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いつもとちょっと違うユニークな旅を楽しみたい。そんな旅好きな人たちにおすすめなのが、オンリーワンの魅力を持つ箱根の宿です。オープンしたばかりの「箱根本箱」をはじめ、箱根で密かに注目を集めるユニークな趣向の宿を紹介していきます。
昨年8月にオープンした「本との出会い」「本のある暮らし」をテーマにしたブックホテルです。メインラウンジの奥の壁は全面ガラス張りとなっており、箱根の自然の中にいるような感覚で、快適な読書を楽しめます。各客室には、個性的な書店スタッフや著名人がセレクトした「私の選書」コーナーと天然温泉の露天風呂が付き、温泉に入りながらゆっくりと本を読みふけることができます。温泉をゆっくりと楽しみたいなら、大浴場もおすすめ。乳白色の硫黄泉と無色透明の美肌の湯の2つの泉質を楽しめます。
館内にある約12,000冊の本がどれでも購入できるというのも、「箱根本箱」の大きな特徴です。「衣」「食」「住」「遊」「休」「知」をテーマにセレクトされた本の中からお気に入りの一冊を見つけましょう。あえて宿泊時には読まずに、購入して自宅で何日もかけて読むのもおすすめです。館内にはシアタールームもあり、毎月異なるテーマのショートフィルムを上映します。上映作品に関連のある本も置かれているので、映像を楽しみたい人も満喫できます。
古旅館を改装した温泉付きゲストハウスです。スタッフが約6ヶ月をかけて増築に増築を重ねた建物は地下にもつづき、まるで秘密基地のよう。24時間楽しめる温泉は、大涌谷から引かれている白濁の硫酸塩泉で、冷え性や神経痛に効果があると言われています。石風呂とヒノキ風呂があり、男女日替わりで利用できます。温泉にゆっくり浸かった後は、併設のバーでお酒を飲みながら、宿での出会いを楽しむのもよいでしょう。
客室は1~3人用の「個室」(1泊4,000円〜/税込)と、最大6名を収容できる一棟貸切の別館「アパートメント」(1泊30,000円〜/税込)、1部屋に最大4人が宿泊する大部屋「ドミトリー」(1泊3,500円〜/税込)の3タイプから選べます。ふかふかの布団でくつろぎましょう。コンロ、鍋、電子レンジ、ケトル、トースター、お皿、簡単な調味料などが揃うゲスト用のキッチンを、自由に利用できるのも嬉しいポイントです。
健康の増進や病気を治すことをテーマにした旅館です。自身のこれまでの道のりを振り返り、体を労わりながら、これからの人生をどう過ごしていくかを考える宿として利用されています。温泉と食での「養生」を目的とした6つのルールを守りながら、源泉掛け流しの温泉と、無農薬にこだわった養生食を楽しみましょう。3泊からの利用がおすすめです。
食事は館内にある食事処「楽庵」でいただきます。体調と環境は切り離せないという「身土不二」の考え方をベースに、100%無農薬の野菜を中心とした養生食を楽しみましょう。100%無農薬の玄米と、野菜の煮物や揚げ物、酢の物などを、よく噛み締めながら食べることで、お米の甘味や野菜の旨味に気づくことができます。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。