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箱根では11月に紅葉が見頃を迎えます。 秋に箱根へ旅するなら、ホテルから気ままに紅葉狩りを満喫するのがおすすめ。芦ノ湖と富士山の絶景を望む庭園が人気の『山のホテル』、SNS映えするパブリックスペースが充実したホテル『箱根 ゆとわ』、懐石料理が自慢の『はつはな』など13の旅館・ホテルを紹介します。お得な宿泊プランを利用しながら、秋の箱根旅を楽しみましょう。
箱根湯本エリア
宮城野エリア
小涌谷エリア
強羅エリア
仙石原エリア
芦ノ湖エリア
強羅や芦ノ湖と比べて遅れて見ごろを迎える、箱根湯本エリア。箱根湯本商店街の風情ある建物や街並みとの調和や、天成園の庭園の紅葉などが楽しめます。
貸切風呂の水面に反射する紅葉
箱根・奥湯本に位置する『はつはな』では、雄大に色づく湯坂山の紅葉を見渡すことができます。見頃は11月下旬~12月上旬で、木々の緑に赤、黄色の紅葉が混ざり、風情を感じられます。
フロントの奥には展望テラスがあり、赤や黄色に色づく湯坂山を眺めることがことできます。ホテルの夕食は、季節ごとの厳選した食材を用いた懐石料理をベースに、洋の要素も取り入れたモダンな和食がテーマです。神奈川の食材をはじめ、近隣の地域で育まれた食材を積極的に使用しているのも嬉しいポイント。また、ホテル客室は全室が湯坂山に面しているため、須雲川のせせらぎを聞きながら、部屋の窓に広がる紅葉を満喫することができます。
客室から眺める紅葉
夕食の相州牛(イメージ)
SPOTはつはな
1万坪の回遊式日本庭園が自慢の旅館です。この庭園には、登録文化財指定「旧岩崎別邸と茶室」、須雲川より引き入れた清流など見どころがいっぱい。春は桜。夏は紫陽花、ユリ、冬は椿や梅などと、季節ごとに移り変わる豊かな自然の景色を楽しめます。なかでも秋の燃えるような紅葉は必見。宿泊棟が庭園を取り囲むように配置されているため、客室から庭園の風景を楽しむことができます。
また、箱根屈指の湧出量を誇る100%源泉かけ流しの温泉、食事処からも庭園の紅葉を眺めることができます。客室でくつろぎながら、温泉で旅の疲れをほぐしながら、おいしい料理に舌鼓を打ちながら、広大な紅葉の美しさを味わいましょう。紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬で、夜間特別開園中は紅葉のライトアップもあります。
SPOT吉池旅館
こちらのホテルでは、開放感あふれる「屋上天空大露天風呂」で源泉かけ流しの箱根湯本温泉を堪能しながら、紅く染まる紅葉を愛でられます。頭上いっぱいに広がる青空、夕焼け、星空、そして幻想的な朝もや、時間ごとに移り変わる空の表情とのコントラストもお楽しみいただけます。敷地内の広大な庭園は、浴衣姿で散策できます。こちらでも紅葉狩りをご堪能ください。
庭園の中には池もあります。池の鯉やかわいらしいアヒルへエサをあげれば、誰でもきっと笑顔になれます。パワースポット「玉簾の瀧」や 縁結びの神様が祀られている「玉簾神社」もありますので、ぜひお参りもしてみてください。温泉や庭園散策で紅葉をたっぷり楽しんだ後は、目の前で調理してくれるライブキッチンでお腹も満たしましょう。宿泊は一人で気ままにくつろぐもよし、友だちや家族とわいわい過ごすのもよし。ニーズに合わせて選べます。
SPOT箱根湯本温泉 天成園
早川の渓谷に沿った遊歩道から見上げる紅葉の山々を楽しめるエリアです。富士屋ホテルをはじめ、老舗の宿泊施設も多く、古き良き情緒を味わえます。
「記念日のためのアニバーサリーホテル」をテーマにしたラグジュアリーホテル。全8室の客室は源泉かけ流しの半露天風呂付きで、強羅の町並みや早雲山の雄大な景色を眺めながら、癒しのひとときを過ごせます。ホテルは箱根外輪山明星ケ岳中腹に位置していて、客室やお風呂からは四季折々の箱根の眺望が望め、秋には箱根の山々の紅葉を堪能できます。
レストランは全面ガラス張り。大パノラマを眺めながら、シェフ渾身のフュージョン料理に舌鼓を打ちましょう。地元の相州牛、箱根西麓野菜、相模湾でとれた魚介類などの食材が、欧州各国料理に和のエッセンスを取り入れた創作料理で提供されます。こちらのホテルでは箱根では初めてオールインクルーシブをとりいれ、滞在中はフリースタイルでソフトドリンクからお酒までご用意しております。とっておきのリゾートステイをしたいときにおすすめです。
SPOTHAKONE NICA
ヤマモミジやノムラモミジが高く枝を伸ばす箱根小涌園蓬莱園をはじめ、紅葉と箱根の山々の美しさを実感できるエリアです。
明治16 (1883)年創業の老舗旅館が、全室ベッドスタイルの『箱根小涌園 三河屋旅館』として生まれ変わり、2020年10月に開業。画家の竹久夢二や歌人の与謝野鉄幹、晶子夫妻、中国革命の父・孫文らが愛した本館は国登録有形文化財に登録されていて、唐破風入母屋造りの玄関などにクラシカルな優雅さを残しています。
大正初期に三河屋旅館創業者が作った広大な庭園「蓬莱園」は、春は桜とツツジ、秋は紅葉の名所として有名。雄大な箱根連山とともに四季折々の絶景を堪能できます。温泉は明治から受け継ぐ自家源泉で、温泉からも自然の息吹を全身で感じられます。そして、お料理は「箱根小涌園 天悠」の総料理長が監修した鍋中心の日本料理です。建物、庭園、温泉、料理、すべてに悠久の歴史と恵み豊かな自然を感じられることでしょう。
SPOT箱根小涌園 三河屋旅館
箱根美術館や強羅公園など、箱根有数の紅葉鑑賞スポットが集まるエリアです。
強羅駅から徒歩5分の場所に位置する『箱根 ゆとわ』は、SNS映え抜群のパブリックスペースが充実したホテルです。ホテル自慢の「ナカニワ」では、ヤマモミジ、ケヤキなど、11月中旬まで赤や黄色の鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
「ナカニワ」にある自家源泉の足湯に浸かりながら紅葉鑑賞を楽しめば、日々の疲れも癒されます。また、ホテルのレストランや一部の客室からは、大文字焼きで有名な明星ケ岳などの外輪山の紅葉を眺めることもできます。「ライブラリーラウンジ」には、四季をテーマにした約700冊の本が置かれ、宿泊者なら誰でも自由に閲覧可能。「秋」の棚には、秋にかかわる小説から、かわいらしい装丁の絵本や写真集があります。本棚を大きく円形にくり抜いてできた特等席は入り込んで本を読むのはもちろん、絶好のフォトスポットです。
SPOT箱根 ゆとわ
全客室に露天風呂を備えた『箱根強羅温泉 季の湯 雪月花』は、居心地のよい和の雰囲気に包まれています。お部屋のテラスにある露天風呂からは、美しい紅色に染まる庭園を眺められます。紅葉を満喫しながらの入浴タイムは至福のひとときです。また、館内の大浴場へ向かう途中にある、広大な庭園の中にしつらえた渡り廊からも紅葉を堪能できます。湯上りに処には冷たい飲み物とアイスがあり、アイスを片手に庭園散策をするのもおすすめです。
夕食は四季彩鍋と和食会席「花鳥」、もしくは、和牛しゃぶしゃぶとお寿司の「風月」から選べます。さらには22時以降、夜鳴きそばの嬉しいサービスも。
ホテルは強羅駅前と好立地にあり、紅葉スポットの強羅公園や箱根美術館へは徒歩圏内なので、まだまだ紅葉狩りを楽しめます。
SPOT箱根強羅温泉 季の湯 雪月花
温泉だけではなく、漢方や薬膳なども用いて、自然からのエネルギーで心身ともに温め、巡りをよくすることをコンセプトとした温泉リゾート。到着したら、本格的な薬膳茶などを味わえる薬膳バーへ足を運びましょう。薬膳茶はその日の体調や気分に合わせておすすめしてくれます。夕食後も薬膳バーでは、薬膳酒やハーブ系リキュールを自分好みにアレンジできます。あなたの体に優しいお酒でぐっすり眠れることでしょう。近隣の箱根美術館や強羅公園に足を伸ばせば紅葉も楽しめます。
御影石を敷き詰めた大浴場は源泉かけ流し。「熱の湯」ともいわれ、湯冷めしにくく芯までしっかり温まります。お食事は「陰陽五行思想<五味・五色・五法・五滴・五感>」にならった、目からも舌からも楽しめるモダンな創作和食。朝は「カラダを温める温活」をテーマにした和の献立。美しい強羅の自然に囲まれた温泉旅館で、心から温まり明日からの活力をチャージしましょう。
SPOTメルヴェール箱根強羅
仙石原を代表する紅葉スポットと言われる長安寺や、草紅葉(くさもみじ)が美しい箱根湿性花園などがおすすめのエリアです。
温泉につかりながら日本一の富士山を一望できる露天風呂が自慢の『ホテルグリーンプラザ箱根』。温泉はメタケイ酸たっぷりで美人の湯と名高い仙石原温泉。お肌がすべすべになります。露天風呂からは富士山の雄姿だけではなく、紅葉も堪能できます。 お部屋からも、刻一刻と表情を変える富士山を客室でのんびり眺めながらリラックスできます。イギリス人ガーデンデザイナーのマーク・チャップマンさんが手がけた「箱根ロマンスのガーデン」でも、四季折々の表情を楽しめます。また、10月上旬から11月にかけて、黄金色のじゅうたんを敷き詰めたような穂が輝く「仙石原のすすき草原」まで、ホテルから車で15分、箱根登山鉄道バスなら温泉荘バス停から仙石高原バス停まで約3分とアクセスも良好です。
SPOTホテルグリーンプラザ箱根
仙石原の大自然に包まれた、ヨーロッパの気品漂う『箱根ハイランドホテル』。もともとは三井財閥の総帥まで務めた実業家・團琢磨男爵氏の別荘で、昭和32(1957)年にホテルとして生まれ変わりました。紅葉は約15,000坪の大庭園で味わいましょう。遊歩道をのんびりと散策しながら、燃えるような紅葉を眺め、鳥のさえずりや木々の音に耳を澄ませていると、日々の喧噪から逃れて心もやわらぎます。
客室はヨーロピアンテイストあふれる本館の客室と、自然の風や光をプライベート感覚で味わえる「森のレジデンス」の2タイプ。大涌谷から引き湯した天然温泉は硫酸塩泉の泉質で、なめらかで肌に優しい温泉です。庭園の豊かな自然を眺めながらリフレッシュできます。格式ある建物と上質なおもてなしで、今も当時の優雅な時間が流れているようです。
SPOT箱根ハイランドホテル
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今回ご紹介するのはアートの街・仙石原の入り口に位置する『仙石原品の木一の湯』。別邸は、比較的リーズナブルにスイートルーム気分を味わえるのが魅力です。
広い敷地に点在する18の客室すべてに露天風呂が付いています。リクライニングチェアの置かれたリビングやゆったり休めるセミダブルのベッドなど、贅沢に時間を過ごせる部屋が揃っています。こちらでは温泉にもこだわっていて、大涌谷温泉と単純泉という異なる2種類の泉質を楽しめます。麦飯石を敷いた浴槽なので、温浴効果バツグン!体が芯から温まります。プライベート感覚で楽しめるバレルサウナも自慢です。お部屋や露天風呂から紅葉を眺めながら、思い思いにくつろぎましょう。そして、朝・夕食をいただけるレストランでも、中庭に面した大きな窓から存分に紅葉を堪能できます。
SPOT仙石原品の木一の湯
芦ノ湖一帯を彩る紅葉を、箱根海賊船や箱根ロープウェイから楽しめるエリア。箱根神社の水中鳥居から眺める山々もとてもきれいです。
昭和22(1947)年創業の歴史あるリゾートホテル。芦ノ湖のふもとにたち、レンガ色の赤い屋根と白亜という外観はまるでヨーロッパの古城のよう。目の前にはきらきら輝く澄んだ芦ノ湖が広がりますが、広大な庭園からは富士山の壮麗な姿も仰ぎ見ることができます。
5月に見頃を迎える約3,000株のツツジが見事ですが、秋の紅葉もおすすめ。紅葉で赤いじゅうたんのように染まる遊歩道の散策を楽しみましょう。そして、宿泊客だけが利用できる展望室からも芦ノ湖と紅葉のコラボレーションを味わって。客室は全室芦ノ湖を向いていますので、散歩の後はお部屋でくつろぎながら紅葉を。お食事はフランス料理「ヴェル・ボワ」か日本料理「つつじの茶屋」を選べます。どちらでも芦ノ湖の景色を眺めながら、旬の食材を贅沢に使った料理を楽しめます。自然に包まれて優雅なリゾートステイをしたいならぜひ。
SPOT山のホテル
「五感で箱根の自然を体感する」をコンセプトとする、芦ノ湖湖畔の『箱根・芦ノ湖 はなをり』。エントランスを抜ければ、芦ノ湖と箱根外輪山を一望できるロビーがあり、SNSでも大人気の「水盤テラス」や「足湯カウンター」が設置されています。まずは、おいしいドリンクを飲みながら旅の疲れを絶景と足湯で癒しましょう。露天風呂は「庭園ビュー」と「芦ノ湖ビュー」の男女入れ替え制。大自然との一体感を全身で感じながら、それぞれ異なる趣向の景観を楽しめます。
お食事は朝夕とも、二十四節気の季節感を意識した和洋折衷のメニューを存分に味わえるブッフェ。夕食時は、鮮やかな一品一品を小さな籠に入れる「八寸」スタイルで、見た目にも華やかでワクワクしてきます。ドライナノスチーマーやDHCのアメニティなどを取り揃えたパウダールーム、選べる浴衣など女性にうれしいサービスもいっぱいです。
SPOT箱根・芦ノ湖 はなをり
以上、紅葉を楽しめる13の厳選ホテルを紹介しました。それぞれいろいろな紅葉の楽しみ方をできそうですね。どのホテルも、紅葉はいうまでもなく、客室から温泉、料理、唯一無二のサービスと魅力いっぱいです。ぜひのんびりと日頃の疲れをほぐしながら、この季節だけの絶景を味わってみましょう。
小田急トラベルでは、今回ご紹介した宿泊施設以外にも魅力的な宿を数多くご紹介しています。人気の特急ロマンスカーをセットにできるのは小田急トラベルだけ!もちろん、宿泊予約だけしたいという方にもお得な限定プランを多数ご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
小田急トラベルのおすすめポイント
◆ 小田急トラベル限定プランを多数ご用意!
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詳しくは小田急トラベル公式サイトをご覧ください。
※令和6(2024)年10月1日時点の情報です。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。