑賞とともに自然の美しさも堪能できます。戦後の現代日本画に焦点を絞り、名品を約4,000点収蔵。山本丘人や平山郁夫といった有名作家の作品から、将来有望な新進画家の作品まで、幅広く展示されています。年4回の展示替えが行われるため、訪れるたびに新しい作品との出会いが期待できるのも嬉しいポイントです。
館内には、一面ガラス張りの展望ラウンジがあり、芦ノ湖や富士山、そして平和の鳥居という箱根の象徴的な風景を一望。展望ラウンジの窓は総長50mにも及び、まるで絵巻のような絶景を満喫できます。箱根関所とのお得な共通入場券(1,600円/税込)も用意。あわせて訪れれば、いにしえから現代までの箱根の文化にたっぷりと触れることができます。
鑑賞後には、ティーラウンジ「季節風」でひと休み。箱根随一の景色を眺めながら、石井康治や三上亮による貴重な美術工芸品の器で提供されるお茶を楽しむことができます。ケーキセットやホットサンドセット、季節限定のスイーツなど、多彩なメニューが揃っており、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
SPOT箱根 芦ノ湖 成川美術館
▼おすすめ記事
箱根で訪れるべきスポット特集【美術館編】
箱根・芦ノ湖のおすすめ観光スポットを紹介してきましたが、気になる施設はありましたか? 絶景スポットや歴史的な施設など、幅広い観光スポットがある箱根・芦ノ湖。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
箱根ナビのYouTubeでは、「箱根の達人」箱山幸太郎が究極の箱根の楽しみ方をお届けしています。こちらでも箱根・芦ノ湖のスポットをご紹介中。記事の中でおすすめしきれなかった飲食店やスイーツもありますので、合わせてお楽しみください。
※2024年6月27日時点の情報です。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。