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特集

特集|2025.05.31

大涌谷に新観光スポット誕生!展望エリア『ちきゅうの谷』と新たな大涌谷駅を体験

ISSUE

2025年4月25日(金)、箱根ロープウェイの大涌谷駅と駅前広場がリニューアル!噴気が立ち上るダイナミックな景観で知られる大涌谷に、「黒・ジオ・風」をテーマにした体験型エリア『ちきゅうの谷』が新たに誕生しました。自然を五感で味わえる展望スポットや限定スイーツ、ここでしか買えないお土産など、魅力が盛りだくさん。今回は編集部が現地を訪れ、リニューアル直後の大涌谷をレポートします。


リニューアルされた大涌谷の展望エリア「ちきゅうの谷」を訪れたのは、いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)




いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)

リニューアルされた大涌谷の展望エリア『ちきゅうの谷』を訪れたのは、箱根ナビ編集部のいしいとおかだ。大涌谷をはじめ、箱根にはこれまで何度も取材で訪れてきたふたりですが、今回のリニューアルは初体験。豊かな自然に魅了され続けてきた2人が、新しく生まれ変わった大涌谷でどんな発見をしたのか、リアルな視点でお届けします。

大涌谷がリニューアル&展望エリア『ちきゅうの谷』オープン

ちきゅうの谷

2025年4月25日、箱根ロープウェイの大涌谷駅と駅前広場がリニューアルオープンを迎えました。目玉は、新設された体験型展望エリア『ちきゅうの谷』。大涌谷に広がる荒々しい岩肌や白い噴気、硫黄の匂いといった「生きている地球の姿」を感じられる空間であることから名付けられました。

看板
ちきゅうの谷景色

このエリアは、「黒・ジオ・風」をテーマに、ゾーンごとに異なるアプローチで大涌谷の自然を体感できる仕掛けが施されています。たとえば、『風の輪テラス』では名前のとおり、谷を通り抜ける風を全身で浴びながら360°の大パノラマを満喫でき、『息吹のデッキ』ではガラス床越しに噴気を足元に感じるスリルを味わえます。

また、『大空のほとり』では、空を泳ぐように進む箱根ロープウェイのゴンドラをすぐそばで眺められるだけでなく、周囲の山々や森、空の広がりに心まで解放されるような感覚に包まれます。

大涌谷駅

また、大涌谷駅の1階部分や外装もリニューアルされました。1階には限定ドリンクやスイーツ、お土産を提供するショップ『谷のマルシェ』がニューオープン。ここでしか味わえないご当地グルメや、思わず手にとってしまう魅力的なグッズがたくさん並んでいます。

360°の風を感じる『風の輪テラス』へ

風の輪テラス

箱根ロープウェイの大涌谷駅を出てまず目に飛び込んでくるのが『風の輪テラス』です。丸く広がるこの展望エリアは、大涌谷駅を訪れた人が最初に自然のスケールを実感できる象徴的な場所。その名の通り、テラスの中心から風が吹き抜けるようななめらかな円形で、360°どこを向いても箱根の雄大な自然を一望できます。

風の輪テラス徒歩
風の輪テラス入口

実際に立ってみると、思っていた以上の開放感に驚きました。谷の地形に沿って吹き上がる風が、思いのほか強く、そして冷たく感じられるのです。その風には、独特の硫黄の匂いが混じり、「ああ、大涌谷にいるんだ」と実感させてくれます。

記念撮影スポット

テラスの一角には、山に向かって突き出たスペースがあり、記念撮影スポットとしておすすめです。柵は高すぎず、視界を遮らないため、写真には迫力ある噴気や断崖がそのまま写り込みます。

非日常を感じられるこの場所は、自然と両手を広げ、深呼吸をしたくなるような、清々しいスポットです。

ちきゅうの谷階段

また、マイカーやバスで『ちきゅうの谷』へアクセスする人には「階段を登って向かう楽しみ」もあります。階段を一段ずつ上がるごとに、風の音が大きくなり、自然に近づいていくようなワクワク感に包まれます。階段の下から見る『風の輪テラス』も圧巻です。

まさに「立つだけで映える」場所でした。どの方向を向いても絵になるから、写真を撮る手が止まりませんでした!

いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)

いしい&おかだ
(箱根ナビ編集部)

『息吹のデッキ』で大地のパワーを足元から感じる

息吹のデッキ

次に向かったのは『息吹のデッキ』。宙に突き出すように作られています。目の前には、むき出しの岩肌と、そこから絶え間なく吹き上がる蒸気。そして床の中央とフェンスがガラス張り。まさに生きた山の「呼吸」を真上と真横から感じられる展望スポットです。

ガラス張りの床
白煙
息吹のデッキ説明

デッキに足を踏み入れると、まずはその高さにびっくり!下の岩場や噴気孔がはっきりと見えるため、立っているだけで少しスリルを感じます。

しかし次第に、ドキドキよりも「大地のエネルギーに直接触れている」という感覚が湧いてきます。足元やフェンス越しにのぞき込むと、ゴツゴツとした岩肌、絶え間なく吹き出す蒸気、そして黄色や白色の硫黄の結晶が目の前に広がります。まさに、地球の“生きた断面図”。見れば見るほど引き込まれ、目が離せなくなる景色です。

足元が透けていて、しかもすぐ下に岩肌や噴気が見られるのが、想像以上の臨場感でした。ちょっぴりスリルもあるけれど、なかなか味わえない体験。まさに山が「生きている」ことが伝わる場所ですね!

いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)

いしい&おかだ
(箱根ナビ編集部)

『大空のほとり』で箱根ロープウェイを間近で眺める

大空のほとり

大涌谷を象徴するものの1つが、箱根ロープウェイのゴンドラが谷間をゆっくりと進む風景。噴気を横切りながら、空の中を漂うように移動するその姿は、見ているだけでどこか癒される、不思議な存在感があります。

『大空のほとり』は、そんな箱根ロープウェイを間近で眺められるスポット。時おり、箱根ロープウェイの乗客と視線が合うこともあります。こちらから手を振ると、あちらも気づいて振り返してくれる。そんな楽しいやりとりが成立するのも、この場所だからこそ。

また、『ちきゅうの谷』の中でも端に位置し、建物や木々の遮りがないため、視界がぐっと開けています。名前のとおり「空のすぐそば」にいるような感覚を味わえる場所です。

大空のほとり景色
ドリンク
火山のカメラ

箱根外輪山の連なりや都心部を遠くまで見渡すことができるのもポイント。デッキに設置された案内パネルには、目の前に広がる山々の名前やランドマークが記されています。自然と「これは何山?」「あれがスカイツリーかな?」と会話が弾みます。また、『大空のほとり』の外周にはカウンターが巡らされているほか、ベンチもあるため、ドリンクやスイーツを手にしながら休憩するのにぴったりです。

さらにこの場所には、自然エネルギーを活用する『谷の風車』や、火山活動を常時観察する『火山のカメラ』といった、大涌谷を支える設備もあります。普段はなかなか見られない「自然や観光地を支えるしくみ」を間近で見られるのも『大空のほとり』ならではです。

箱根ロープウェイは乗っているときも気持ちいいけれど、こうして外から見ていると、風景の中を泳いでるみたい。空と箱根ロープウェイが一体化しているような、静かな時間が流れていました。

いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)

いしい&おかだ
(箱根ナビ編集部)

『大涌谷 駅食堂』で「特製」カレーを堪能

大涌谷駅食堂

『ちきゅうの谷』をぐるりと散策したあとは、お腹もペコペコに。そんなときにぴったりなのが、大涌谷駅の2階にある『大涌谷 駅食堂』です。展望エリアから大涌谷駅内に戻り、階段を上がると食堂があります。大きな窓からはワイルドな岩肌や箱根外輪山の稜線が広がっています。

「特製」大涌谷カレー
「特製」大涌谷カレーうどん

今回の目当ては、2つの“黒”のご当地メニュー。『「特製」大涌谷カレー』(1,350円/税込)と、数量限定の『「特製」大涌谷カレーうどん』(1,200円/税込)です。

『「特製」大涌谷カレー』は、噴煙地をイメージした黒褐色のルウが特徴です。スプーンを入れるとその香りの高さに、気持ちが上向きに。スパイスがしっかり効いており、ひと口食べるとコクのある旨味と辛さがじんわりと広がります。そして、上に添えられた温泉卵が絶妙。黄身を崩してルウと混ぜることで、味がまろやかに変化します。

『「特製」大涌谷カレーうどん』は、寒い日には特に人気のメニュー。取材日は4月下旬でしたが、山の上は肌寒く、温かいメニューに自然と惹かれました。とろみのある黒いカレールウが太めのうどんによく絡み、一口ごとに体がじんわりと温まっていくのが分かります。スパイスの風味はしっかり効いていますが、辛すぎることはなく、麺との相性もばっちり。

大涌谷駅食堂店内

また、窓際の席に座れば、先ほど訪れた『息吹のデッキ』や『大空のほとり』が一望できます。大涌谷らしい景色や、ゆっくりと移動する箱根ロープウェイを眺めながら食事ができるのは、ここならではの贅沢な時間です。

『「特製」大涌谷カレー』は、一度食べたらクセになる味!店内は、窓から注ぐ自然光も心地よく、屋外の自然体験とはまた違った、屋内で自然を味わうような贅沢なひとときですね。

いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)

いしい&おかだ
(箱根ナビ編集部)

SPOT大涌谷 駅食堂

  • アクセス :箱根ロープウェイ「大涌谷駅」下車すぐ
  • 住所   :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-1 大涌谷駅2階[Google Maps]
  • 電話   :0460-84-4650 ※お席のご予約は承っておりませんので、ご了承ください。
  • 営業時間 :10:30~16:30(L.O.16:00)
  • 定休日  :なし
  • 公式サイト:https://www.hakonenavi.jp/ourbrand/owakudani_restaurant/

『谷のマルシェ』でお土産探し&特製ドリンク・スイーツを堪能

谷のマルシェ外観

大涌谷駅1階のショップ『谷のマルシェ』に立ち寄るのも忘れずに。明るい店内には、箱根らしいお土産が所狭しと並んでいたり、限定スイーツやご当地ドリンクが販売されていたりと、見ているだけで胸が高鳴ります。

谷のマルシェ店内
おおわくだ煮たまご
箱根黒たまごマカロンと黒たま倶楽部

「おおわくだ煮たまご」(750円/税込)や「箱根黒たまごマカロン」(1,190円/税込)、「黒たま倶楽部 (タルトクッキー)」(780円/税込)など、パッケージもかわいいお土産を発見。「あの人にはこのお土産を選ぼうかな」「自分用にも買っちゃおう!」とあれこれ考える時間も楽しいものです。

「フジサン推しボトル」をお土産に

フジサン推しボトル

大涌谷限定で販売されている「フジサン推しボトル」(550円/税込)を購入。透明な容器の底には、立体的な富士山のモチーフがデザインされており、山肌の凹凸まで繊細に再現されています。思わず手に取ってじっくり眺めたくなるほど。

アクリルスタンド付キャップ

この「フジサン推しボトル」には、2つのコンセプトが込められているそうです。1つは「箱根から見える富士山を、ボトルに閉じ込めて持ち帰る」という旅の記憶をそのまま連れて帰れるような発想。もう1つは「推し活アイテム」として、推し色の「フジサンアクリルスタンド付きボトルキャップ」(300円/税込)と一緒に楽しめるという、現代的で遊び心のある使い方の提案です。

ボトルキャップは、9色のバリエーションで展開されていて、販売中です。自分の“推し色”を選んで、好きなキャラクターやアイドルのアクリルスタンドと一緒に記念撮影を楽しむ。そんな楽しみ方も良いですね。

ここでしか食べられないスイーツ&ドリンク

ドリンク

『谷のマルシェ』でひときわ目を引くのが、ここでしか味わえない限定スイーツとドリンクの数々です。どれも大涌谷の自然や風景をモチーフにしています。

タニマルソフト

中でもまず味わいたいのが「タニマルソフト」(600円/税込)。「タニマル」とは、「谷のマルシェ」を略したものです。味は、濃厚でまろやかな「バニラ」、香ばしさと渋みが大人っぽい「箱根山麓紅茶」、そして2つのフレーバーを同時に楽しめる「ミックス」の3種類から選ぶことができます。特に「箱根山麓紅茶」は、ふんわりと紅茶の香りが鼻に抜けて、濃厚なのにすっきりした後味がクセに。

さらに注目したいのが「ソフトクリームの巻き方が3種類ある」という演出です。これは、大涌谷に広がる特徴的な岩肌や大地から吹き上がる蒸気による景色が、日によって姿を変える様子に着想を得ているのだとか。「毎日、同じものはない」という自然のメッセージを感じさせてくれます。

ソフトクリームの上には、丸く焼き上げられたワッフルがトッピングされています。これは地球をイメージしたデザインで、ザクッとした歯ごたえがソフトクリームのなめらかさと相性抜群。スプーン代わりにワッフルですくって食べるのもおすすめです。

ジオネードとヴァレーソーダ

スイーツと一緒に楽しみたいのが、フォトジェニックなドリンク。「ヴァレーソーダ」(650円/税込)と「ジオネード」(650円/税込)は、どちらも大涌谷の風景などをイメージして開発されたオリジナルドリンクです。
※写真左がヴァレーソーダ、右がジオネードです。

「ヴァレーソーダ」は、大涌谷の谷(Valley)をイメージしたオレンジ色のソーダ。カップの底にはレッドグレープフルーツの果肉が沈んでおり、ティーソーダで割られた爽やかな味わい。よくかき混ぜて飲むと、グレープフルーツのほろ苦さと紅茶の香りが広がり、暑い日にもぴったりです。

「ジオネード」は、黒い見た目が印象的なドリンク。黒色の正体は、レモン風味のゼリーで、味は意外なほど爽やか。レモネードの甘酸っぱさとぷるんとしたゼリーの食感、そしてカットレモンのジューシーさがマッチしていて、見た目とのギャップも楽しめます。

購入したスイーツやドリンクは、谷のマルシェ内にあるカウンターや、駅舎外にあるテラス席で楽しむことができます。

個性的なソフトクリームやドリンクは、写真映えするのでぜひ食べたり飲んだりしてほしいです!味もおいしくて、旅の満足感がグッと上がりました。

いしい&おかだ(箱根ナビ編集部)

いしい&おかだ
(箱根ナビ編集部)

SPOT谷のマルシェ

  • アクセス :箱根ロープウェイ「大涌谷駅」下車すぐ
  • 住所   :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-1 大涌谷駅1階[Google Maps]
  • 電話   :0460-84-4911
  • 営業時間 :SHOP9:30〜16:30、FOOD&DRINK10:00〜16:00
  • 定休日  :なし
  • 公式サイト:https://www.hakonenavi.jp/ourbrand/owakudani_shop/

ひと休みには『岩の巣ベンチ』がおすすめ

岩の巣ベンチ

ソフトクリームとドリンクを持って向かったのは、大自然を眺めながらゆったり休憩できる『岩の巣ベンチ』です。大涌谷の斜面に転がる岩を思わせるような形状が特徴。駅舎の屋根の下に設置されているため、日差しを避けてクールダウンしたいときや、急な雨をしのぎたい時にもおすすめです。

このベンチは、見た目こそゴツゴツとしていて硬そうに見えますが、実は意外にもクッション性があり、座り心地は柔らか。ワイルドな外観とは裏腹に、実際に腰を下ろすと体をやさしく受け止めてくれる、そんなギャップも魅力のひとつです。

隣の『大涌谷くろたまご館』も一緒に楽しもう

大涌谷くろたまご館


『ちきゅうの谷』をたっぷり堪能したあとは、隣にある『大涌谷くろたまご館』にもぜひ足を運んでみてください。大涌谷のランドマーク的な存在で、散策後の立ち寄りスポットとして人気の施設です。

注目は、2ヶ所に設置された大きな黒たまごのオブジェ。インパクトあるビジュアルと存在感で、誰もが思わず立ち止まり、写真を撮りたくなる場所です。観光の記念にもぴったりで、取材日も多くの人が笑顔でシャッターを切っていました。

売店『くろたまSHOP』には、名物の「黒たまご4個入り(500円/税込)」はもちろん、バリエーション豊かに展開された大涌谷オリジナルグッズがずらりと並んでいます。

SPOT大涌谷 くろたまご館

  • アクセス :箱根ロープウェイ「大涌谷駅」下車すぐ
  • 住所   :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-1[Google Maps]
  • 電話   :0460-84-9605(大涌谷くろたまご館)
  • 営業時間 :2〜11月 9:00〜16:20、12〜1月 9:00〜16:00(大涌谷駐車場)
  • 定休日  :なし
  • 公式サイト:https://owakudani.com/

まとめ&お得なチケットを活用して大涌谷を訪れよう

ちきゅうの谷

標高1,000mに位置しながら、多彩な体験がぎゅっと詰まった『ちきゅうの谷』。岩肌や噴気、硫黄の香りなど、大涌谷ならではの自然を、目で見て、耳で聞いて、肌で感じて、味わい、学び、そして買って帰る。今回のリニューアルにより、そんな五感と好奇心をこれまで以上にフルに使って楽しめる旅ができるようになりました。

そんなパワーアップした大涌谷へのアクセスにおすすめなのが「登山電車・ロープウェイ『大涌谷きっぷ』」と「箱根フリーパス」です。箱根エリアを自由に、効率よく、かつお得に楽しみたい方にはぜひ手にしていただきたいチケットです。今回のルートの場合、登山電車・ロープウェイ「大涌谷きっぷ」の方がお得となりますが、せっかくの旅行なら箱根を丸ごと楽しめる箱根フリーパスもおすすめです。

登山電車・ロープウェイ『大涌谷きっぷ』は、箱根登山電車・箱根ケーブルカー・箱根ロープウェイの指定区間が乗り降り自由で、小田急線の往復きっぷ(発駅から小田原駅まで)も付いているチケットです。さらに、箱根強羅公園の入園料が無料になる特典も。新宿からでも小田原からでも大涌谷までお得に観光することができます。

箱根フリーパス

箱根フリーパスは、箱根ロープウェイ、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根海賊船、箱根登山バスなど、合計8つの乗り物が乗り放題になるチケット。さらに、出発駅から小田原までの小田急線の往復乗車券もセットになっており、首都圏からのアクセスを含めて活用できるのが魅力です。

たとえば、新宿駅から出発した場合、ロマンスカーで小田原に着いたあと、箱根登山電車→箱根ケーブルカー→箱根ロープウェイを乗り継いで大涌谷へ向かうことができます。このルート自体がすでに観光そのもので、移動中から非日常の景色を楽しめるのも大きなポイントです。

また、フリーパスには割引特典も多数。美術館や温泉施設、レストランなど約70ヶ所以上の観光施設で、入館料や飲食代の割引が受けられるため、旅の途中で立ち寄る場所でも嬉しいお得感が続きます。今回訪れた『大涌谷 駅食堂』でも、フリーパスの提示でソフトドリンクが20%オフになる特典がありました。ちょっとした一杯の割引でも、「得した!」と感じられる体験は、旅の満足度をぐっと高めてくれます。

「自然に会いに行く旅がしたい」「生きた山のエネルギーを肌で感じてみたい」そんな方は、ぜひこのリニューアルした大涌谷へ。そして、移動と観光をより自由に楽しむために、登山電車・ロープウェイ『大涌谷きっぷ』や箱根フリーパスを手に、思い思いのルートで箱根をめぐってみてください。



※令和7(2025)年5月31日時点の情報です。

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