ISSUE
穴場のグルメスポットが点在する仙石原エリア。森の奥やリゾートの敷地内など、意外な場所で名店に出会うことができます。腕利きシェフの料理を美しいロケーションの中で味わえるスポットを厳選してご紹介。今度の休日は、仙石原でプチ贅沢ランチを楽しんでみませんか。
すすき草原からほど近い「しずく亭」では、とろろ汁やとろろそば、揚げ物、刺身などの自然薯料理がいただけます。ランチで人気なのは、麦とろや自然薯のお団子が入ったお吸い物、干物、香物などのセット(3,300円/税込)。自然薯を知りつくした店主自ら、注文を受けてからすりあげるとろろ汁は、良質な鰹を使ってとった出汁や生味噌の風味がふわっと香る贅沢な味わい。国産の六条大麦とお米を合わせ、山の湧き水を使って炊き上げた麦ごはんにふわりとかけていただきます。箸休めのアジの干物も主役級のおいしさ。備長炭で焼き上げるため、外側はパリッと香ばしく、中にはふわふわな身がつまっています。暑い日にもさっぱりいただける冷たい「とろろそば」(1,800円/税込)もおすすめ。少し太めのおそばに、とろろと醤油ベースのそばつゆがよく絡み、つるりとした喉越しがやみつきになります。別荘を改装した店内は、木製のインテリアや畳、薪ストーブが温かみのある雰囲気を演出し、不思議と懐かしさも感じます。こだわり抜いた素材と、丁寧に作り上げる自然薯ランチを、穏やかな空間でゆっくりと味わいましょう。
古民家を改装した「游膳」は、落ち着いた雰囲気で和食がいただける隠れ家のようなお店。のれんをくぐれば、木目が美しく、温もりのある一枚板のテーブルが迎えてくれます。大切な人との時間をゆったりと楽しんでもらえるよう、あえて席の間隔を広めにとっているのだとか。そんな上質な空間でいただくいち押しメニューは「国産牛ステーキのひつまぶし」(1,900円/税込)です。噛むほどに旨味があふれるジューシーな牛肉を引き立てるのは、自家製仕込みのかつおぶしと昆布の風味をまとった醤油。上からかけると、ご飯に染み込み、一面に敷き詰められたネギと芳醇な香りの本山葵をアクセントに口の中でとろけます。残ったご飯に、国産牛肉のそぼろで作った自家製のお茶漬けの素と出汁をかけると最後はさっぱり。1食で2度楽しめるメニューです。ほっこりする深い味わいの「国産牛のすき焼き風」(1,900円/税込)や赤身を温玉と合わせていただく「本鮪の漬け丼」(1,700円/税込)などもぜひ味わいましょう。外国産のワインや、ノンアルコールワインなどのドリンクメニューも充実しているので、料理に合わせていただくのもいいですね。
「アルベルゴバンブー」は、箱根にいながらイタリアの美を感じることができるレストラン。8年もの歳月をかけイタリア製の建材や調度品でつくり上げたおしゃれな邸宅は、映画やドラマにもたびたび登場しています。天井高6mのメインダイニングは、大理石のシャンデリアやイタリアアンティーク、フレスコ画で彩られ、“美の都”を肌で感じることができます。自身も映画の主人公になった気分で、優雅なランチを楽しんでみてはいかがでしょう。「一皿ひと皿に箱根の美しい四季を感じるイタリアンをお届けします」と鈴木シェフ。神奈川の銘柄牛や駿河湾で水揚げされたばかりの魚介、契約農家から土付きで届く朝採れ野菜などの食材を用いて、彩り豊かなコースを展開します。人気のランチコース「 Carina(カリーナ)」(6,534円/税込)は前菜、パスタ、選べるメイン、デザート、カフェという構成。箱根の旬とイタリアの伝統が融合した料理の数々を、豊富なワインコレクションとともに堪能あれ。
※2023年6月2日時点の情報です。
※金額は全て税込価格です。
※施設によって税率が異なる商品がございます。詳しくは各施設にお問合せください。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。