秋の箱根は平日を狙おう！ ロマンスカーで行く1泊2日の紅葉観光

新宿と箱根湯本を最短75分で結ぶ特急列車「ロマンスカー」。全席指定で、大きな窓から丹沢の山々や富士山、田園風景などをのんびりと眺めながら箱根に向かうことができます。座席の肘掛けに食事用のテーブルがしつらえてあるほか、GSE（70000形）の各座席には充電用のコンセントも完備。旅の大切な一部である移動時間も、楽しく快適に過ごすことができます。

1つめのおすすめは、露天風呂から箱根随一の富士山が見える宿として人気の「ホテルグリーンプラザ箱根」です。標高860メートルの箱根の山間に位置するため、空気のおいしさは格別。箱根ロープウェイ姥子駅から歩いて9分と好立地で、「彫刻の森美術館」「箱根神社」「箱根ガラスの森美術館」「ポーラ美術館」にアクセスしやすいのも魅力です。自家源泉は、富士箱根伊豆国立公園から湧き出る仙石原温泉。肌にうるおいを与えるメタケイ酸、血行を促進する硫酸イオン、肌の汚れや角質を除去する炭酸水素イオンなど美肌成分豊富なお湯を楽しめます。

続いてのおすすめは、岩崎小弥太男爵別邸跡地に建つ「小田急 山のホテル」。男爵はかつて、四季折々の植物に彩られた広大な敷地内で狩猟やゴルフを楽しんだと言われていますが、今なお敷地内の大庭園では豊かな自然を堪能できます。とりわけ春のツツジの美しさは有名ですが、遊歩道が落ち葉で染まる秋から冬にかけての風情も格別。庭園内を散歩しながら、日本独特の美意識である「わびさび」を写真に収めるのも一興です。芦ノ湖に面した立地なので、男爵が遊覧船をチャーターしていたとされる「プライベート桟橋」から水面を眺めるのもおすすめですし、ホテル本館5階の展望室なら180度、湖を望めます。夕食は、選りすぐりの旬素材を美しく盛りつけた本格懐石料理、もしくは本場で修業したシェフによる創意工夫溢れるフランス料理から選択可能。いずれもリピーターが後を絶たないほど人気なので、どちらを選ぶか迷ってしまいそうですね。

最後に紹介するのは、五感に働きかけて至福の時間を堪能させてくれるスパリゾートホテル「ホテルマイユクール祥月」です。箱根湯本の自然を見渡す高台に位置するので見晴らしは抜群。箱根湯本駅からタクシーで約3分、徒歩約10分とアクセスも良好です。女性に人気の和洋折衷料理は、選りすぐりの素材を見た目にも美しい前菜は和食やスペイン料理、イタリアンへと昇華させた創作会席。いろいろな料理を楽しめるので、お腹も心もとことん満たされます。夕食最後のデザートは、ワゴンサービスでお好きな物をお選びいただけます。当プランで用意した23平米のスタンダードツインは、ベージュを基調とした落ち着きのある雰囲気。シモンズ製のベッドは寝心地抜群です。また、アロマテラピーサロン「エレガンスマイユ」は、厳選した上質アロマオイルを使用したボディトリートメントから足ツボ、全身のもみほぐしまで豊富なメニューがそろっているので、日ごろの疲れをたっぷりと癒せること間違いなし。