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箱根で温泉も、美術館などさまざまなアクティビティを楽しみたい。ただ、施設ごとに入場料を払うと思った以上に出費がかさみます。そこで活用したいのが、箱根遊び放題チケット「はこチケ」です。対象の温泉や美術館、アクティビティ施設など20施設を、有効期間中なら何度でも定額で利用できます。温泉は8施設が対象なので、温泉を外せない方にも使いやすいチケットです。この記事では、温泉8施設の紹介に加え、温泉と庭園・美術館・水族館を組み合わせた3つのモデルコースも紹介します。
「はこチケ」は、スマートフォンで購入・利用するデジタルチケットです。紙のチケットは必要なく、購入から入場まですべてスマホで完結します。有効期間は1日・2日・3日の3種類。期間中なら、対象施設を何度利用しても追加料金はかかりません。
▼はこチケ各種の価格(各税込)
| 大人 | 子ども | |
|---|---|---|
| 1日券 | 5,500円 | 2,000円 |
| 2日券 | 7,300円 | 3,000円 |
| 3日券 | 9,800円 | 4,000円 |
※本チケットは対象施設の利用券です。箱根までの運賃や現地交通費は含まれません。
対象は全20施設。内訳は、美術館・ミュージアムが5施設、娯楽・アクティビティが4施設、植物園・史跡が3施設、そして今回ご紹介する温浴施設が8施設。箱根湯本の日帰り温泉から、芦ノ湖畔の絶景湯、御殿場の富士山を望む湯まで、エリアも雰囲気もさまざまです。はこチケだけ1つで、個性の異なる温泉をめぐれるのが魅力です。
※施設数・内訳は令和8年(2026)年10月現在の情報です。
ここでは、1日2軒ほどの温泉をめぐりながら、その合間に庭園や美術館、水族館などを楽しむ3つのモデルコースを紹介します。好みのコースを見つけて、自分にピッタリの旅のプランを立ててみてください。
朝、ロマンスカーで箱根湯本駅に着いたら、そのまま箱根登山電車に乗り換えて強羅駅へ。強羅では、隣り合う2つの庭園をめぐります。『箱根強羅公園』は噴水を中心にしたフランス式の整型庭園で、ツツジやアジサイ、バラなどの季節の花を楽しむことができます。その隣にある『箱根美術館』は、陶磁器の展示に加え、苔とモミジに彩られた日本庭園も見どころです。洋と和、趣の異なる庭園を続けて楽しめるのが、強羅ならではの魅力です。
昼食後は、『箱根 ゆとわ』の立ち寄り湯へ。月〜木曜は14時から、金〜日曜は13時から利用できるので、昼食を済ませたらそのまま向かうのがおすすめです。温泉を楽しんだ後は、箱根登山電車で箱根湯本駅へ。締めの温泉の前に『箱根パターゴルフ』でひと勝負してみてはいかがでしょうか。同行者とスコアを競いながら軽く体を動かした後は、『箱根湯寮』、または『湯の里おかだ』の温泉でさっぱり。帰りのロマンスカーに乗る前にもうひと風呂楽しめるのも、駅の周りに温泉が集まる箱根湯本ならではです。
箱根湯本エリアには、はこチケで利用できる温泉が2軒あります。どちらも箱根湯本駅からの送迎バスを利用できるので、その日の気分に合わせて選んでみてください。
※箱根美術館は改修工事のため、2026年10月29日まで全面休館しています。
※本チケットは箱根までの運賃や現地交通費は含まれません。
『箱根町立 森のふれあい館』からスタート。芦ノ湖の南にある「箱根やすらぎの森」内に建ち、箱根にすむ動植物を写真やはく製で紹介しています。箱根の自然を学んだ後は、芦ノ湖畔の『箱根園水族館』へ。海水の水族館としては日本一標高の高い場所にあり、世界中の魚や愛嬌たっぷりのアザラシなど、さまざまな生き物に出会えます。
続いて小涌谷へ。『箱根小涌園ユネッサン』の水着エリアには屋内外にお風呂やプールなどがあり、天気を気にせず遊べます。館内で昼食もとれるため、午後もそのまま遊び続けられます。思いきり遊んだ後は、同じ敷地内の本格日帰り温泉『元湯 森の湯』へ。こちらは裸で入浴する温泉エリアで、露天風呂からは箱根外輪山が望めます。お子さまと一緒に温泉に浸かりながら、その日の出来事を振り返るのも、家族旅行ならではのひとときです。
1日目は仙石原で、ガラス工芸をテーマに2つの美術館を巡ります。午前は『箱根ガラスの森美術館』へ。中世から近代にかけてのヴェネチアン・グラスが並び、繊細な器の数々に思わず足が止まります。続いて向かう『箱根ラリック美術館』では、ガラス工芸家ルネ・ラリックの作品を展示。ラリックのガラスパネルで彩られたオリエント急行の車両で、優雅なティータイムを楽しむこともできます。午後からは、一の湯グループの宿2軒をはしご。どちらも露天風呂は大涌谷温泉、内湯は大平台温泉と、2種類の温泉を堪能できます。それぞれの湯船から望む景色の違いにも注目です。
2日目は早起きして芦ノ湖畔へ。『絶景日帰り温泉 龍宮殿本館』は土休日なら朝8時から入浴できます。比較的人の少ない朝の時間帯に、湖と富士山を眺めながら、清々しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。その後は『箱根関所』へ立ち寄り、江戸時代の旅人気分を味わいます。元箱根の高台にある『成川美術館』では、日本画を鑑賞した後、展望ラウンジから芦ノ湖のパノラマを一望できます。帰り道は御殿場へ。日帰り温泉施設『木の花の湯』は東名高速道路の御殿場ICからクルマで約5分と、帰路の途中に立ち寄りやすい場所にあります。正面に富士山を望む露天風呂で、2日間の旅の疲れを癒してから帰りましょう。
はこチケで入れる温泉は、箱根湯本から御殿場まで全8施設。里山の風情を感じる湯、外輪山を望む露天、湖と富士山を一度に眺める湯と、それぞれに個性があります。ここからは、全8施設をそれぞれ紹介します。
箱根湯本駅から無料送迎バスで約3分。塔之沢に位置する、古民家風の日帰り温泉施設です。はこチケで利用できる大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」には、露天風呂のほか信楽風呂やサウナがあり、趣の異なる湯を楽しみながらゆっくり過ごせます。湯上がりは食事処「囲炉裏茶寮 八里」で、囲炉裏を囲んで炉端焼きの里山料理を味わえます。畳敷きの休息房や静かに休めるうたたね房など、休憩スポットも充実。帰りのロマンスカーの時間までゆったりとした時間を過ごせます。
※小学生未満のお子さまは大浴場棟を利用できません
SPOT箱根湯寮
湯坂山の中腹に建つ日帰り温泉。5本の自家源泉を持ち、豊富な湯量を誇ります。露天エリアには岩風呂、打たせ湯、気泡風呂、寝湯と湯船が並び、湯めぐり気分で楽しめます。サウナでは12時から21時までの毎正時に、オートロウリュウが作動。休憩処にはマッサージチェアや漫画コーナーもあり、入浴の合間にひと休みできます。夜23時まで営業しているため、箱根観光を満喫した後に立ち寄れるのもうれしいポイントです。はこチケでは、日帰り入浴を利用できます。
SPOT湯の里おかだ
水着で遊べる『箱根小涌園ユネッサン』に併設された、裸で入浴する温泉エリアです。露天風呂からは箱根の山々を一望できるほか、陶器風呂や寝湯、サウナも備えています。日が暮れると頭上に満天の星が広がり、昼とは異なる落ち着いた雰囲気に。2025年3月にはロビーや休憩室もリニューアルしました。はこチケがあれば、森の湯とユネッサンの両方を利用可能。水着エリアで遊んだあと、そのまま森の湯の温泉でゆっくりとくつろげます。
SPOT箱根小涌園 元湯 森の湯(箱根小涌園ユネッサン)
強羅駅から歩いて5分ほどの温泉宿で、宿泊しなくても「立ち寄り湯」として大浴場を利用できます。湯は美人の湯として知られる二ノ平温泉の自家源泉。女性用大浴場は、壁や天井の色付きの窓から光が差し込み、湯面を青や緑に彩ります。男性用は浴槽の縁にヒノキを使った、木の香りのする浴場です。バスタオルとフェイスタオルは追加料金なしで借りられるため、手ぶらで立ち寄れるのもうれしいポイント。湯上がりは、足湯のあるウッドデッキ「ナカニワ」や、ドリンクを飲みながら読書を楽しめる「ライブラリーラウンジ」でのんびり過ごせます。
SPOT箱根 ゆとわ
芦ノ湖のほとり、箱根園に隣接するエリアに建つ日帰り温泉施設です。京都の平等院鳳凰堂をモチーフにした建物は、昭和13年に浜名湖畔に建てられたホテルを移築したもの。2017年に日帰り温泉として生まれ変わり、同年、国の登録有形文化財に登録されました。蛸川温泉の湯をたたえた露天風呂の目の前には芦ノ湖が広がり、晴れた日にはその向こうに富士山を望めます。土休日は朝8時から営業しているため、朝湯を目当てに訪れるのもおすすめです。
SPOT絶景日帰り温泉 龍宮殿本館
仙石原に建つ温泉宿で、バス停から徒歩1分。立ち寄り入浴は13時から受け付けています。大浴場では、2種類の温泉を楽しめるのが特徴です。露天風呂は大涌谷温泉の硫黄泉、内湯はpH9を超えるアルカリ性単純温泉(大平台温泉)で、異なる泉質を一度に楽しめます。浴槽には、温浴効果を高めるとされる麦飯石を使用。ガラスの森美術館やラリック美術館にも近く、仙石原の美術館めぐりとあわせて立ち寄りやすい温泉です。
SPOT仙石原品の木一の湯
仙石原すすき草原のすぐそばに建つ温泉宿。露天風呂はヒノキ林に囲まれ、大涌谷温泉の硫黄泉に浸かりながら森の空気を感じられます。内湯は無色透明のアルカリ性単純温泉です。秋はススキの草原を歩いたあと、冷えた体を温めに立ち寄るのにもピッタリ。草原散策と温泉をセットにして、仙石原の自然を満喫するのもおすすめです。仙石原品の木一の湯と同じく、立ち寄り入浴は13時から受け付けています。
SPOTススキの原 一の湯
御殿場プレミアム・アウトレットの敷地内にある日帰り温泉施設。美肌の湯ともいわれる自家源泉「御殿場木の花温泉」を楽しめます。最大の魅力は、富士山を正面に望む開放的な眺め。幅約10mの展望風呂や深さ130cmの立湯から、晴れた日には雄大な姿を一望できます。内湯には炭酸風呂があり、サウナではロウリュウサービスも。箱根湯本駅からは箱根登山バスでアクセスでき、箱根旅の帰りやアウトレットでの買い物とあわせて立ち寄るのもおすすめです。
SPOT木の花の湯
はこチケはスマートフォン限定のデジタルチケットで、紙のチケットは販売していません。購入は、箱根ナビのチケットページから。スマートフォン1台で、同行者の分もまとめて購入・利用できます。
施設で利用するときは、箱根ナビ画面右上の「MY TICKET 使う」から保有チケットを開き、利用する券種の「使う」→「チケットを使う」の順にタップ。カメラが起動したら、施設で提示されたQRコードを読み取りましょう。画面に表示された、はこチケのロゴが動いていることを確認し、スタッフに画面を見せれば入場できます。QRコードがうまく読み取れない場合は、施設ごとのコードを入力して認証することも可能です。
なお施設によっては、急な事情や混雑により、営業時間が変わったり、入場制限がかかったりする場合があります。出かける前に、各施設の公式サイトや電話で最新情報を確認しておくと安心です。
※令和8(2026)年11月4日時点の情報です。
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