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箱根の旅に、甘く贅沢なひとときをプラスしませんか?今回は、エリアごとに厳選した箱根の人気スイーツをご紹介します。旅の途中で立ち寄りたくなるおしゃれなカフェから、ここでしか味わえない限定スイーツまで、癒しのひとときが楽しめるスポットが満載です。さらに、『箱根スイーツコレクション 2025』限定のスイーツもあわせてご紹介。今だけの美味しさをお見逃しなく。
2025年2月28日(金)から4月23日(水)まで開催される期間限定のスイーツイベント。箱根の幅広いエリアから32店舗が参加し、この企画のためだけに創作された和洋さまざまなスイーツが登場します。今年のテーマは「年に1度のとっておき ごほうびスイーツ」。箱根を代表するシェフやパティシエが手がける、特別感あふれるオリジナルスイーツが楽しめます。
一部の店舗では、小田急トラベルWebサイトを通じて来店当日の11時まで事前予約が可能なので、売り切れの心配もありません。「スイーツ」「箱根フリーパス」「ロマンスカー」「宿泊施設」などを自由に組み合わせて予約することもできます。あなただけの甘い旅プランを楽しんでみてはいかがでしょうか。
地元産の素材を活かしたティラミスで人気のお店。様々なフレーバーがラインアップされています。中でもおすすめなのは「ティラミス ショコラ」(600円/税込)。もともとは限定商品でしたが、好評のため定番メニュー化。エスプレッソ香るチョコスポンジの上にベルギー産チョコレートを使用したチョコクリーム、濃厚なショコラティラミスクリーム、そしてココアパウダーと薄くスライスされたコポーチョコレートの4層仕立てのティラミスです。チョコの食感もアクセントとなり、味わい深くチョコレート好きにはたまらない逸品です。
また「ソフトクリーム」も人気の1つ。なかでも「ティラミス」(580円/税込)がおすすめ。エスプレッソのビターな味わいと濃厚なミルクのコク、マスカルポーネの甘みが溶け合い、まるで本物のティラミスのような贅沢な味わい。さらに、香り豊かなココア風味のワッフルコーンが絶妙にマッチし、一口ごとに至福のひとときを楽しめます。
「箱根スイーツコレクション 2025」では、桜の季節にぴったりな新作スイーツ「ティラミス 桜ミルクティー」(660円/税込)が登場。香り高い「箱根山麓紅茶」を使用した濃厚なミルクティークリームに、ピンク色の桜ゼリーを重ねた春を楽しめる限定スイーツです。桜風味を加えた紅茶シロップが浸み込んだスポンジもより一層味わいを引き立てます。
ミルクティークリームと桜の風味とのバランスを考え、期間限定で販売していたティラミス ミルクティーに使われているものより濃い目につくられているのも特徴。そのため、紅茶の深い味わいをしっかりと堪能できます。さらに、トッピングの桜ゼリーが、見た目にも味わいにも華やかさをプラス。層ごとに異なる食感と風味を楽しむことができるので、スプーンを一気に下まで差し込んで味わうのがおすすめです。
SPOT箱根てゑらみす
『茶のちもと』は、創業75年の老舗和菓子店「ちもと」が手掛ける和菓子とお茶を楽しめるカフェです。箱根湯本の駅前通りに位置し、伝統の和菓子と厳選されたお茶のマリアージュを心ゆくまで堪能できます。
おすすめの「湯もち」(290円/税込)は、白玉粉とメレンゲ状の卵白で作られた柔らかい食感の餅菓子です。中には細かく刻んだ羊羹が練り込まれ、爽やかなゆずの香りがアクセント。ほんのり甘い砂糖の風味が特徴で、長年愛されてきた定番の一品です。お茶とのセットメニューも用意されており、観光の合間にほっと一息つくのにぴったりです。
もう一つの人気商品「八里」(290円/税込)は、こしあん入りの最中で、箱根の山を越える馬につけた鈴をモチーフにしたお菓子です。香ばしい最中の皮とさらりとしたこしあんのバランスが絶妙で、甘さ控えめの上品な味わいが楽しめます。赤、白、紺の紐で3つが繋がれた姿も可愛らしく、特に女性や子どもに人気です。
「箱根スイーツコレクション 2025」では、「うららか日和」(1,300円/税込)を特別メニューとしてお届け。イベントのテーマである「ごほうび」をコンセプトに、見た目も味わいも豪華に仕上げられた和パフェです。
パフェの最下層には、甘酸っぱいイチゴゼリーが敷かれ、その上に濃厚で滑らかなほうじ茶のパンナコッタが重ねられています。トップには、ほうじ茶アイスやふんわりとした食感の和菓子「浮島」、白玉、練り切りで作られた可愛らしいお花や葉っぱ、そしてイチゴのスライスが美しく盛り付けられ、華やかさを演出。
ほうじ茶の香ばしさをベースに、イチゴのゼリーやスライスの酸味が程よいアクセントとなり、甘さと酸味の絶妙なバランスが楽しめます。食材が豊富なため、食べ進めるごとに多彩な味と食感が広がり、飽きることがありません。
おすすめの食べ方は、上から順番に味わうこと。食材ごとに異なる風味や、和菓子ならではの優しい甘さをじっくりと堪能しましょう。とけやすいほうじ茶アイスは早めにいただくのがおすすめです。
SPOT茶のちもと
『デリ and カフェ みつき』は、箱根湯本駅直結の便利な立地にあるセルフサービス形式のカフェ。人気を集めているのが「生とうふシェイク」(600円/税込)です。箱根の大平台にある老舗豆腐屋から仕入れた木綿豆腐を使用し、特製のバニラソフトクリームとミックスすることで、これまでにない新食感のシェイクに。豆腐の濃厚な風味とソフトクリームの甘さが絶妙に調和しているうえ、豆腐の柔らかな食感も楽しいと評判です。唯一無二の味わいがクセになり、リピーターも多いのだとか。
フレーバーは、プレーン以外にも約5種類をラインアップ。特に人気なのは「黒ゴマ豆腐シェイク」(650円/税込)。豆腐と黒ゴマの相性が抜群で、香ばしい風味が口いっぱいに広がります。また、「いちごみるく豆腐シェイク」(750円/税込)は、サクマ製菓とのコラボ商品。ロングセラーの「いちごみるくミルクキャンディ」をシェイクと合わせています。また、2024年からは、伊藤園とコラボした「本格宇治抹茶の生豆腐シェイク」(750円/税込)も発売。上品な和の風味をぜひ味わってみてください。
※写真の「いちごみるく豆腐シェイク」は3月からの販売になります。「いちごみるくミルク豆腐シェイク」と「本格宇治抹茶の生豆腐シェイク」は限定販売ですが終了日は未定となります。
「箱根スイーツコレクション 2025」でいただける「Sweet Sweety Sweets bear ~箱根の森のGIFT~」(2,800円/税込)は、見た目も味わいも楽しめる、ボリューム満点のスイーツです。キャラメルベースのかためゼリーでできた可愛らしいクマが特徴で、見た目のインパクトは抜群。ブッシュドノエルのようなロールケーキは、プレーンスポンジにマスカルポーネクリームを挟み、外側にチョコクリームを使用して仕上げています。さらにフルーツやお花が散りばめられ、春らしい華やかな雰囲気を演出。甘さ控えめのキャラメルゼリーとしっとりロールケーキ、さらにはカリッとしたワッフルなど、異なる食感や味が楽しめる一皿です。
ロールケーキは市販のもの約4個分に相当する厚みがあり、その下にはワッフルも隠れているという贅沢さ。「ボリューム満点」という表現がぴったりです。家族や仲間、カップルでシェアして楽しむのにもおすすめです。崩すのがもったいないほど愛らしい見た目で、SNS映えも間違いなしです。
SPOTデリ and カフェ みつき
『The Hakone Open-Air Museum Café』は、ガラス張りの店内から屋外彫刻や四季折々の景色を眺めながらゆったりと過ごせるカフェ。洗練されたスイーツを楽しむことができます。
中でもおすすめの「ファッゴティーノ」(650円/税込)は、東京・吉祥寺にあるイタリア菓子の名店「ステファノ・アンナ」とのコラボレーションで生まれた完全オリジナルスイーツ。しっとりとしたパイ生地の中に、リンゴ、シナモン、レーズンを練り込んだ「西洋風あん」がたっぷり詰まっています。甘すぎず、リンゴやレーズンの食感がアクセントとなり、一口ごとに新しい味わいを楽しめるのが魅力。温めて提供されるため、素材の風味がより引き立ち、ほっとする美味しさです。
さらにおすすめは、「ジェラート・コン・パーネ」(650円~/税込)。パンのようなふわふわのブリオッシュにオリジナルのジェラートを包んだ贅沢な一品。ジェラートは、地元産のフレッシュフルーツを使用したフレーバーや、バニラ、カシス、ブルーベリーヨーグルト、チョコレートなど5種類から選べます。季節によってフレーバーが変わるのも楽しみのひとつです。
特に、イタリアのチョコレートブランド・DOMORIのカカオを使ったチョコレートジェラートが人気。美しい景色を眺めながら、素材へのこだわりと独自の工夫が詰まった特別なスイーツをお楽しみください。
「箱根スイーツコレクション 2025」では、「森の抱愛」(入館料込み3,800円/税込)と名付けられた贅沢で華やかな一品が登場。平和への願いを込めて、ウクライナ産の蜂蜜を使用したオリジナルスイーツです。
生地には「パートシュクレ」と呼ばれるタルト生地を使用。サクサクとした食感が特徴です。生地の間には、ラズベリー入りクリームチーズと蜂蜜を練り込んだマスカルポーネクリームが層になってぎっしり詰まっています。さらに、最下層には京都産の抹茶クリームと、蜂蜜を使った黒いクリームが加わり、味わい深さを感じられます。
甘さ控えめで、それぞれの層が異なる甘さと風味を持つため、最後まで新鮮な美味しさを楽しめます。また、別添えのひまわり蜂蜜ソースをかけて、風味の変化を楽しむのもおすすめです。上から少しずつフォークを入れると、崩れずキレイに食べられるので、食事の途中でも美しい写真を撮りたい人はぜひ試してみてください。
SPOTThe Hakone Open-Air Museum Café 彫刻の森美術館
『箱根の森のパンケーキ』は、こだわりの食材で作られたパンケーキを楽しむことができるお店。カレーやローストビーフ、パスタなど洋食メニューも充実しています。
おすすめの「箱根の森のパンケーキ」(1,280円/税込)は、シンプルながらもしっかり食べ応えのあるこだわりの一品です。生地にはマスカルポーネチーズが練り込まれており、しっとりとした食感と素材の自然な風味を楽しめます。クリームにもマスカルポーネチーズを使用しており、パンケーキと相性抜群。ミルクのコクが際立つ独自の味わいが特徴です。さらに、パンケーキの上には抹茶パウダーが振りかけられ、箱根の森を表現しています。
もう一つのおすすめ、「苺とチョコフォンデュのパンケーキ」(2,280円/税込)は、贅沢なスイーツとして人気の一品です。スタンダードなパンケーキにフレッシュな苺をたっぷり添え、濃厚なチョコソースとともに味わえます。苺の甘酸っぱさとマスカルポーネチーズクリームのミルク感が絶妙にマッチし、さらにチョコソースを絡めることで、よりリッチな味わいに。お店のスタッフおすすめの食べ方は、苺に練乳を合わせるような感覚で、クリームと苺、パンケーキとチョコソースを一緒にいただくこと。豊かな味わいが口いっぱいに広がり、より一層幸せを堪能できるのだとか。
「箱根スイーツコレクション 2025」では「彩緑紅 ーSAI RYOKU KOUー」(ドリンク付2,750円/税込)が提供されます。人気の「箱根の森のパンケーキ」と「苺とチョコフォンデュのパンケーキ」を融合させ、さらに和のテイストを加えた贅沢な一品です。箱根の春を象徴する新緑をイメージし、ババロアのように滑らかな抹茶ケーキとあんこが添えられています。ふわふわのパンケーキは3つ盛り付けられており、それぞれ異なるトッピングで味わえます。
パンケーキには、通常のメニューと同じくミルクの風味豊かなマスカルポーネチーズ入りのクリームが使用され、抹茶ケーキとの相性も抜群。クリームの滑らかさと抹茶のほろ苦さ、そしてあんこの甘みがマッチします。見た目も華やかで春の訪れを感じさせる彩り豊かなスイーツです。定番のパンケーキも人気の「苺とチョコフォンデュのパンケーキ」も両方味わいたい、と迷う方にもぴったりな一皿。ボリューム満点なので、シェアして楽しむのもおすすめです。
SPOT箱根の森のパンケーキ
強羅公園内に佇む『一色堂茶廊』は、素材にこだわったスイーツやサンドイッチが楽しめます。見た目も味わいも楽しめるこだわりの逸品が揃っています。その中でも特におすすめなのが「フレンチトースト」(990円/税込)と「真っ赤なリンゴのケーキ」(880円/税込)です。
「フレンチトースト」は、静岡の名店「ブランジェ ベックファン」から仕入れた食パンを使用。自家製のアパレイユ(卵液)に24時間漬け込み、弱火でじっくりと焼き上げています。外はカリッと香ばしく、中はふわとろの食感が特徴で、一度食べるとやみつきになる味わい。甘さは控えめながらも、パン自体にしっかりと味が染み込んでいるため、メープルシロップをかけずとも満足感があります。季節ごとに変わるフルーツとホイップクリームが添えられ、味のバリエーションも楽しめます。リピート率ナンバーワンのメニューなのだとか。
「真っ赤なリンゴのケーキ」は、真っ赤なドーム状のムースケーキの中に、シャリッとした食感の角切りリンゴと濃厚なリンゴジャム、そして滑らかなカスタードクリームが詰まったメニュー。りんごの自然な甘みとムースの軽やかな口当たりが絶妙です。可愛らしい見た目と割った瞬間のサプライズ感も楽しめます。
「箱根スイーツコレクション 2025」では、「スプリングアフタヌーンティー〜a treat for myself〜」(3,250円/税込)が登場。春らしい彩りと贅沢な内容で、自分へのごほうびにぴったりな、特別なひとときを過ごせます。
上段には、桜のグラスケーキとイチゴのタルト、抹茶のマカロン、自家製スコーンが並びます。桜のグラスケーキは、桜のエキスを練り込んだホイップクリームと桜の塩漬けがトッピングされており、口に広がる桜の風味が春を感じさせてくれます。イチゴのタルトは、サクサクのタルト生地にカスタードクリーム、そしてフレッシュな甘酸っぱいイチゴを贅沢にトッピング。甘さと酸味のバランスが絶妙で満足感たっぷりです。
下段には、一色堂茶廊自慢のサンドイッチがのせられます。自然有精卵のだし巻きサンド、燻製鶏ハムサンド、そして二色サンド(フルーツにんじんサンドと濃密アボカドサンド)、和牛ローストビーフサンド(こちらのみ3,750円/税込)の4種類からお好みを選べます。どのサンドイッチも素材と味にこだわり、人気のある商品ばかり。
見た目の華やかさだけでなく、味や食感、香りといった五感で楽しめる特別なアフタヌーンティー。人気商品のため、事前予約または早い時間の来店がおすすめです。
SPOT一色堂茶廊
『Hakone Emoa Terrace』は、箱根ラリック美術館に併設された複合施設内のレストランとスイーツショップで、美術館への入館チケットがなくても利用できます。レストランは、モーニングからランチ、カフェタイムまで幅広く利用可能。敷地内の工房で専属パティシエが作るスイーツを堪能できます。
おすすめスイーツは「箱根カヌレ」(440円/税込)と「季節のフルーツタルト」(750円/税込)。「箱根カヌレ」は、常時5種類ほどのフレーバーが用意されています。特に人気の「ベリーベリーベリー」は、果実の甘酸っぱさとホワイトチョコの甘みが絶妙。また、「ホワイトチョコ・レモン」は、レモンクリームとホワイトチョコの爽やかな組み合わせが魅力です。どのフレーバーでも、外はカリッと、中はしっとりとした食感が楽しめます。
さらに「季節のフルーツタルト」は、旬のフルーツを贅沢に使用。春は小田原産の甘いポンカンやイチゴを使ったタルトが登場しており、みずみずしい口当たりとジューシーな甘さが特徴です(終売時期未定)。
※カヌレの価格は変動することがあります。
「箱根スイーツコレクション 2025」でお届けするのは、「箱根カヌレ」を使った「いちごサンドレ」(コーヒーまたは紅茶+入館券付き2,200円/税込)。「サンドレ」という名前は、サンドとカヌレを掛け合わせた造語で、食感と風味が楽しめる工夫が詰まっています。
カヌレ生地には、小田原産の新鮮なイチゴを練り込み、しっとりとした甘酸っぱさが漂う味わいに仕上げられています。さらに、箱根カヌレを半分にカットし、たっぷりの生クリームとイチゴのコンポートをサンド。イチゴの芳醇な香りとクリームの優しい甘みが絶妙にマッチし、ひと口ごとにイチゴの風味を存分に堪能できます。
また、周りにはイチゴを乾燥させたチップスが散りばめられ、見た目にも華やか。カリカリとした食感がアクセントになり、味わいの楽しさもプラスしてくれます。カヌレ生地の外側のカリッとした食感と、中のしっとり感、さらにクリームやコンポート、チップスが織り成す多彩な味わいを楽しんでください。
SPOTHakone Emoa Terrace
素材にこだわった、温もりあるスイーツが楽しめる『仙石原茶屋』。おすすめは、「ほろ苦レトロプリン」(720円/税込)と「こだわり珈琲ゼリーアイス添え」(800円/税込)です。
「ほろ苦レトロプリン」は、卵の味をしっかり感じられる濃厚な固めのプリン。神奈川県愛甲郡愛川町の養鶏場で育てられた鶏の赤卵を使用し、1つのプリンに卵黄を贅沢に2個分使っています。卵黄の濃厚な味わいを引き立てるために卵白は少なめに調整し、甘さ控えめに仕上げるために三温糖を使用。生クリームなどを使わず、昔ながらのシンプルな材料で作られているため、卵と牛乳本来の美味しさを堪能できます。お店の看板メニューであり、午後には完売してしまうほどの人気商品です。
もう一つのおすすめメニューである「こだわり珈琲ゼリーアイス添え」は、コーヒー好きにはたまらない一品。こだわりの焙煎豆を使用し、アイスコーヒーと同じ工程で淹れたコーヒーをそのままゼリーに使い、仕上げているそう。甘味を一切加えていないため、コーヒーそのものの濃厚な味わいとほのかな苦みをしっかりと楽しめます。ゼリーの上には、クリーミーな生乳ソフトクリームがたっぷりと乗せられ、苦みと甘さの絶妙なバランスが楽しめるのもポイント。この珈琲ゼリーを求めて来店されるリピーターも多いのだそうです。素材の良さを最大限に活かしたスイーツをぜひ楽しんでください。
「箱根スイーツコレクション 2025」で発売されるのは、「春の桜レトロプリン アイス添え」(1,800円/税込)。看板メニューである「ほろ苦レトロプリン」の限定バージョンとして、春ならではの贅沢なスイーツに仕上げられています。
「桜レトロプリン」の上には、じっくり煮込んだ大納言小豆とピンク色の桜の塩漬けがトッピングされており、見た目にも美しい一品です。一口ごとに桜のほのかな香りが広がります。
さらに、プリンのお供として、黒蜜ときな粉がかけられた抹茶アイスと生乳アイスが添えられています。プリンとアイスを一緒にほおばることで、桜レトロプリンの甘さと抹茶のほろ苦さ、そしてアイスの滑らかさが絶妙にマッチ。コーヒーまたは紅茶がセットで提供されるため、スイーツとドリンクのペアリングも楽しめます。
SPOT仙石原茶屋
『Lucky's Cafe』は、デコレーションケーキやカットケーキ、焼き菓子が楽しめるお店。ショーケースには、思わず迷ってしまうほどのスイーツがずらりと並びます。持ち帰りはもちろん、併設のカフェで大涌谷の景色を眺めながらいただくこともできます。添加物をできるだけ使わず材料を吟味して仕上げたケーキは、甘さ控えめで体に優しいのが特徴です。
ファンが多いという「温泉卵プリン」(イートイン495円、持ち帰り378円/税込)は、お湯につけて蒸し焼きする製法が、まるで温泉に浸かっているように見えることから名付けられたそうです。細長い牛乳瓶のような容器に詰められており、とろけるような滑らかさが特徴。ほろ苦いカラメルとのバランスも絶妙で、一度食べるとクセになる美味しさです。
他にも、四季折々のフルーツを使ったタルトやロールケーキ、モンブラン、パフェなどバラエティ豊かに取り揃えています。焼き菓子の種類も多く、お土産にもぴったりです。季節や日ごとにラインアップは変わるので、どんなスイーツが購入できるかは訪れてからのお楽しみ。カフェでは、シェフがこだわって作るランチメニューも提供。スイーツと合わせて堪能しましょう。
「箱根スイーツコレクション 2025」では、「ドリパ~Dream Parfait~」(1,760円/税込、コーヒー又は紅茶付2,090円/税込)をお届け。ショートケーキ、ミルフィーユ、アイスクリーム、フルーツ、レアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキがぎゅっと詰め込まれた夢のようなパフェ。一度にさまざまなスイーツを楽しみたい、というわがままが叶います。
さらにパフェの上には、フォークをモチーフにしたパリパリのクレープ生地をのせて、フォークが刺さっているかのように演出。見た目にもインパクトがあり、遊びごころをプラスした華やかな仕上がりになっています。また、さまざまなスイーツが層になっており、スプーンを入れるたびに違った味わいや食感が楽しめるのも魅力。どこから食べても新しい発見があり、最後まで驚きとワクワクが続きます。多彩な味わいと食感を楽しめる贅沢なパフェは、まさにごほうび。口いっぱいに広がる幸せを存分に堪能してみては。
SPOTLucky's Cafe
『山のホテル』内にある『ラウンジ』。天井が吹き抜けとなった店内に大きな窓があり、解放感あふれる空間と絶景が魅力です。春から秋にかけて富士山を望むテラス席も用意されています。冬には『山のホテル』のシンボル的存在であるマントルピースに暖炉の火が灯り、暖かな雰囲気の中で心地よい時間を過ごすことができます。
おすすめのスイーツは「ホテルオリジナルケーキ」(650円/税込)と「シュークリーム」(750円/税込)です。ケーキは専属のパティシエが手がけており、季節に合わせたラインナップが魅力。旬の果物を活かした華やかな見た目が楽しめます。さらに、春には山のホテルオリジナルのつつじ紅茶を使用したクリームを使うなど、所々に季節感が散りばめられています。
また、「シュークリーム」は、あさぎり牛乳を使用したクリームが特徴。成分無調整のあさぎり牛乳が生み出す控えめな甘さと、バニラシードの上品な香りが絶妙にマッチ。滑らかな口当たりで、サクサクのクッキー生地とも相性抜群です。自然豊かな景色とともに、ここでしか味わえない贅沢なスイーツを堪能してみてくださいね。
「箱根スイーツコレクション 2025」でお届けするのは、1日限定20食の「エトレンヌ」(単品2,000円、コーヒーまたは紅茶付2,600円/各税込)です。「エトレンヌ」という名前は、フランス語で感謝の気持ちを込めた贈り物を意味しており、お客さまへの感謝を形にした春のプレゼントをスイーツで表現しています。
蓋付きの箱がテーブルに運ばれ、プレゼントを開けるようなワクワク感で蓋を開けると、色とりどりのスイーツがお目見え。イチゴと桜の生チョコレートタルト、ピスタチオのマカロン、イチゴのバターサンド、フランボワーズと柚子のムース仕立てなど、風味や食感が異なる6種類のスイーツが詰め込まれています。それぞれのスイーツには、春の彩りや華やかさが丁寧に表現されており、目でも舌でも楽しめるのが魅力です。まるで贈り物のような「エトレンヌ」を、春の訪れとともに味わってみてください。
SPOT山のホテル ラウンジ
『甘酒茶屋』は江戸初期からある老舗の茶屋。箱根の人気スポットであり、体がほっと温まる「甘酒」(500円/税込)やこだわりの「力餅」(600円/税込)がいただけます。創業当時から変わらない製法で作られる甘酒は、アルコールや砂糖を一切使用せず、お米と麹だけで自然で優しい甘みを引き出しています。そのため、赤ちゃんから大人まで安心して飲むことができるのが特徴です。甘酒は、栄養価の高さから「飲む点滴」とも呼ばれており、旅の疲れも癒されることでしょう。
もう一つのおすすめメニューである「力餅」は、お餅を炭火で焼き上げた香ばしい逸品。3種類がラインアップされており、青大豆を挽いた香り高い「うぐいす」、醤油と海苔の風味が楽しめる「いそべ」、数量限定の「黒ごま」から選べます。特に、黒ごま餅はその日の朝に挽いたばかりの黒ごまを使用しており、香ばしい香りが堪能できます。昔ながらの雰囲気が漂う空間で、いにしえの旅人になったような気持ちでのんびりと和スイーツを楽しんではいかがでしょう。
「箱根スイーツコレクション 2025」の期間中にいただける「丹波の黒豆汁粉 薄葛仕立て」(1,200円/税込)は、丹波の最上級黒豆を贅沢に使用した逸品。黒い器に盛り付けられており、見た目にも上品です。
主役の黒豆は4日間かけてじっくりと炊き上げます。焦げ付きやムラ、豆にしわが生じないよう、一日の大半を費やして丁寧に仕上げているのだそうです。長時間かけて煮立てることで、黒豆本来の風味とほのかな甘さが絶妙に引き出され、上品で優しい味わいに仕上がります。
お餅は炭火で香ばしく焼き上げたものを使用。外はカリッと、中はふんわりとしたお餅と、とろりとした黒豆が織りなす食感と風味は、和スイーツ好きにはたまりません。さらに、箸休めとして赤かぶの漬物が添えられているのもうれしいポイントです。ほんのりとした塩味とシャキッとした食感が、甘さで満たされた口の中をすっきりとリセット。そのため、再び汁粉の優しい甘みを新鮮な気持ちで楽しむことができ、最後のひと口まで飽きることなく味わえます。
SPOT甘酒茶屋
『ザ・プリンス 箱根芦ノ湖』内の『ラウンジ やまぼうし』は暖炉のある落ち着いた雰囲気が魅力。ゆったりとくつろぎながら味わえるスイーツが揃っています。中でもおすすめは「いちごのロールケーキ」(1,000円/税込)と開業当初から人気のある「アップルパイ」(1カット750円、ホール5,500円/各税込)です。
「いちごのロールケーキ」は、加熱すると黄身が白くなる「ピュアホワイト」と呼ばれる卵を使用した真っ白のスポンジと、いちごを加えたピンク色のスポンジ、そしていちごクリームからなる紅白のコントラストが華やかなメニュー。フレッシュないちごが爽やかで、甘すぎないのもうれしいポイントです。テイクアウトもできるため、ホテルのお部屋でゆっくり楽しむのもおすすめ。
「アップルパイ」は、1978年の開業当時から、45年以上も愛され続けている一品。根強いファンが多く、これだけを目当てに訪れる常連のお客さまも少なくないのだそうです。リンゴがふんだんに使用されており、軽やかなパイ生地とのバランスが絶妙。ほおばると、甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。カットはもちろん、ホールでも購入できるので、大切な人へのお土産にもおすすめです。
※いちごのロールケーキは2025年4月24日(木)までの期間限定商品です。アップルパイのホールでのお持ち帰りは、3日前までのご予約が必要
「箱根スイーツコレクション 2025」の限定メニューは、「Papillon Repose」(ドリンク付き3,000円/税込)。いちごが贅沢に使われ、春の訪れを感じられる一品です。「羽根を伸ばしてゆっくり過ごしてほしい」というホテルからの願いをこめて、蝶が枝に止まって羽を休めている姿をモチーフにしているのだとか。チョコレートの枝とクッキーで作られたピンク色の蝶で表現されています。その繊細で美しいビジュアルだけでも特別感を味わえます。
グラスの中では、スポンジ生地や抹茶を練り込んだクリームが層状に重なり、味のコントラストを堪能できます。グラスの上には、サクサクのパイ生地やフレッシュないちごをオン。見た目の美しさだけでなく、食感のバリエーションも楽しめます。各層を個別に味わうのも良し、混ぜて一体感のある味わいを楽しむのも良しと、一品で多彩な楽しみ方ができるのも魅力です。見た目、味、食感、香りのすべてが調和したスイーツで、心ゆくまでリラックスしてはいかがでしょう。
SPOTラウンジ やまぼうし ザ・プリンス箱根芦ノ湖
箱根の厳選スイーツをエリア別に紹介しました。「食」は旅の魅力の一つと言っても過言ではありません。どのスイーツもここでしか食べられない魅力的なものばかり。一口食べれば思わず笑みがこぼれる極上のスイーツをぜひご堪能ください。
※令和7(2025)年2月27日時点の情報です。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。