子連れでお得な箱根のホテル10選！家族でゆったりくつろげる宿泊施設をご紹介

『箱根湯本温泉 ホテルおかだ』には自家源泉が5本、滞在中は無料の日帰り温泉「湯の里おかだ」を合わせると、13ものお風呂があります。弱アルカリ性で約52℃、毎分270リットルという良質で豊富な湯量により温泉三昧の滞在が叶えられる宿です。

アクセスは箱根湯本駅から箱根登山バスで約7分「奥湯本入口」バス停下車、徒歩約6分ほど。周辺に点在する観光スポットをめぐるもよし、木々に囲まれた宿でゆっくり癒しの時間を過ごすのもよし。8階から山々の眺めを楽しめる絶景足湯には見晴茶屋があり、ジュースやお茶、漬物のサービスもあります。

旅のお楽しみの食事は、駿河湾の海の幸をはじめ旬にもこだわった和食会席や、30種以上の和洋食が揃うバイキングなど、好みに合わせて選べます。お子さまも同じ会席メニューにして味覚の思い出を共有することはもちろん、お子様膳に変更も可能。宿泊料金に含まれない幼児向けには、追加でキッズプレート（1,650円／税込）が用意されています（お子様膳、キッズプレートなどお子さま向けの特別食については3日前までに問い合わせ）。バイキング食ではお子さま向けのメニューもバラエティ豊か。チョコフォンデュは大人気です。お子さま用の食器があるので、自分で選んで盛り付ける楽しみも味わいやすいでしょう。

大浴場にはベビーグルーミングセット（シャンプー、ローション、おしりふきなど）が常備され、客室には幼児用バスグッズ、ベビーバス、おむつ用ごみ箱、補助便座、お子さま用浴衣（495円／税込）、ブルーレイ・DVDプレーヤー（1,100円／税込）など、レンタル品も充実しています。

わくわく感あふれるひょうたん型のプール（夏季限定）や、温泉に行くと恋しくなる卓球（45分1,100円／税込）、ゲームコーナーなどもあり、親子の楽しい思い出づくりを応援してくれます。

箱根の玄関口に佇み、訪れる観光客を丸ごと出迎えてくれるランドマークのような存在。そんな『湯本富士屋ホテル』は令和5（2023）年9月に50周年を迎えました。節目の年に合わせて館内のリニューアルを実施し、人気の和洋室全36室を一新したほか、大きな窓から季節や時間の移り変わりを体感できる休憩ラウンジも誕生しました。

最大6名まで泊まれる和洋室は家族連れにぴったり。ゆとりのある和モダンな空間で過ごす時間は、旅行気分を盛り上げてくれそう。他にも電車好きキッズに嬉しい、箱根湯本駅に向かう電車が見える和室など、洋室・和室合わせてさまざまなタイプから部屋を選ぶことができます。

お子さまとの宿泊でうれしい配慮は食事から。お子さまメニューは当日チェックイン時のオーダーも対応可能なので、お子さまのその日の体調に合わせて選ぶことができ安心です。あらかじめ注文しておけば、早めに料理を出すなどの対応も。レストランに離乳食を持ち込む際には、お皿の用意、温めなども気軽に声をかけてくださいとのこと。和食、洋食、中華、それぞれのレストランにお子さまメニューがあり、どれも大人の食事と同じように本格的です。

お風呂では、ゆったりした内風呂に、岩風呂と檜風呂の露天風呂がついた大浴場の他、4つの貸切風呂があり、家族でのびのび温泉にひたることができます（4〜5名用45分3,000円／税込、2〜3名用45分2,000円／税込）。ベビーチェアやシャンプーハットなどの貸し出しもあるので、安心してくつろげます。

大きなスポンジ積み木や絵本が用意されたキッズルームは、予約不要で20時まで利用可能。お子さまとの旅を気楽に楽しめる、駅チカで家族みんなが安心のホテルです。

生きものと触れ合うことが好きなお子さまとの温泉旅行におすすめしたいのが『箱根湯本温泉 天成園』。箱根湯本駅から徒歩約12分と、周辺の観光地めぐりにも便利ですが、宿の中だけでも思い切り楽しめます。

特に広大な庭園は園内だけでずっと楽しめてしまうほど。与謝野晶子をはじめ多くの文人に愛された「玉簾の瀧（たまだれのたき）」や「飛烟の瀧」は古くから延命の水とされている湧水を源流とするパワースポットです。江戸時代に創建された「玉簾神社」は、家内安全、商売繁盛、開運出世の社として信仰を集めてきましたが、近年では縁結びのパワーも知られています。

水が豊かで自然のままの園内では、小鳥や魚、昆虫などの生きものに出会うチャンスが多く、歓声をあげたり、じっと観察したりするお子さまも。アヒルや鯉のエサやりは大人気。用意されているエサでふれあいの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。一休みできる足湯や茶屋もあり宿泊者は滞在中いつでも、浴衣（お子さまは甚平）のままでふらりと散策できます。

食事は作りたてのお料理を取り分けてもらえるライブキッチンが好評のビュッフェや、本格的な和食から、お子さまにも食べやすい丼もの、手軽なうどんなども揃うお食事処があります。別注の特別メニューの中には「お食い初め膳」（6,600円〜／税込）も用意されています。

全長17メートル、開放感抜群の天空大露天風呂では、夕焼けや星空、紅葉や霧にけむる箱根の山々など、その瞬間にしか出会えない自然美との一体感を味わえます。源泉掛け流しの貸切風呂（60分2,200円／税込）も12室あるので、周囲を気にすることなく優しいお湯に癒されることができます。ホスピタリティあふれるホテルで過ごす特別な時間を、親子で満喫してください。

滝通り温泉郷の一角にある『ホテル南風荘』はファミリー利用やリピート客も多く、お客さま満足度の高さや、お子さま連れの旅行にもおすすめの宿であることが伺えます。箱根湯本駅から箱根登山バスで約7分「奥湯本入口」バス停下車、徒歩約3分とアクセスも良好。

夏休みの時期には幼児プール付きの屋外プールがオープンしたり、パターゴルフやカラオケ、卓球、お絵描きオリジナルデザイントートバッグづくりなどの体験企画が登場したりと、季節ごとに何度も訪れたい工夫を凝らしています。

お子さまと一緒に特別な旅をしたいなら、露天風呂付き客室もおすすめです。夕食は部屋食や専用個室が選べるので、家族で思う存分ゆったりすることができます。ベビーバスやバウンサーなども借りられるので、赤ちゃんの旅行デビューにもぴったりです。

夕食の一例の和会席コースでは、1皿1皿ていねいに説明してくれる繊細な料理の豪華さにきっと驚くはず。幼児用キッズプレートやお子さま用の会席膳、お子さま用の食器や食が進むふりかけを用意してくれたりと、年齢に合わせてフレキシブルな対応をしてくれます。

須雲川のせせらぎに包まれる大浴場は、男女ともに内湯と外湯が1つずつ。花崗岩や青石を使用した高級感あふれる浴室や木の香漂う湯船などに浸れば、アルカリ性単純泉でじんわり心身がほぐされていくのを感じます。備え付けのベビーバスもあるので、赤ちゃん連れで大浴場を利用できるのもポイントです。

スタッフの対応の良さもお墨付きのホテルなら、三世代の旅行も安心。忘れられない家族の時間、みんなの心に残る思い出がつくれるはずです。

プール好き、温泉好きのお子さまと一緒なら大満足間違いなしの『箱根ホテル小涌園』。アクセスは箱根湯本駅から箱根登山バスで約20分「小涌園」バス停下車、徒歩すぐです。

うれしいポイントは、温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」が、滞在中はもちろん、チェックイン前や後にも楽しみ放題なこと。人気の流れるプールやスライダー、ジャングルジムなどを水着で遊ぶユネッサン、大庭園風呂や箱根の名湯でしみじみリラックスする「元湯 森の湯」など、お子さまも大人も夢中で楽しんで時間が足りないほどです。

『箱根ホテル小涌園』は「ミキハウス子育て総研（株）」が認定する「ウェルカムベビーのお宿」。認定は部屋ごとに行われ、6歳までのお子さま連れが宿泊できる認定部屋は、靴を脱いでくつろげるタイプです。もちろんそれ以外の部屋に宿泊しても、館内全体が赤ちゃんやお子さま連れにやさしい工夫にあふれています。授乳室や調乳用温水器、おむつや粉ミルクなども買えるアメニティ自動販売機も。

ビュッフェレストランでは、和洋中約60種類の料理や、ベビーフード、アルコール、ソフトドリンクが飲み放題で用意されています。7室ある貸切風呂（60分2,500円／税込）では親子水入らずの温泉タイムを。箱根大輪山を望む最上階の大浴場は男女入れ替え制で、朝夕で2つの景観を体験できます。

プレイスペースのデジタル黒板は、ダブレットに描いた絵が、壁に掛かった大きなモニターに映し出されるというもの。これにはまってお絵描きに夢中になるお子さまもいるそうです。ユネッサンと合わせて雨でも楽しみが尽きない小涌園ですが、好天なら約1万6,000平方メートルもの歴史ある日本庭園を散策する時間を残しておいてくださいね。

温泉の湯量の豊富な箱根には、お子さま連れにうれしい露天風呂付き部屋のある宿が数多くあります。中でも『箱根小涌園天悠』は全室が露天風呂付き。良質な小涌谷温泉のナトリウム塩化物泉は、湯冷めしにくいあたたまりの湯として知られています。箱根外輪山をはじめ部屋ごとに変わる景観を、信楽焼の湯船につかって眺める家族だけの時間に、じんわりと幸せを感じるでしょう。

アクセスは箱根湯本駅から箱根登山バスで約20分「天悠」下車、徒歩すぐです。

客室には畳敷きのスペースがあり、お子さまも大人ものびのびと過ごせます。一部の部屋を除き、120センチの幅のベッドが2台あるので、くっつければ添い寝でも広々です。お子さま用の浴衣、歯ブラシ、スリッパ、ベビーソープも揃っているので身軽に出かけて大丈夫。キューブトイや木製パズルなどのおもちゃ、フロント横のフリードリンクスペースもうれしいポイントです。館内の寄せ木工房ではがきづくり体験（1セット2,200円／税込）、根付づくり体験（1セット1,100円／税込）をするのも素敵な思い出づくりに。キットを購入して、部屋で寄せ木細工に挑戦するのも楽しそう。

五感を刺激する思い出深い料理を提供してくれる3つの食事処には、いずれもお子さま用のメニューが用意されています。プレミアムビュッフェをいただけるダイニングでは、山海の旬味に加え、エビフライやスパゲティなど、お子さまが好むものを詰め込んだお子さまプレートを。国登録有形文化財建築で味わえる和食や鉄板焼きのお子さま用コースも歓声が上がるほど豪華です。

目の前にさえぎるものなく箱根外輪山の稜線が広がる「浮雲の湯」、滝のある「車沢の湯」（男女入れ替え制）や、専用通路で直結の「箱根小涌園 元湯 森の湯」などで、温泉を満喫するのもよし。したいことや過ごし方に迷うほど盛り沢山なので、親子旅を楽しませるプロであるコンシェルジュに相談して、好みに合うプランを提案してもらいましょう。

箱根登山電車の強羅駅から徒歩5分ほどの場所にある『箱根 ゆとわ』には、お子さま連れの旅行にうれしいポイントがいろいろ。2つの貸切風呂や、コンドミニアムのお風呂では自家源泉のお湯を、他のお客さまを気にすることなくゆっくりと満喫できます。お子さま用の浴衣や歯ブラシ、スリッパも用意されているので便利です。

スパラウンジの一角のキッズエリアには、おもちゃやゲーム、壁を飾れるマグネット式の積み木などが用意され、親子でわくわくする時間を過ごせます。ライブラリーラウンジで親子それぞれ好きな本に没頭したり、親子で読み聞かせをするシーンも見られるとか。本棚をくり抜いたユニークな読書スペースで写真を撮ったり、フリードリンクを片手に、広いラウンジの思い思いの場所でくつろげます。

朝食はビュッフェ、夕食はハーフビュッフェと、大人もお子さまも自分の好きなものを選べるのも魅力。レストランには椅子やクッションだけでなく、取り皿もお子さま用のものがあり配慮を感じます。小学生以下のお子さまには3種のキッズメニューを事前に注文することもできます。

さらに、夕食はアルコールを含むフリードリンク付きのほか、滞在中はライブラリーラウンジのドリンクコーナーでスナックやデザート、フリードリンクをいただけます。一歩館内に足を踏み入れたら、追加料金なしで気兼ねなくしたいことをする。家族みんなが大満足の、そんな特別な時間がここにあります。

標高860メートルの山合、元文元（1736）年に広い草原に開かれた歴史のある仙石原温泉に佇む『ホテルグリーンプラザ箱根』では、まず目の前に迫る富士山の雄大な姿に目を奪われることでしょう。強羅駅から箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイに乗り継いで姥子駅より徒歩約3分です。

仙石原温泉は仙石原すすき草原や箱根湿生花園などの観光スポットにもアクセスのよいエリアです。親子でホテル周辺を散策すれば、子ども心にも忘れられない旅のワンシーンに出会えるかもしれません。

レストラン会場でお子さまのテンションをあげるのは、さまざまなデザートが並ぶ大型のデザートケースや、職人がずらりと並ぶ18メートルのライブキッチン。箱根、相模湾、駿河湾、富士山麓などの恵みが約50種類の料理となって提供されます。好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェの中、お子さまに人気の高いメニューは焼き立てのクリスピーピザやパスタだとか。ライブキッチンから出来立てを知らせるアップルパイはぜひとも味わってほしい一品です。朝食ビュッフェも約40種類と豊富で何から食べようか迷ってしまいます。卵液に24時間漬け込んだ1番人気のシェフ特製フレンチトーストはぜひチェックしてください。

効能豊かなナトリウム炭酸水素塩泉は、弱アルカリ性で赤ちゃんやお子さまの肌にもやさしいと評判です。男女共に湯船に浸かりながら富士山を眺められる露天風呂でお子さまと名湯を堪能しましょう。週末に開かれるコンサートで音楽鑑賞デビューをしたり、ガーデンテラスのイルミネーションを楽しんだり、お子さまが体験できるコンテンツもさまざまです。

令和6（2024）年3月にリニューアルオープンした「EN RESORT Re'Cove Hakone（旧リ・カーブ箱根）」。施設が刷新したのはもちろん、日替わりのウェルカムスイーツやフリードリンクなどサービスも一層盛りだくさんに。

箱根湯本駅から箱根登山バスで約30分、高原に開かれた仙石原温泉に位置します。客室は6タイプで、お子さま連れに人気が高いのは和洋室の部屋。ゆったりしたスペースに畳の空間があり、自在なスタイルで過ごすことができます。

大涌谷から引き込むにごり湯の温泉は、檜の内風呂と開放感のある露天風呂で味わえます。温泉ではない内湯もあり、温泉につかれない方でも寝湯やジャグジーなど、いろいろなタイプのお風呂を楽しめます。

施設全体のリニューアルのテーマは、大自然の恵みに触れ、大切な人と同じ時間を共有する「Feel Connect」。食についても「地域と人と繋がる」をコンセプトを掲げています。地産地消にこだわるビュッフェレストランでは、三世代が満足できる食事の提供を意識しているのだとか。

富士山サーモンのマリネや海鮮丼、地場産野菜の天ぷらのほか、ライブキッチンで迫力満点に切り分けられるシュラスコやパイ包みスープなど趣向を凝らした料理も好評です。朝食も御殿場コシヒカリや笹豆腐、具材が選べるオムレツなど、地域の食材をふんだんに使用。滞在中には卓球やカラオケに興じたり、ボードゲームに夢中になったり。日常を離れて気ままに過ごす親子の時間を彩ってくれます。

刻々と表情を変える芦ノ湖を間近に眺めることができ、周辺観光の拠点としてもポイントが高い『箱根・芦ノ湖 はなをり』。アクセスは箱根湯本駅から箱根登山バスで約40分「桃源台」バス停下車、徒歩約2分。

乗りものが好きなお子さまなら到着までもワクワクです。館内に入るとガラス越しに名物の水盤テラスが広がり、そのまま芦ノ湖につながるような眺めに思わず見入ってしまいます。

映えるフォトスポットの多いおしゃれで非日常感あふれる施設の中でも、水盤テラスでの撮影はお忘れなく。フロントスタッフにお願いすれば快く応じてもらえます。ウェルカムドリンクを片手に、テラス横の足湯でひといきつくのもいいですね。タオルが常備されているので、通りすがりに準備なしで利用できます。お子さま連れにおすすめの部屋は、芦ノ湖を行き来する海賊船が眺められる湖畔側、ソファ付きの部屋です。露天風呂付きなどタイプがいくつかあるので、希望に合わせて選びましょう。

庭園ビュー、芦ノ湖ビューの2つの露天風呂と2つの貸切風呂（40分3,000円／税込）で元箱根温泉の名湯に身も心も溶けるひとときを。二十四節気を意識した季節感あふれるディナービュッフェはお子さま向けのメニューもあり、離乳食や子ども用の食器も用意されています。目にも美しい小皿料理とスタッフのもてなしに、親子揃っていつもより食が進みそうです。

お子さま用の浴衣や布団、おねしょカバーなども準備され、お子さま連れウェルカムが伝わる宿。小さなお子さまの姿も多いので、ハイクラスな空間でも気兼ねせず落ち着いて過ごすことができます。

今回はお子さま連れでも楽しめる箱根のホテルを厳選して紹介してきましたが、いかがでしたか？ お子さまも楽しめるアクティビティや美術館がたくさんある箱根は、家族旅行にもおすすめの観光地です。

※令和6（2024）年8月6日時点の情報です。