箱根湯本駅から徒歩すぐ、商店街の入口にある『箱根てゑらみす』は、箱根素材をいかしたティラミスの専門店です。看板メニューの「ボトルティラミス」（580円〜／税込）は、まずは定番プレーンがおすすめ。箱根のスペシャルティコーヒー店「そうけい珈琲」の豆で淹れたエスプレッソの豊かな香りと、フレッシュな生クリームのコクが重なり、後口は軽やかです。瓶入りで持ち歩きやすく、食べ歩きにもおみやげにもぴったり。季節限定の栗モンブランやミルクティー、白桃などもおすすめ。見た目も可愛らしく、SNSにも映えます。

もう一つの人気は「ソフトクリーム」（580円〜／税込）。「ミルクマスカルポーネ」「エスプレッソ」「ティラミス」から選べ、特に「ティラミス」フレーバーは、微かに感じるマスカルポーネとココアの香りが絶妙です。

小田急ロマンスカーの到着口や箱根登山電車・箱根登山バス乗り場から近いため、箱根到着後の「最初の一口」にも、帰路前の一息つく時間にもぴったりです。立ち寄るだけで気分が上がり、手みやげ選びまで一度に叶います。店名に込めた「箱根を明るく照らす」想いとともに、甘いごほうび時間をどうぞ。

箱根強羅公園内にある『一色堂茶廊』。まず味わいたいのは、公園の名物であるバラの香りをまとったフレンチトースト「ローズ ローズ」（1,200円／税込）です。生地にほんのりローズをきかせ、上にはベリーソースと食用花「ベルローズ」を一輪。甘さと酸味の余韻が心地よく、思わず写真に収めたくなる華やかな一皿です。看板メニューの「フレンチトースト」（1,100円／税込）は、自然有精卵など素材にこだわり、厚めの生地に季節のフルーツをたっぷりのせて仕上げます。合わせる一杯は、可憐なピンクが映える「ダマスクローズジュース」（880円／税込）や、ローズやラベンダー、ベルガモットが香る紅茶「エデンローズ」（880円／税込）がおすすめです。

季節のジャムを添えた手作りの「ミニスコーン」や、季節替わりのパフェ、アフタヌーンティーも見逃せません。紅茶は全9種から選ぶことができ、スタッフが好みに合わせて提案してくれるのも嬉しいポイントです。

箱根強羅公園は箱根フリーパス提示で入園料（通常一般650円／税込）が無料になります。花の見頃に合わせて訪れれば、園内散策と甘いティータイムを気軽に楽しめます。花の彩りと香りに包まれながら、ゆったりと季節を味わうひとときをどうぞ。

箱根ロープウェイと箱根登山ケーブルカーの乗り換え拠点・早雲山駅の2階にある『cuーmo箱根』は、旅の合間にふっと肩の力を抜ける休憩スポットです。テラスやショップのほか、ここでしか味わえない限定のスイーツを楽しめます。

一番人気は「ニューベル」（750円／税込）。りんごとバナナを合わせたすっきり味のスムージーに、ふわふわの綿あめをのせた一杯は、空にかざすと写真映えもバツグン。そして、小腹が空いたら「くもぱん」（300円／税込）を。小田原味噌を使ったカスタードがたっぷり入ったやわらかな蒸しパンです。数量限定のため、見かけたらお早めにゲットすることをおすすめします。スイーツのお供には「早雲山プレミアムコーヒー」（450円／税込）をどうぞ。

テラスには無料の足湯が併設され、標高およそ757mの開放感のなかで、箱根外輪山や強羅の街並み、天気が良ければ相模湾まで一望できます。移動の合間に靴を脱いで温まれば、歩き疲れもリセットされます。直営ショップにはcuーmo箱根限定のアイテムやお菓子が並び、おみやげ選びも楽しめます。乗り換えの合間などに立ち寄って、箱根の空と雲に包まれるような癒しの時間を過ごしましょう。

箱根ロープウェイ・大涌谷駅の1階にある『谷のマルシェ』は、大涌谷の荒涼とした大地や吹き上がる噴気など大涌谷の景観に着想を得た、大涌谷ならではのスイーツとドリンクがそろうショップです。まずは人気の「タニマルマフィン」（600円／税込）。温かいチョコレート生地にチーズクリームをのせ、ドライアイスの演出で白い煙がふわり。噴気地帯を思わせる見た目は写真映えバツグン。カカオの香りとほどよい甘さが後を引きます。秋からは、ほろ苦さが心地よい抹茶味も登場。

冷たいデザート派には「タニマルソフト」（600円／税込）がおすすめ。「バニラ」「箱根山麓紅茶」「ミックス」から選べ、中でもおすすめは紅茶の香ばしさと渋みのバランスが絶妙な箱根山麓紅茶です。さらに、ソフトクリームの巻き方は3種類ありフレーバーごとに異なります。日ごとに表情を変える大涌谷の岩肌や蒸気を表現する遊び心もポイントです。

喉を潤すなら、黒いレモンゼリー×レモネードの「ジオネード」（650円／税込）や、ティーソーダにレッドグレープフルーツ果肉を合わせた「ヴァレーソーダ」（650円／税込）をどうそ。どちらも見た目のインパクトと爽やかな後味が魅力です。

大涌谷駅直結でアクセスが良く、箱根フリーパスの旅に組み込みやすく、移動の合間に立ち寄れば、景色とともに大涌谷らしさをおいしく体験できるでしょう。

箱根登山バス「乙女峠」下車すぐの場所にある『FUJIMI CAFE』。大きな窓越しに雄大な富士山を望みながら、地元の食材にこだわったメニューを味わえるカフェです。スイーツメニューの中で一番の人気は「バスク風チーズケーキ」（880円／税込）。クリームチーズをたっぷりと使い、厚めにカットされたケーキは、しっとりと柔らかく、ひと口ごとに濃厚なコクを味わえ、食べ応えもばっちり。青やピンクが映える「FUJIMIソーダ」（935円／税込）と合わせれば、写真にも思い出にも残る一枚になります。

ほかにも、パリッとしたブリュレを割ると濃厚でやわらかなプリンが現れる「なめらかプリンのブリュレ」（770円／税込）もおすすめ。卵は御殿場の「富士山御殿どり」を使うなど、素材選びにもこだわっています。「FUJIMI BURGER 柚子胡椒マヨ＆アボカドソース（ドリンクセット）」（2,640円／税込）や「自家製ローストビーフ＆ライスプレート（ドリンクセット）」（2,695円／税込）など食事メニューも評判なので、ランチからカフェタイムまで一軒でゆったりと過ごせるのが嬉しいポイントです。

テラスのウッドデッキはワンちゃんも同伴OK。おしゃべりや読書など、思い思いの時間を楽しめます。

箱根海賊船・箱根町港の発着場からすぐ、バス停の目の前にある『茶屋本陣 畔屋』は、観光の合間に立ち寄りやすいスポットです。2階のカフェ『cafe KOMON 湖紋』では、季節のフルーツやあんこ、手作りジャム、生チョコなど全10種から好きな具材を選び、やわらかな求肥で包む「手づつみ大福」（1,980円／税込）を楽しめます。いちご×生チョコ、柿×ジャム、オレンジ×生クリームなど組み合わせは自由（フルーツは季節により変わります）。カラフルな見た目に心が躍ります。大きな窓から芦ノ湖や富士山を望みながら、自分だけの一品を味わう時間は格別です。雨風をしのげる屋内席のため、天候に左右されずに絶景カフェ時間を過ごせます。

もう一つの人気メニューは、卓上の七輪で香ばしく炙る「七福だんご」（1,870円／税込）。外はカリッと、中はもちもちに仕上がり、みたらし・あんこ・おろし醤油を好みでどうぞ。いくつか頼んでシェアすれば、会話も弾みます。箱根海賊船クルーズ前の腹ごしらえや、下船後のひと休みにもぴったりです。

芦ノ湖畔のカフェ『サロン・ド・テ ロザージュ』は、『山のホテル』直営の人気店です。箱根海賊船の発着港で観光施設が集まる元箱根バス停から、ホテルの無料送迎バスが運行しており、アクセスもスムーズ。観光の合間に立ち寄りやすいのが嬉しいポイントです。

まず味わいたいのは、「ロザージュ伝統のあつあつりんごパイ～バニラアイス添え～」（単品1,800円、ティーセット2,300円／各税込）。スタッフが目の前で、フランボワーズフレーバーの赤色、ブルーベリーヨーグルトのピンク、オレンジ、アングレーズの白色、抹茶アングレーズの緑色といった5種のソースでお皿をドレッサージュし、焼きたてのパイを仕上げてくれます。見た目の華やかさはもちろん、甘みと酸味の重なりが心地よく、紅茶との相性もバツグンです。

隠し味にオレンジピールを効かせた「モンブラン」や「季節のフルーツを飾った マスカルロール」など4種から選べる「ケーキセット」（単品750円、ティーセット1,250円／各税込）も人気です。一緒に味わいたいのは、ティーインストラクターが厳選したオリジナルブレンドの紅茶。セイロンやひまわり花をブレンドし、森いちごとルバーブのフレーバーが楽しめる「ロザージュティー」（900円／税込）は、香り高く飲みやすい一杯です。湖面がきらめくテラス席で、景色と絶品スイーツをゆったり堪能すれば、箱根のリラックスタイムが一段と特別な時間になります。

箱根エリアを自由に移動できる「箱根フリーパス」で訪ねたい、箱根のスイーツをご紹介しました。足湯に浸かりながら、富士山を眺めながら…箱根ならではのスイーツで、身も心も癒されるひとときをお過ごしください。

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※令和7（2025）年11月30日時点の情報です。