箱根・強羅のランチおすすめ11選

箱根の老舗かつ料理店『田むら銀かつ亭 本店』は、昭和47（1972）年の創業以来、地元の人々や観光客に愛され続けている名店です。一軒家を改装した店内は、テーブル席や座敷があり、ゆったりとくつろぎながら食事を楽しむことができます。

田むら銀かつ亭の看板メニューは、箱根名物「豆腐かつ煮」（単品1,430円、定食1,738円、御膳2,750円／各税込）です。地元の豆腐店「銀豆腐」の特注豆腐に豚ひき肉を挟み、米油でヘルシーに揚げ、土鍋で卵とじにした一品は、熱々でジューシーな味わいが特徴。甘辛いお出汁が染みた豆腐かつは、たまねぎとネギの食感もアクセントになっています。豆腐を使用し、米油100％で揚げているため、ヘルシーなのも嬉しいポイントです。

休日には行列が絶えない人気店ですが、待ち時間は長椅子が用意されているので、風情ある建物を眺めながらゆっくりと待つことができます。また、令和6（2024）年1月にオープンした隣の「はこね天空のテラス」では、食後にうれしいスイーツや、田むら銀かつ亭のとうふメンチカツを使ったカツカレーやサンドウィッチも楽しめます。大文字山を一望できる絶景テラスも店の魅力の1つ。テイクアウトメニューはお土産にもおすすめです。

箱根の老舗そば店『箱根そば 五代福庵』は、強羅駅から徒歩1分の場所にあり、100年以上の歴史を誇る名店です。令和5（2023）年9月にグランドオープンした店内は、明るく落ち着いた雰囲気で、ソファー席やテーブル席が用意されています。こだわりは、何といっても蕎麦粉にあります。北海道深川市多度志町産の玄ソバをベースに、道内の山ソバのみを厳選し、格別な風味、香り、喉越しを楽しめる蕎麦粉を使用。小麦粉などのつなぎを一切使わない十割蕎麦は、そばの味わいを存分に堪能できます。また、5ヶ月間じっくり寝かせた「かえし」は、醤油のカドが取れ、まろやかな味わいが特徴です。

おすすめメニューの1つは「天せいろ」（単品2,600円、小丼セット3,200円/各税込）。えびやなすのほか、季節に合わせた野菜の天ぷらが楽しめます。店主が小田原の農家を中心に、実際に食べてみて仕入れ先を選んでいるため、新鮮で美味しい野菜が味わえます。天ぷら粉には卵を一切使わず、アレルギーにも配慮。水分が飛びやすい粉を使用しているため、天ぷらなのに重くなく、軽い仕上がりになっています。

もう1つのおすすめは「石焼鴨せいろ」（単品2,800円、小丼セット3,500円/各税込）。近江産の上質な鴨肉を使用し、臭みやクセがほどんどなく、脂身と肉質が絶品で、摺りたての粒山椒と一緒に食べるのもおすすめです。

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箱根の美しい自然に囲まれた『懐石料理 花壇』は、昭和初期に建てられた旧閑院宮別邸の風情ある佇まいの中、四季の移ろいを感じられる特別なひとときを提供します。強羅駅からわずか徒歩3分というアクセスの良さも魅力の1つで、観光ついでに立ち寄るにもぴったりです。上品な雰囲気の店内では、旬の素材をふんだんに使った懐石料理が楽しめます。

全国各地より厳選された食材を一品一品丁寧に仕上げ、素材本来の旨味を引き出しています。メニューは月替わりとなっており、四季折々の旬の食材をお楽しみいただけます。おすすめは、ランチ限定の懐石料理「水仙」全八品（8,470円/サービス料、税込）。比較的お手頃な価格で、旅館"強羅花壇"の懐石料理が味わえると人気です。また、全九品の懐石料理「桜」（12,100円/サービス料、税込）は、より充実した内容で、じっくりと懐石料理を堪能したい方におすすめです。

食事と入浴やエステがセットになったプランもあり、心も体もリフレッシュできる至福の時間を過ごせます。また、宿泊の予約をしなくても、「強羅花壇」の食事が楽しめるのも魅力の1つ。ただし、席数や食材に限りがあるため、事前予約が必要になります。

早川のせせらぎを感じる緑豊かな場所に佇む、家庭的な雰囲気が漂う隠れ家的な喫茶店です。店内には店主手作りのリースが飾られ、かわいらしいインテリアが至る所に散りばめられています。

『ぱんのみみ』の看板メニューは、「ぱんグラタン」（1,430円/税込）。開店当時はまだ珍しかったこのメニューは、パン好きの店主ならではの一品です。グラタンには水を一切使わず、玉ねぎをたっぷりと使って自然な甘みを引き出しています。生クリームでじっくりと煮込まれたグラタンは、まろやかで優しい味わいが特徴。パンは御殿場のパン屋から仕入れた、きめ細やかな食感のものを使用しています。1斤を4つに切って提供されるため、6枚切りの5枚分に相当するボリューム感も魅力の1つ。さらに、数量限定で、夏にはカレー風味、秋にはきのこのぱんグラタンなど、季節限定のバリエーションも楽しめます。オムライスやパスタなど、他のメニューも家庭的で温かみのある味わいが自慢です。

また、「本日のケーキセット」（1,210円/税込）も人気のメニュー。季節に合わせたシフォンケーキとフルーツ、フルーツソースの組み合わせは、見た目も味わいも満足度の高い一品です。緑と水音に包まれた『ぱんのみみ』で、店主のこだわりが詰まったメニューの数々を味わってみてはいかがでしょうか。

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箱根の豊かな自然に囲まれた『ホテルインディゴ箱根強羅』の中庭へと続く大きな窓から光が差し込むラウンジ席で、薪グリルで焼き上げたこだわりのハンバーガーが味わえます。箱根の自然美や郷土文化にインスパイアされたアートワークが随所に施され、洗練された空間が広がっています。立体的な寄木細工の文様が刻まれた板張りの天井や、木の温もりが感じられるインテリアなど、五感を刺激する空間は、ホテルならではの特別な時間を演出します。薪グリルの焼ける音も、食欲をそそるBGMとなり、非日常的な雰囲気を醸し出しています。

おすすめは、こだわりの国産牛100％のパティを使用した「リバーサイドダブルビーフバーガー」と「インディゴビーフ＆ベジタブルバーガー」（2,300円/税込・別途サービス料13％）。どちらも、薪グリルでじっくりと焼き上げた、ジューシーで深い味わいが特徴です。ダブルビーフバーガーは、200gのパティを2枚使用し、さらにベーコン3枚とチェダーチーズをトッピングすることで、食べ応えのあるパンチの効いた一品に。ベジタブルバーガーは、彩り豊かな野菜がたっぷりで、ヘルシー志向の方にもおすすめです。

どちらも、パティの旨味を引き立てる、特製の柚子風味のマヨネーズが隠し味。和の要素を取り入れた、繊細な味わいが、肉の旨味と絶妙に調和しています。箱根の雄大な自然を眺めながら、贅沢なハンバーガー体験をお楽しみください。

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箱根の静かな場所にひっそりと佇む『ITOH DINING by NOBU』は、まるで隠れ家的な魅力を持つ鉄板焼きレストランです。世界的に有名なスーパーシェフ、松久信幸氏と、オーナーシェフ伊藤啓輔氏が華麗にコラボレーションしたこのレストランは、訪れる人々に特別な食体験を提供します。店内は、シンプルモダンでスタイリッシュなデザインが施されており、鉄板カウンター席とテーブル席がラグジュアリーなひとときを演出します。シェフたちが厳選した神戸牛や相模湾のシーフード、箱根近郊で採れた旬の野菜などを使用した和のエッセンスが効いたメニューが豊富です。

おすすめは、特選の黒毛和牛、相模湾の魚介類、箱根西麓野菜をふんだんに使用した「特選黒毛和牛ステーキランチ9g（7,000円/税込）」です。また、NOBUこと松久信幸氏の代表するシグニチャーディッシュ「銀だらの西京焼き（2,000円/税込）」も必ず食べておきたい一品です。

また、系列店「GORA BREWERY」のクラフトビールやNOBUオリジナルのワイン、日本酒も楽しめます。「GORA BREWERY」のクラフトビールは、International Beer Cup にて入賞するなど、高い評価を受けています。こだわりのクラフトビールやNOBUオリジナルのワイン、日本酒と共に、至福のひとときをお過ごしください。

こだわりのタップビールと本場イタリアで修業したシェフが手掛ける本格ピザが楽しめるお店です。オリジナルブレンドの粉から仕込んだ"ふっくらもっちり"のピザ生地は、パン生地ならではのフワっとモチっとした食感が楽しめる「オリジナルクラスト」と、薄生地でサクっとカリッとした食感の「クリスピークラスト」の2種類から選べます。

おすすめは、系列店ITOH DINING by NOBUで使用している和牛を贅沢にトッピングした「ワギュウギャング」（2,900円/税込）。和牛の甘みと和風ソースに海苔やネギなどの相性がバツグンです。また、7種類のグリルベジタブルをふんだんにトッピングした彩り鮮やかな「ベジタブル」（1,500円/税込）は、アクセントにガーリックオイルを使用しているのが決め手です。

開放的なテラス席もあるので、屋外でピザとビールを楽しむこともできます。隣接している系列店GORA BREWERYのクラフトビールは常時8種類が用意されており、ピザとの相性も抜群。お持ち帰り用のビールやアパレル商品も多数取り揃えているので、お店の雰囲気を自宅でも味わえます。

キャンプ場でコーヒーを飲みながらひと息つくような、ゆったりとした時間を過ごせるカフェです。強羅駅から徒歩約2分の場所にあり、元農協の建物をリノベーションした店内は、コンクリートと木材、観葉植物が調和した開放的な空間が広がります。

おすすめメニューは、自家製スペアリブプレート（1,738円/税込）。濃厚な特製タレに漬け込んで焼いたスペアリブに加え、ごはんや副菜、サラダがたっぷりと盛り付けられた贅沢な一皿です。低温でじっくり調理したローストビーフ、キャロットラぺ、スマッシュドポテト、十五穀米のご飯がひと皿に盛り込まれており、ローストビーフのタレまで手作りにこだわっています。また、「10種のスパイスとチキンのカリー」（1,518円/税込）も人気の一品です。コーヒーは、店内の2階にある焙煎所で自家焙煎された豆を使用しています。ハンドドリップで丁寧に入れられるコーヒーや、イタリアの高級マシン「ラ・マルゾッコ」で抽出されるエスプレッソは、店自慢の味わいです。定番の「キャンプブレンド」（605円）は、グアテマラ、コロンビア、エチオピアの豆を中深煎りしたもので、酸味と苦味のバランスが絶妙な一杯です。

広々とした客席には、Wi-Fiや電源も完備されているので、ゆったりとした時間を過ごしながら仕事や勉強にも利用できます。美味しい料理とこだわりのコーヒーを味わいながら、リラックスした時間をお過ごしください。

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『プレジール・ドゥ・ルフ』は、箱根写真美術館に併設されたカフェです。強羅駅から早雲山行の箱根登山ケーブルカーで約2分、「公園下駅」下車徒歩4分の場所に位置し、アクセスも非常に便利。店名は仏語で「楽しみ、喜び」を意味する「Plaisir」と「卵」を意味する「oeuf」を組み合わせた造語で、卵型の美術館に併設されたカフェから、アートや自然を感じながらゆったりとした時間を過ごし、何かが生まれ育つ場所でありたいという願いが込められています。

カフェのコンセプトは「五感の回帰」。中庭席でのんびりとアートと自然を満喫しながら、おいしいコーヒーとオリジナルスイーツを味わえます。パリのホテル・リッツのパティスリーで学んだ鈴木輝子さんが手がけるお菓子は、一つひとつ丁寧に手作りされており、「季節ごとのパウンドケーキ」（500円/税込）は看板メニューとして人気です。

また、写真家・遠藤桂の冬季エベレスト遠征の思い出から生まれた「ネパールチキンカレー」（1,000円/税込）は、15種類のスパイスをオリジナルブレンドしたトマトベースのスパイシーな味わいで、好評を博しています。そのほか、パリ在住のリュシーさんから直伝のレシピで作られるキッシュや、季節野菜のポトフなど、季節替わりのメニューもおすすめです。

『Cafe Pic』は強羅公園内にある噴水池を見下ろせるカフェ。強羅公園の噴水池を見下ろすテラス席では、四季折々の表情を見せる自然を眺めながら、ゆったりとした時間を満喫できます。店内は落ち着いた雰囲気で、大きな窓から差し込む優しい光が心地よい空間を演出しています。

おすすめは、名物の「強羅園カレー」（1,100円/税込）。玉ねぎをじっくりと煮詰めることで、甘みとコクが詰まったカレーライスに仕上げています。ゴロゴロとした一口大の野菜は強羅の大きな岩をイメージしており、食べ応えも抜群です。また、自家製ジンジャーシロップを使った「ジンジャーエール」（630円/税込）も人気の一品。国産生姜と沖縄産の黒糖を使用し、キリっとした辛味と濃厚な味わいが特徴です。すっきりとしたのどごしと生姜の旨味が絶妙にマッチし、暑い日にはさわやかに、寒い日には体を温めてくれる、1年を通して楽しめるドリンクです。食後には、小田原の老舗　“スズアコーヒー”のオリジナルブレンドを使用したコクのあるゼリーとソフトクリームが楽しめるコーヒーゼリー（600円/税込）がおすすめ。

強羅公園内にある『一色堂茶廊』も、『Cafe Pic』と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。高い天井で開放感があり、大きな窓やトップライトからの自然光が優しく降り注ぐ、居心地の良い空間で、サンドイッチやスイーツを楽しむことができます。

昭和47（1972）年に創業されたこの老舗は、地元の方々に長く愛されてきました。令和元（2019）年には大規模リニューアルを経て、今では白を基調としたお洒落なカフェのような佇まいに。女性客やファミリーにも親しまれる心地よい雰囲気が漂っています。店内には、オーナーのご家族がセレクトした温かみのある雑貨や小物が並び、訪れる人々を温かく迎えてくれます。

おすすめは、なんといっても「はこねぎょうざ」（単品770円、定食1,210円/各税込）。たっぷりの白菜を中心に、にらとひき肉を包んだこの一品は、ラードの隠し味が効いたジューシーな味わいが特徴です。使用する野菜は三島を中心に地元産にこだわり、ヘルシーさが特に女性に人気です。定食にすればご飯やお新香、お味噌汁もセットになり、大満足のボリュームです。肌寒い日には、あたたかいスープたっぷりの「すいぎょうざ」（単品990円、定食1,430円/各税込）もおすすめ。鰹の出汁が入った中華風でありながら和風の要素も取り入れたスープは、ご飯との相性抜群。「はこねぎょうざ」と同様のタネを使いながら、皮の練り方や包み方を変え、モチモチとしてツルっとおいしい仕上がりになっています。「揚げぎょうざ」は餃子のタレをベースに、隠し味のバルサミコ酢の程よい酸味がクセになる一品です。

その他にも、ニンニクと銀杏が入ったスタミナぎょうざや、海老やタコが入った珍しいぎょうざなど、お客さんのリクエストに応えて生まれていったメニューの数々。地元で愛されるお店だからこその魅力あふれる餃子屋さんで、ぜひ箱根の味をご堪能ください。

今回は、ジャンルごとに強羅エリアおすすめのランチスポットをご紹介しました。旅の気分に合わせて、今回ご紹介したお店にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？ランチの後は、箱根強羅公園や箱根美術館でゆっくりしたり、箱根登山鉄道やケーブルカーを使って、他エリアに足を伸ばしてみるのもおすすめです。箱根ナビでは、ランチ以外の観光情報もたくさん紹介しているので、ぜひそちらも参考に箱根の観光を楽しんでください。

※令和6（2024）年9月6日時点の情報です。