芦ノ湖を涼しくクルージング　カヤック体験レポート

パドル操作のコツ、止まり方、転覆した時の対処方法など、安全に楽しむためのレクチャーを丁寧にしていただけるので初心者でも安心して乗ることができました！ パドルを腕だけで動かそうとすると腕がすぐに疲れるので、手首のスナップもうまく使えると楽になります。

陸上で練習した時と違って、水の重さを感じるので最初はレクチャー通りにパドルを動かすのが難しいです。ただ、ガイドさんのかけ声に合わせて動かしているうちに水中での動かし方も少しずつ分かってきました。
私は、今回の体験で二人乗りカヤックの前の席に乗りました。前の人は後ろの人を意識してパドルを動かしてあげないと、後ろの人がびしょ濡れになります。前の人も、自分の漕いだパドルから水がしたたり落ちてくるので濡れます。ただ、暑い時期だと服が濡れてもすぐ乾くので思いっきり水に濡れながら遊びましょう！ パドルの動かし方が上手くなればそこまで濡れなくなるそうです。ちなみに案内してくれたガイドさんは全く濡れてませんでした、、、。

水が綺麗なので、濡れても全然気になりません。むしろ、水に濡れるのが気持ちよくて、大人でもはしゃいでしまうこと間違いなしです。場所によっては浅瀬のところもあり、芦ノ湖の湖底も見えるので、見ているだけで涼しさを感じられますよ。

普段は見ることのできない芦ノ湖の絶景を楽しめるので、腕は疲れますが、苦になりませんでした。ただ、次の日筋肉痛にはなるくらい体を動かすので、観光しながらスポーツをしている気分になります。

海賊船など大きな船が行き交う中でカヤックを個人で楽しんでいると特別感を味わえます。船の通ったあとの揺れもちょっとスリリング。ガイドさんから指示をもらい、カヤックの障害物になりそうなものからは一定の距離を確保して漕ぐので、海賊船が近くを通っても遊園地のアトラクション気分で安心して楽しめます。自分だけが楽しめる景色を、スマホで撮影して自慢しましょう。

前述でも言及しましたが、前の人が漕いだパドルの水しぶきが後ろの人にかかることもあるので、お互いに気遣いをもって遊ぶのが一番大事だと思いました。どっちにパドルを動かせば自分たちの行きたい方向に進めるのか、最初はうまく進めなかったり、遅かったりと思うようにならないのですが、前後の人と協力してパドルを動かしていくうちに、息が合ってくることにちょっとうれしさを感じました。お互いが水に濡れるというのもあり、仲間意識がより強まります。これからの暑い季節、箱根に行くなら普通に観光だけするのではなく、思いっきり濡れて、涼しくなりながら体を動かせるカヤック体験もおすすめです。