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箱根は、美しい自然や温泉だけでなく、グルメも楽しみの1つ。エリアごとに異なる魅力を持つスイーツや軽食は、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。
今回は、箱根湯本や芦ノ湖、大涌谷など、人気スポットを巡りながら楽しめるテイクアウトグルメを厳選してご紹介。SNS映えするスイーツや、地元の素材を活かした名物まで、箱根ならではの味を楽しんでみてはいかがでしょう。
箱根湯本エリア
宮ノ下エリア
元箱根・箱根町エリア
強羅エリア
仙石原エリア
大涌谷エリア
箱根の玄関口である箱根湯本エリアは、商店街が賑わう食べ歩きの定番スポット。老舗の名店や手軽に味わえるスイーツがそろい、散策が楽しいエリアです。駅からのアクセスが良く、観光前後に立ち寄りやすいのも魅力です。
箱根産の素材を活かしたティラミスで人気のスイーツ店。店名は「照らす」と「ティラミス」を掛け合わせ、「箱根の未来を明るく照らしたい」という想いを込めて名付けられました。
注目のグルメは、「ソフトクリーム」(550円~/税込)。「ミルクマスカルポーネ」「エスプレッソ」「ティラミス」の3種類から選べます。1番のおすすめは「ティラミス(ソフト)」。エスプレッソとほのかに香るマスカルポーネチーズの絶妙な組み合わせで、まるでティラミスそのものを味わっているかのよう。
また、お土産としても人気の「ボトルティラミス」(530円~/税込)は、プレーンをはじめ、季節限定のフレーバーも用意。特にプレーンはリピーターも多い定番商品です。箱根にあるスペシャルティコーヒー専門店「そうけい珈琲」で焙煎されたコーヒー豆のふくよかな香りが漂うエスプレッソと、素材本来の味が楽しめるフレッシュな生クリームがマッチしています。
可愛らしいパッケージデザインやSNS映えする見た目もポイント。箱根湯本の商店街にあるため、観光の前後に気軽に立ち寄ってみてください。
SPOT箱根てゑらみす
老舗のかまぼこ屋が営む、土産物店に併設したテイクアウト専門店。串に刺した揚げたての練りものが購入できます。お店の前にはベンチもあるため、その場でいただけるのも嬉しいポイントです。人気NO.1の「たまねぎ棒」(400円/税込)は、ふんわり滑らかに仕上げた魚のすり身とたまねぎの甘みが絶妙で、幅広い年代に愛されています。また、「明太マヨ棒」(400円/税込)は、明太子のピリ辛さとマヨネーズのまろやかさがやみつきになる逸品。さらに、独自の製法で作られる「珍味揚」(400円/税込)もおすすめ。かまぼこを細かく刻んで繊維を丁寧にほぐし、いかの塩辛や野菜などを加えた珍しい揚げ物です。
店舗の2階ではクラフトビールも販売されています。こちらもテイクアウト可能なため、揚げたてのかまぼこと一緒に一杯、なんて幸せな時間も過ごせます。そして、箱根を訪れた記念に、お土産として名物のかまぼこを購入するのも忘れずに。箱根湯本駅から徒歩わずか2分のところにあるため、電車の待ち時間に過ごすのもおすすめです。
SPOT籠屋淸次郎
『徳造丸 海鮮家 箱根湯本駅前店』は、大正13年創業の老舗網元料理店『徳造丸』が展開する海鮮グルメショップ。新鮮な海産物と郷土の味を大切にし、観光客に美味しさと満足を提供しています。
おすすめは、「金目鯛煮つけ焼きおにぎり」(500円/税込)。おにぎりの中に金目鯛の煮付けが贅沢に入れられ、香ばしく焼き上げられています。タレの甘辛い味わいがご飯と絶妙にマッチ。箸を使わず、手軽に楽しめる一品です。
また、海鮮串も見逃せません。「浜焼きあわび串」(シングル950円・ダブル1,800円/税込)は、柔らかく仕上げられたあわびの食感が楽しめるメニュー。「ほたて串」(800円/税込)はふっくらとした甘みが絶品です。さらに、「えび串」(ダブル750円・トリプル950円/税込)はジューシーな味わいで、芳醇な風味を存分に堪能できます。いずれも新鮮な素材を使用し、その場で焼き上げられるため、香ばしい香りが食欲をそそります。豪快な郷土の味を存分に、気軽に味わってみてください。
SPOT徳造丸 海鮮家 箱根湯本駅前店
箱根湯本の商店街に位置する『Hakone Dolce studio STELLA』は、地元の素材にこだわった絶品ジェラートが味わえる人気店です。厳選された地場産の果物を使用することにこだわり、安心して楽しめるフレーバーが揃っています。サイズはシングルとダブルから選べます(シングル560円〜/税込、 ダブル680円〜/税込)。
※上の写真はシングルです。選ぶ商品によっては追加料金がかかる場合があります
特に定番の「ピスタチオ」は、開店当初から不動の人気を誇る一品。ピスタチオマニアもうなる濃厚な味わいが特長です。また、季節ごとに異なる果物を使用した「キャラメルフレーバー」はぜひとも味わってほしいメニュー。キャラメルベースのジェラートに、時期によってさまざまな風味が混ぜ込まれます。訪れるたびに、どんな味が楽しめるかといったワクワクも堪能できます。
さらに、イタリアの伝統菓子「スフォリアテッラ」をカップ状にしたものにジェラートをのせるのが好評(カップ+210円/税込)。SNS映えする見た目が観光客にも人気です。箱根湯本駅から徒歩数分の立地のため、観光後、ロマンスカーの待ち時間にいただくのもいいですね。
SPOTHakone Dolce studio STELLA
箱根湯本駅から徒歩わずか1分のところにある「まんじゅう屋・菜の花」は、地元で愛されるお店。看板商品の「箱根のお月さま」(120円/税込)は、じっくりと時間をかけて蒸すことで生まれる、もちもちとした食感が特徴です。北海道産小豆に沖縄の塩を加えたあんこを使用しているため、甘さ控えめ。その日に作った温かい饅頭を食べてほしいとの思いから、工場から直送された後、店先で温めて提供されます。散策で疲れた体に、ほんのりとしたぬくもりと甘さが染みわたるはず。
また、もう1つの人気商品「ご黒うさん」(120円/税込)は、竹炭を練り込んだ黒い皮と濃厚な胡麻餡が特徴。ぜひ「箱根のお月さま」と合わせてどうぞ。
さらにおすすめしたいのが、2024年5月に店内にオープンした『GELATO1st ママミルク』のジェラートです。数種類あるなかでも珍しいのは、ミルクベースのジェラートに「箱根のお月さま」と「ご黒うさん」をそれぞれ練り込んだユニークなフレーバー。ジェラートに饅頭がそのまま練り込まれているため、ところどころに生地や皮の食感を感じられるのがポイントです。温泉地といえば饅頭。定番商品と新感覚ジェラートで箱根を存分に満喫しましょう。
SPOTまんじゅう屋・菜の花
箱根湯本駅から徒歩1分。湯本富士屋ホテルのそば、あじさい橋のたもとにあるパン屋『ピコット 湯本駅前店』。おすすめの一つ「クラシックカレーパン」(400円/税込)は、富士屋ホテルのカレーをベースにした風味が特徴。お土産としても好評です。
さらに、見た目の可愛さで人気の「かめメロンパン」(380円/税込)は、緑色のピスタチオクッキー生地を使ったユニークな一品。最近登場したチョコレートバージョンも人気で、思わず写真を撮りたくなるかわいらしさが魅力です。写真映えすること間違いなし。
また、スイーツ好きにぜひ試してほしいのが「飲む杏仁プリン」(各500円/税込)。湯本富士屋ホテルの中華レストラン『桃華樓』の人気メニューをアレンジし、ストローで手軽に楽しめるドリンクタイプの杏仁プリンです。杏仁豆腐の上に、フルーツやキャラメル&コーヒーをトッピングし、バリエーション豊かな味わいが堪能できます。自慢のパンと共に、新感覚デザートをぜひ楽しんでみてください。
SPOTピコット 湯本駅前店
歴史あるホテルやどこか懐かしい雰囲気が漂う宮ノ下エリア。カフェやスイーツ店が点在し、レトロとモダンが融合したグルメが楽しめます。静かな街並みで、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりです。
創業1891年、箱根で長きにわたり愛され続ける老舗パン屋『渡邊ベーカリー』。箱根の湧水を使用したパンがずらりと並びます。観光のおともに気軽に食べやすいよう、個別包装されているのも嬉しいポイントです。
特におすすめなのが「梅干あんぱん」(テイクアウト378円、イートイン385円/税込)と「温泉シチューパン」(テイクアウト745円、イートイン759円/税込)です。「梅干あんぱん」は、小田原の曽我梅林で収穫された梅干しを使用。しっとりとしたあんこと、梅干しの塩味が絶妙にマッチし、他では味わえない特別な一品です。
もう1つの看板商品「温泉シチューパン」は、フランスパンを丸くくり抜き、中にたっぷりのビーフシチューを詰めた贅沢な逸品です。フランスパンは、このメニューのために独自の製法で作られているそうです。パンの外はこんがり、中はシチューをたっぷりと吸っているためモチモチ食感。そして、パンをほおばるごとに、シチューの旨味がジュワッと広がります。パンの蓋をシチューにディップして一緒に食べるのがおすすめです。体が温まるため、寒い時期にぴったり。
SPOT渡邊ベーカリー
箱根の老舗・富士屋ホテル敷地内にたたずむベーカリー。もともとはレストランのパンを持ち帰りたいというお客様の声に応えるかたちで誕生し、オープンから50年以上経った今も、多くの人に愛され続けています。
店内にはパンやケーキ、アップルパイ、キッシュなど40種類以上がずらり。なかでも注目は、大正時代から伝わる「アップルパイ」(カット900円/税込)。大正4年から受け継がれてきたレシピに沿って手作りしており、サクサクのパイ生地とじっくり煮詰めたリンゴの絶妙なハーモニーが魅力です。時代に合わせて改良を重ねながらも、変わらないおいしさを守り続けています。同じく定番商品の「レーズンパン」(800円/税込)は、水はいっさい使わず、牛乳と卵だけで仕込む贅沢な逸品。一口ほおばると、ふんわりとした食感と甘い香りに包まれます。
2025年1月に新登場した「あんブリオッシュ」(400円/税込)も見逃せません。ブリオッシュ生地の中に粒あんを包み、塩が効いた粉糖をまぶした甘じょっぱい味わい。ふわふわ食感で、おやつなどにペロリと食べられる軽さがうれしいポイントです。他にも、季節に合わせた色とりどりのケーキもあり、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力です。
SPOTベーカリー&スイーツ ピコット
芦ノ湖を望む元箱根・箱根町エリアは、美しい景色を眺めながら湖畔のカフェや地元食材を使った名物料理を満喫できるスポットです。観光名所が多く、散策の合間にグルメを楽しむのがおすすめです。
芦ノ湖のそばにあるチーズケーキの専門店。イチオシの「バスクチーズケーキ」は、南箱根産の新鮮な牛乳に合うように厳選したチーズを使用しています。素材の組み合わせにこだわり抜き、チーズ本来の味わいを存分に引き出した「プレーン」(432円/税込)は、1日に500個も売れる人気ぶり。濃厚でありながら甘さ控えめな味わいで、2019年のオープン以来、多くの方に愛されています。
他にイチオシなメニューは「チーズソフトクリーム」(540円/税込)。ミルクの優しい甘みとチーズの豊かな風味が、絶妙なバランスで調和した新感覚のソフトクリームです。夏はもちろん、寒い季節でも多くの方が買い求めるのだとか。合わせていただきたいのは「チーズティー」(594円/税込)。アールグレイティーの上に塩気の効いたチーズフォームが乗った、絶妙なバランスのドリンクです。ここでしか味わえないチーズスイーツは、箱根の散策をより楽しくしてくれるはずです。
SPOT箱根チーズテラス
箱根初のバターサンド専門店。2022年11月にオープンし、店内工房でいちから手作りされる「箱根バターサンド」(各400円/税込)は、こだわりの国産素材を使い丁寧に仕上げられています。特に、濃厚なバターの風味が楽しめる「プレーン」や、新メニューの「抹茶toかのこ豆」が人気です。店先で楽しむ観光客も多く、手軽に食べられるのも嬉しいポイントです。
他におすすめのメニューは、店舗限定の「ミルクバターソフト」(480円/税込)。濃厚なミルクとほんのり香るバターの組み合わせが絶妙です。カップには手焼きクッキーも添えられているため、ディップして楽しんでみてはいかがでしょうか。旅先では、冬でもなぜか食べたくなるソフトクリーム。そんな特別な逸品にぴったりです。
さらに、2024年の春から登場した「抹茶ラテ」(650円/税込)は、お客さんの目の前で丁寧に抹茶を立てて作られる本格派。同店は、箱根の温泉宿『和心亭 豊月』の直営店舗だからこそ、旅館を営むなかで培った特別なおもてなしが光ります。抹茶の豊かな香りが楽しめるアイスとホットの2種類で提供され、季節を問わずおいしくいただけます。
SPOT箱根バターサンド SUN SAN D
温泉地として人気の強羅エリア。おしゃれなカフェやこだわりのスイーツ店が多く、湯上がり前後にほっと一息つけるグルメが充実しています。アート施設も多く、感性を刺激されるエリアです。
箱根強羅公園内にたたずむ『一色堂茶廊』は、素材にこだわったサンドイッチやスイーツが楽しめる。春と秋に咲き誇るバラ園の雰囲気をそのまま味わえるグルメも提供しています。
『一色堂茶廊』併設のテイクアウトでは人気No.1の「バラソフトクリーム」(500円/税込)がおすすめ。濃厚なバニラをベースに優しいバラの風味が広がるスイーツです。鮮やかなピンク色のソフトクリームには、乾燥させたバラの花びらがトッピングされ、見た目も華やか。園内を散策しながら食べてほしいと、コーンでの提供にこだわっています。
また、もう1つのおすすめ商品は「ダマスクローズジュース」(650円/税込)。バラの名産地ブルガリアから取り寄せた天然のバラエキスを使用し、人工的な香りではない、本物のバラの風味が楽しめます。すっきりとしたほんのり甘い無添加ジュースで、寒い季節にはホットでも提供。鮮やかなピンク色のドリンクは目で見ても楽しめます。
年間を通して楽しめるバラのスイーツを片手に、園内を散策しながら特別なご褒美時間をすごしてみてはいかがでしょうか。
SPOT一色堂茶廊
『COFFEE CAMP』は、強羅駅から徒歩3分のところにあるカフェバー。箱根で本格的なコーヒーが飲める場所を作りたいと、2021年にオープンしました。ぜひ飲んでいただきたいのは、「ハンドドリップコーヒー」(660円/税込)。店舗2階の焙煎所で焙煎したこだわりのコーヒー豆を使い、注文ごとに淹れています。また、「ラ・マルゾッコ」と呼ばれるイタリアの本格的なエスプレッソマシンで入れるラテも人気です。
コーヒーと並んでおすすめなのが「自家製チャイ+スチームミルク」(792円/税込)です。試行錯誤を重ねた6種類のスパイスをブレンドし、丁寧にすり潰してつくるこだわり。スパイシーな香りと深い味わいが特徴です。
さらに、「自家製スパイスレモンシロップ」(792円/税込)を使ったレモネードもおすすめ。すりつぶしたスパイスとレモンを煮込んで作る自家製シロップを使用し、お湯またはソーダで割っていただきます。スパイスがアクセントになっているため甘すぎず、さっぱりと味わえます。こだわりのコーヒーを使ったアフォガードやティラミスもテイクアウト可能。ドリンクメニューと一緒に味わってみてはいかがでしょう。
SPOTCOFFEE CAMP
広大なススキ草原が有名な仙石原エリアでは、自然を感じながらスイーツや軽食が楽しめるお店が多く、ピクニック気分で訪れるのもおすすめです。美術館や自然体験施設も点在しており、家族連れにも人気のエリアです。
素材の味を生かした、こだわりのスイーツが人気の『仙石原茶屋』。メニューにある商品はすべてテイクアウトができます。なかでも「ほろ苦レトロプリン」(720円/税込)は人気メニューの一つ。養鶏場から直接仕入れた卵を使用しており、昔ながらの固め食感が愛される理由です。生クリームなどは使用せず、卵そのものの味にカラメルソースのほろ苦い風味が絶妙に合わさり、濃厚で甘さ控えめ。
また、寒い季節には温かい「おしるこ」(800円/税込)がおすすめ。店主が自ら栽培したもち米を使った自家製のお餅と、小豆の優しい甘さが体をほっと温めてくれます。添加物を使用せず素材本来の味わいを大切にしており、リピーターも多いのだそうです。
さらに、ソフトクリームもおすすめ。季節限定(3月下旬ごろまで)の「すすき抹茶ソフトクリーム」(600円/税込)は、抹茶ソフトに黒蜜ときな粉をトッピングした、和を感じられる逸品です。季節によっては、あまおうやブルーベリーのフレーバーも登場。季節を変えて何度でも訪れたくなるお店です。お店があるのは、すすき草原の目の前。スイーツを片手に、開放感あふれる草原でゆっくりとした時間を過ごしてはいかがでしょう。
SPOT仙石原茶屋
『グランリヴィエール箱根 仙石原本店』は、こだわりぬいた素材と製法で作られるラスクが自慢。軽やかなサクサク食感で多くの人に愛されています。特に、カリフォルニア産アーモンドをキャラメルコーティングした「箱根ラスク キャラメルアマンド」(8枚入り648円/税込)は、年間を通して人気No.1の看板商品。
また、見逃せないのが「箱根ロイヤルソフトクリーム」(450円/税込)。地元の「金太郎牛乳」を使用した、まろやかでさっぱりとした味わいが特徴です。プレーンラスクが1枚付いて450円と購入しやすい価格なのもポイント。さらに、「箱根ラスク キャラメルアマンド」でも使われているアーモンドがトッピングとして無料で楽しめるのもうれしいところです。キャラメルやアーモンドの風味を存分に感じられるため、たくさんトッピングして楽しむ方も多いそう。ぜひ自分好みのアレンジをしてみてください。
さらに、冬季限定の「ホットチョコレート」(550円/税込)も要チェック。温かいドリンクにプレーンラスクが添えられており、自分でチョコレートを溶かして楽しむスタイルが人気です。ホットドリンクを片手に箱根を散策しつつ、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
SPOTグランリヴィエール箱根 仙石原本店
活火山の迫力を感じられる大涌谷エリアは、名物「黒たまご」をはじめ、ユニークなグルメが揃う注目の観光スポット。硫黄の香りが漂う景色の中でグルメを味わうのは、箱根ならではの特別な体験です。
箱根ロープウェイの早雲山駅に位置する『cuーmo箱根』。その名の通り雲の上にいるような空間で、絶景とともにスイーツを楽しめる人気店です。足湯もあり、晴れた日には相模湾まで一望できます。お店イチオシのグルメは、「ニューベル」(750円/税込)。りんごとバナナのスムージーの上に、早雲山の空に浮かぶ雲をイメージした綿菓子が乗った可愛らしいドリンクです。絶景を見渡しながら、晴れた空に「ニューベル」をかざせば、SNS映え間違いありません。
もう1つの注目メニューは「くもぱん」(300円/税込)。小田原産の味噌を使用した味噌カスタードが入っている、ふんわり柔らかな蒸しパンです。手作りにこだわる数量限定品で、早い時は1~2時間で完売することも。また、白い生地で豚肉の餡を包んで蒸しあげ、cuーmoの焼印を入れた「くもまん」(400円/税込)も人気です。
店名の「cuーmo」にかけて「雲」や「空」をテーマにしたこだわりが感じられる商品を片手に、フォトジェニックなくつろぎ時間を過ごしてはいかがでしょう。
SPOTcuーmo箱根
箱根観光の定番スポット・大涌谷で70年以上の歴史を誇る『大涌谷 くろたまご館』。名物の「黒たまご」(4個入り500円/税込)は、噴煙が立ち上る山肌で作られています。1個食べると7年寿命が延びるという言い伝えで知られ、年齢を問わず多くの観光客が買い求めています。こだわりはできたての温かさ。常時製造しており、温かいうちにお客様へ提供されています。この伝統は、70年間守り続けられているのだとか。
他におすすめなのは「黒カレーパン」(430円/税込)。黒たまごをイメージした真っ黒な見た目が特徴で、中のカレーも黒く仕上げています。子どもからお年寄りまで誰でもおいしく味わえるよう、マイルドな味付けにこだわっています。人気急上昇中で、多いときは1日に500〜1,000個ほど製造しているのだとか。できるだけ揚げたてを食べてほしいというこだわりから、30分以上前に製造したものは提供しない徹底ぶり。黒たまご同様、できたての温かさを大切にしています。
噴煙を眺めながら、温かい黒たまごと黒カレーパンを一緒に味わう。大涌谷ならではのグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。
SPOT大涌谷 くろたまご館
今回はエリア別に箱根の食べ歩きグルメをご紹介しました。小腹を満たしてくれるものから、食後のデザートなど、どのグルメも箱根に行ったら食べておきたいものばかりとなっているので、それぞれのエリアに行った際はぜひ足を運んでみてください。
※令和7(2025)年2月21日時点の情報です。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。