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ポカポカ陽気の日は、箱根のグルメをテイクアウトしてピクニックしませんか?公園や河川敷で自然を感じながらおいしいものを頬張れば、体も心も癒されます。今回は箱根湯本駅周辺のテイクアウトグルメを紹介。どれも駅から徒歩圏内にあるので、気軽に立ち寄れます。
箱根湯本駅から徒歩約8分の「鯛ごはん懐石 瓔珞(ようらく)」は、リピーターが多い名店。人気店のため、利用時は事前予約がおすすめですが、持ち帰り用のお弁当「彩り(1,500円/税込)」なら予約なしでも購入できます。鯛ごはんには、小田原漁港で獲れた良質な鯛を使用し、天然塩だけで味付け。1時間以上かけて丸ごと焼きあげた後、手で丁寧にほぐしたフワフワの身を箱根外輪山の伏流水で炊いたごはんの上へ。シンプルながら素材本来の旨味を感じます。付け合わせとして大ぶりのだし巻き卵や季節によって絵柄が変わる花かまぼこ、京都のお団子が入った充実の内容。わさび漬けやちりめん、きゃらぶきなどを鯛ごはんに少し混ぜると、また違った風味が楽しめます。
テイクアウト用に、赤だし(380円/税込)の用意も。花麩や三つ葉、えのきなどが入った味わい深い一杯は、鯛ごはんと相性がいいので、あわせて注文しましょう。購入したお弁当は、店横のテラスでもいただけます。店内は中学生以上対象ですが、テラスは小さい子どもを連れた家族やペット連れも利用OK。早川のせせらぎを眺めながら鯛の風味をゆっくりと堪能してはいかがでしょうか。
”箱根湯本駅から徒歩約1分の人気フォトスポット「あじさい橋」のたもとにある「ピコット 湯本駅前店」は、テイクアウト専門のベーカリー。箱根の老舗・湯本富士屋ホテルで焼き上げた約20種類のパンを購入できます。おすすめは「揚げパン(プレーン200円、小倉・カスタード・シナモン250円/税込)。どこか懐かしい味わいのフィリングをしっとりとした生地で包んだ1品です。ピンクのいちごチョコ味やグリーンの抹茶味、イエローのレモン味など、カラフルで見た目もかわいい6種類のメロンパン(320円/税込)も女性に人気。中のクリームやクッキー生地のフレーバーもそれぞれ異なるので、味の違いを比べるのもおすすめです。期間限定で販売される「あじさいパン」も要チェック。名所へのお散歩のお供にいかがでしょうか。
パンのお供には「飲む杏仁プリン(ミニ500円、レギュラー600円/税込)」を。湯本富士屋ホテル内の中国料理店「桃華樓」で1番人気のデザートをアレンジしたドリンクです。マイルドでサラリとした口当たりの杏仁豆腐に、シャキッとした果実やプルプルのコーヒーゼリーがアクセントとして混ざり、味も食感も楽しめます。
新食感の「生餅」が女性の間で話題沸騰中の「食事処 春夏秋冬」では、お団子(3本450円/税込)のテイクアウトができます。注文を受けてから仕上げる無添加のお団子は、もっちりとした柔らかさと、ほどよい食感のバランスが絶妙です。フレーバーは、みたらしやあんこ、きなこ、ずんだ、くるみ、からみ(大根おろしと醤油)の6種類をラインナップしているので、気分に合わせて選びましょう。1パック3本入りなので、仲間と何種類かをシェアして食べ比べるのも楽しいですね。
中でも、1番人気のみたらしはぜひ食べておきたい一品。甘さ控えめで、醤油の風味が際立った自家製のタレがお団子によく絡み、さっぱりとした後味でつい手が伸びてしまいます。夏季限定で販売されるオーガニックのデトックスティーも女性におすすめです。日なたぼっこのお供に、ツルツルのお団子と体にやさしいドリンクを味わいましょう。
箱根湯本駅前の大通りに面した「小田原 籠清 箱根湯本みつき店」では、揚げかまぼこが人気です。揚げたてだけあって香ばしく、魚介の風味が食欲をそそります。ずっしりとした見た目ながら、中はふんわりホクホクで軽い食感。すり身のやさしい甘味と旨味が口いっぱいに広がります。食べ歩きと伝えれば串に刺して提供してくれるので、手を汚さずに食べられるのも嬉しいポイントです。
人気なのは、イカやにんじん、ネギを刻んで練り込んだ珍味揚(350円/税込)。多彩な食感や味が一度に楽しめます。たまねぎ棒(350円/税込)は、大きめに角切りした玉ねぎがゴロゴロと入った一品。玉ねぎの甘味がすり身と相性抜群で、シャキッとした食感もやみつきになります。明太マヨ(350円/税込)や季節限定のえだまめ棒(350円/税込)などの変わり種もぜひお試しを。2階では、揚げかまぼこやお土産のほか、生ビールやレモンサワーなどのドリンクも販売中。駅前の上空通路「湯悠デッキ」と直結しているので、電車の待ち時間にさっと購入して、次の目的地に向かったり、旅の締めくくりに早川の清流を眺めながらのんびり過ごすのもいいですね。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。