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箱根でゆったりと家族水入らずのひとときを過ごす。そんな休日の使い方もいいものです。今回は、小さな子ども連れでも周囲の目を気にせず、安心して利用できる「赤ちゃんプラン」のある宿を厳選。部屋食や赤ちゃん用のアメニティはもちろん、温泉貸し切りや離乳食の温めなどの配慮も行き届く宿でリフレッシュしましょう。
新緑の山々が見渡せるロケーションの温泉旅館『箱根湯本温泉 湯さか荘』。箱根湯本駅からは、「箱根湯本温泉旅館送迎バス(Bコース:早雲通り線)」、または箱根登山路線バス「箱根旧街道線(K路線)」の利用が便利です(箱根湯本駅バスのりば情報はこちら)。湧き出る温泉は、60年前に先代が掘り当てたものだそう。庭師とともにつくられた露天風呂では、五葉松、ツツジ、もみじ、梅など四季折々の風情を感じることができます。
お食事は、旅館から約8kmとほど近い距離にある小田原漁港で仕入れた新鮮な海の幸が満載。朝夕とも部屋食が基本のため、家族水入らずのひとときが楽しめます。複数家族でのご利用などの場合は、個室のお食事処を用意できるケースも。追加料金はかからないので、興味があれば事前に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
さて、そんな湯さか荘では、二児の父である三代目当主の提案により生まれた「赤ちゃんプラン」があります。このプランができてから、以前にも増して小さなお子さま連れの家族が宿泊されるようになったのだそう。周囲にも子連れファミリーが多く、気兼ねなく過ごせる環境は嬉しいですね。実際のプラン内容に目を向けると、客室にはおむつセットやおむつ専用ゴミ箱、ベビーチェアを完備。
また、大浴場に赤ちゃんを連れていくのが心配な方は、貸し切り半露天「早雲の湯」の利用がおすすめ。1組30分間は無料で利用できるので、チェックイン時に利用時間を旅館スタッフに伝えましょう。お肌に優しいアルカリ性単純温泉が涌き出る檜のお風呂を、家族みんなで楽しんでみてはいかがでしょうか。なお、この貸切風呂にはおむつ替台とベビーソープの用意もあるとのこと。宿の方々のもてなしに心も体もほっこりしながら、日頃の疲れを癒してください。
SPOT箱根湯本温泉 湯さか荘
約4,000坪の敷地を持つ『鶴井の宿 紫雲荘』は、全22室の宿。箱根湯本駅からは「箱根湯本温泉旅館送迎バス(Cコース:塔ノ沢線)」が便利です。敷地内には「鶴扇橋」や「竹林の小径」も見られ、散策を楽しむ宿泊客の姿も。
食事は、前菜からお造り、焼物や煮物に、フルーツまでついたこだわりの創作会席料理。季節によって変わる亭主自家製の十割そばも堪能できるとあって、食事の時間を楽しみにするリピーターも多いそうです。
大人のくつろぎにはぴったりの『鶴井の宿 紫雲荘』ですが、お子さま連れでも安心・快適に過ごせるよう設備やオプションの充実に力を入れています。宿まではできるだけ身軽に来られるよう、オムツバケツ、調乳ポット、ベビーソープ、お昼寝マット、防水シーツ、バスチェアー、ベビーチェアを無料で貸し出し(※1)。フロントでは、オムツ(1枚50円/税込)やおしりふき(200円/税込)の販売も行っています。
また予約の際に「グループ・ファミリー割」を選択すれば、未就学児6歳以下のお子さまの施設利用料が無料(※2)になる特典も。各部屋の規定数以内であれば、朝夕食とも客室でいただくことが可能です。お食事のオプションとして「お子様夕食(3,300円/税込)」や「お食い初め膳(4,400円/税込)」があるのも特徴。小さなお子さまでも食べやすい食材やメニューにこだわり、大人も子どもも大満足の一家団らんを過ごせます。
三世代揃っての宿泊なら、和室2つに広縁が付いたデラックスルームが最適。貸切内家族風呂「男爵の湯」もチェックイン時の受付で利用することができます(※3)。自然を肌で感じながら、温泉を楽しんだりお部屋でのんびりくつろいだりと、家族そろって羽を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
※1 数に限りがあるため事前予約が必要です。
※2 布団や食事については別途料金が発生します。
※3 当日受付のみ、先着順となります。
SPOT鶴井の宿 紫雲荘
※令和6(2024)年8月6日時点の情報です。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。