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箱根の芦ノ湖周辺には、豊かな自然に囲まれたロケーションや、広々とした敷地を誇るリゾートホテルが揃います。雄大な富士山の景色や静寂に包まれた森林、湖面を揺らす爽やかな風。芦ノ湖畔ならではの「涼」を感じながら、開放的なホテルでゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。今回は、芦ノ湖周辺でおすすめのホテルを紹介します。
昭和61(1986)年に日本初の「泊まれるレストラン」として、「オーベルジュ オー・ミラドー」はオープンしました。一流シェフの食事を楽しんだあと、すぐに部屋でくつろぐことができるオーベルジュスタイルで、贅沢なひとときを過ごせます。森の中に佇む荘厳な建物は、フランスの都市 ボルドーのシャトーをイメージ。内装は、老舗のフレンチ店でありながらも内装はどこかアットホームで、肩肘張らずリラックスできます。フランスの田舎の小さなオーベルジュを想わせる部屋は、ラグジュアリーで非日常的。ほとんどの部屋から芦ノ湖を望むことができるため、自然に囲まれながら日々の疲れを癒すことができます。
キャリア50年を超えるシェフ・勝又登氏の料理は、都内の星付きレストランも顔負けのクオリティ。国内だけでなく、世界中の著名人や料理人からも評価を得ています。そんなシェフのこだわりは地場の素材を使うこと。地元箱根の食材とフレンチを融合させた、ここでしか味わえない料理を堪能できます。「オー・ミラドー」には、神奈川唯一のマスターソムリエも在籍。一流の料理とワインのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」は、芦ノ湖の畔にあるレイクサイドリゾートホテル。箱根の豊かな自然に囲まれており、天気の良い日は富士山を望めます。本館客室は全室バルコニー付きで、箱根の爽やかな風に触れながらリフレッシュできます。宿泊者のみが使用できる箱根湖畔の湯は、開放感たっぷりのロケーション。自家源泉の芦ノ湖畔 蛸川温泉は、神経痛・関節痛・筋肉痛などの効果が期待できます。芦ノ湖の景色を眺めながらゆっくりと癒されましょう。食事はフレンチレストラン「メインダイニングルーム ル・トリアノン」でどうぞ。開放感と重厚感あふれる店内で本格フレンチを堪能できます。
「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」は建築家の村野藤吾氏による設計で、『箱根の自然との一体化』をコンセプトに建設されました。円形が特徴的で、箱根の自然と溶け込むように建てられています。館内の随所に村野建築が散りばめられており、建築に精通した利用者の中にはこのホテルに泊まることが夢だったという方も多いのだとか。箱根の自然と調和する「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」で、日頃の喧騒を忘れてリラックスしてみませんか。
芦ノ湖畔のなかでも屈指のロケーションを誇る「小田急山のホテル」は、都会の喧騒から離れて贅沢な時間を過ごしたいときにおすすめの本格リゾートホテルです。重厚感と心地よさが同居する館内や客室でゆっくりと日頃の疲れを癒しましょう。客室の窓からは芦ノ湖やホテルの庭園が一望でき、プライベート空間から箱根の自然を堪能できます。富士山を背景に季節の草花を楽しめるホテル前の庭園は、散策にもぴったり。斜面にはスロープが設けられており、車椅子やご年配の方も安心です。これから夏にかけては、チャペル前のローズガーデンが見頃を迎えます。芦ノ湖畔の自然に溶け込むように配置された芝生と石畳が、約30種200株のバラを上品かつ自然に演出。園内がバラの甘い香りに包まれます。
三菱4代⽬社⻑・岩﨑⼩彌太男爵の別邸を譲り受けるかたちでスタートした「⼩⽥急⼭のホテル」は、70年以上受け継がれてきた世界レベルのホスピタリティと、料理⼈たちがこだわり抜いた美⾷を味わいましょう。ホテルが運営するレストランはその日の気分や好みに合わせて、フランス料理「ヴェル・ボワ」か日本料理「つつじの茶屋」のいずれかを選べます。「ヴェル・ボワ」では、パリやロワール地方で修行したシェフが創意工夫を凝らした本格フランス料理を、「つつじの茶屋」では、彩り豊かな季節の食材を活かした、盛り付けも美しい懐石料理を楽しむことができます。また、小田急山のホテルに泊まったら必ず立ち寄りたいのが、芦ノ湖に浮かぶように建つ絶景カフェ「プレミアムショップ&サロン・ド・テ ロザージュ」です。トップクオリティの紅茶を常時20種類以上揃えるデザートレストランで、芦ノ湖の緩やかな風を感じながら、優雅なティータイムを味わいましょう。
2017年8月にオープンした「箱根・芦ノ湖 はなをり」は、施設内の至るところで箱根の美しい風景を楽しむことができる新築旅館です。館内や客室で一貫して見られる和と洋が調和したインテリアや、芦ノ湖を一望できるデザイン性に富んだ温泉、ブッフェスタイルのレストランなど、歴史の深い観光地である箱根を新しい感性で楽しめます。なかでも一際目を引くのが、正面玄関の扉が開くと目に映る水盤テラスです。芦ノ湖の青さが一体となった非日常の世界を楽しめます。フロントにあるカフェコーナーで好きなドリンクを注文し、グラス片手にゆったりと贅沢な眺めを堪能しましょう。
箱根の山々で採れる旬の野菜や小田原漁港で水揚げされた魚介など地元で取れた食材を、シェフが創意工夫のもと仕上げた料理が並ぶダイニング「季しかり」。夜は、和食、フレンチ、パティシエ、それぞれの料理人が集まり、旬の素材を吟味して、二十四節気(にじゅうしせっき)による季節感を表現するディナーブッフェを、朝には和食派や洋食派、さらには健康志向の人も満足できる豊富なメニューを展開。まるで、朝と夜、季節によって表情を変える芦ノ湖のような、新感覚のブッフェスタイルが話題です。インスタでの投稿なども楽しみながら、自分だけのブッフェを楽しみましょう。
リーズナブルな価格設定にも関わらず、箱根の豊かな自然を堪能することができる高原リゾート「箱根レイクホテル」。国立公園内に位置するホテルは、季節により表情を変える山々と、水面がきらきらと輝く芦ノ湖に囲まれたロケーションで、心身ともにリフレッシュすることができます。なかでも、目の前に芝生の庭園が広がるオープンテラスデッキはおすすめ。ロッキングチェアに腰をおろし、箱根の爽やかな空気と風を感じながら、贅沢なひとときを過ごしましょう。また、このオープンテラスデッキでは軽食も楽しめ、大好評の焼きたてパンや和洋バイキング形式の朝食を味わうことができます。
館内は開業当時の構造を生かしたレトロな佇まいを見せます。エントランスをくぐり抜けると中世風のインテリアがお出迎え。客室は全部で48室あり、和室中心の心安らぐリラックス空間が広がります。ゆとりをもったスペースに箱根の天然温泉を引いた「湯房 MAYUの森」は緑に溢れ、まるで森の中にいるような雰囲気に包まれます。つぼ湯や繭をモチーフにしたスチームサウナもあり、ゆっくりと長時間、入浴を楽しむことができます。お風呂上がりは、ロビーのソファでのんびりくつろぐのもおすすめの過ごし方です。
2020年6月17日以降の情報です。(一部、2019年7月23日時点の情報です)
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