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特集|2021.12.17

⾃然豊かな箱根なら仕事がはかどる!? 企業ワーケーション体験に密着

ISSUE

紅葉も色づき始めた2021年10月、箱根湯本のふもとに三菱地所株式会社が開発したワーケーションの基点となる施設「WORK×ation Site 箱根湯本」が誕生しました。今回は、自社の新規プロジェクトを検討することになったとある企業が施設を利用するという情報を聞きつけたので、その様子をお届けします。箱根で過ごす2日間のワーケーション体験に密着しました。




参加者紹介


今回箱根にやってきたパーソルファシリティマネジメント株式会社(以下、PFM)は、さまざまな企業の就業環境をハード・ソフト両面から捉え、就業や経営にとっての最適解を追求するファシリティマネジメントの専門家。昨今の働き方の多様化を受け、リモートワークやワーケーションに関する問い合わせも増えてきていると言います。「まずは自身が体験してみなくては」と手を挙げた社員一行が、今回箱根の地を訪れました。




今回訪れたのは「WORK×ation Site 箱根湯本」


撮影会社:ナカサアンドパートナーズ

三菱地所株式会社が運営する「WORK×ation Site 箱根湯本」は、箱根湯本駅から徒歩7分に位置する2階建ての一軒家。施設自体は木々に囲まれた山あいに位置するものの、箱根湯本商店街にも近ければ、バスで「箱根湯寮」にも足を伸ばせるなど、観光地らしい賑わいも十分に味わえます。建物自体は広さ48㎡の1階(SITE1)と、それより広い72㎡の2階(SITE2)から成り、それぞれ1社専有のスタイル。今回2日間に渡りここをワーケーションの基地としたPFMさんも、こうした施設環境を有効に使い分け、議論や個々の仕事へ没頭しました。

1日目

【8時50分】箱根湯本駅に到着

朝7時に新宿駅を出発、最速73分で箱根湯本駅まで到着する小田急ロマンスカーに乗車して、あっという間に箱根に降り立った一行。冷たく澄んだ空気と眩い朝日を背に、早速駅前で記念撮影。修学旅行のような雰囲気に、早くも“旅気分”を味わいます。

【9時10分】「WORK×ation Site 箱根湯本」到着

撮影会社:ナカサアンドパートナーズ

箱根湯本駅発のエリア循環バスに乗って「WORK×ation Site 箱根湯本」に到着。広々とした部屋に吹き抜け、エントランスにあしらわれた寄木細工など、初めて目にする“ワーケーション施設”に興味津々の様子。思い思いの風景を写真に収める姿も見られます。


「WORK×ation Site 箱根湯本」SITE1


「WORK×ation Site 箱根湯本」は「茶屋」をイメージしたデザインコンセプト。1日目に利用するSITE1には盆栽を囲むテーブルに、縁側を彷彿とさせるウッドデッキも。大きな窓から差し込む光を受け、思い思いの場所で仕事をすることができます。ハサミや付箋など、会議に使用できる文房具類も充実のラインナップです。

とってもきれいな施設で、ホワイトボードは大きくて議論を見える化しやすそうです。なにより箱根の緑に囲まれたこのロケーションが最高です。ここで2日間仕事をすると思うとワクワクします。

虫谷さん

【10時】生産性の高まる午前中を活用しグループディスカッション

各々気に入った席で一息ついた後、最初に取り組んだのは「より良い働き方」に向けたグループディスカッション。白熱した議論を交わしました。

箱根という観光地にやってきて働く環境が変化したためか、オフィスでは教えてもらう立場が多かった新入社員たちも自らホワイトボードのペンを執り、先輩社員たちの意見に耳を傾けます。

先輩社員たちも若手の変化を察知し、うまく意見を引き出しながら議論をファシリテートしていました。「WORK×ation Site 箱根湯本」に備え付けの付箋や文具を効果的に活用することで、議論がスムーズに進みます。

【12時】昼食は木漏れ日の射すウッドデッキでバーベキュー

“働くための設備”とは触れたものの、言うまでもなく「WORK×ation Site 箱根湯本」はそれだけではありません。非日常が形になって現れたのが、昼食の時間でした。ウッドデッキに広げられたのは、バリエーション豊かなバーベキュー食材。バーベキューのプランは3種類あり、カルビや牛タンに魚介を揃えたライトプランから、和牛ステーキやアヒージョを加えたカジュアルプラン、小田原や近郊で獲れた鮑や真鯛なども豪華に揃える特選小田原産新鮮鮮魚プランと、贅沢な選択肢です。季節や仕入れ具合によりおすすめの食材を取り揃えるはもちろん、自身でアレンジできる調味料も豊富。

先ほどまで熱い議論を交わしていたPFM社員たちもすっかりアウトドアチェアに身を委ね、肉や魚介の焼けた合図に威勢よく挙手!リラックスした表情を見せました。

今日のメンバーは同じチームの人もいるので、その点では会社でやっていたことの延長・・・という一方で、場所が全く異なることが与える影響は思いのほか大きかったです。頭が自然と切り替わるのを感じました。

相田さん

【13時30分】メンバーで箱根観光も楽しみながら、社員たちの相互理解を深める

午前中の議論で頭を活性化し、ランチを経て仲間意識も高まってきた一行。午後は彫刻の森美術館まで足を伸ばし、館内を散策しながらインプットに勤しみます。しばらく経つと、目に留まる作品について感想を交わしたり、美術に詳しい同僚へ質問を投げかけたりする場面も。一定の環境にいるとなかなか崩れにくい上下関係や、リモートワークで減りつつあった社員同士の相互理解も、こうして環境を変えながら共に行動することで、徐々に変化する瞬間に立ち合うことができました。

記念写真のスポットに選んだのは、SNSでも話題の目玉焼きのオブジェ。スタッフに聞いたところ、クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)に依頼し設けられた“ベンチ”だそうです。憩いの場としてはもちろん、今ではフォトジェニックな場として再注目を浴びるようになりました。フランスのステンドグラス作家であるガブリエル・ロアール氏の「幸せをよぶシンフォニー彫刻」もまた、フォトスポットして人気の作品です。あえて武骨なフォルムのガラスを組み合わせることで、光の屈折が生まれ、天候や時間帯によってもさまざまな表情を見ることができます。

彫刻の森美術館は館内全てでWi-Fi設備を整え、カフェはもちろん、思い思いのミュージアムで考え事やちょっとした仕事を済ませるのにも最適。出口付近には美術館オリジナルの土産を購入できるショップもあり、品定めにしばし没頭ののち、宿泊施設へと向かいました。

2日目

【9時】2日目のグループミーティング開始。相互理解で活発なディスカッションに

箱根の朝を迎えたPFM一同。昨日に続き「WORK×ation Site 箱根湯本」に集い、新規事業案の策定に時間を充てることにしました。2チームに分かれてディスカッションをおこない、一方のグループは広々としたダイニングで、もう一方は茶室に身を寄せディスカッションを進めます。ダイニングを使用したグループは、壁一面のホワイトボードを使い、各々のアイデアを板書。相関する意見や類似する考えには線や囲みを加え、グループの考えを可視化します。茶室を利用したグループでは、付箋を用いて各自のアイデアを列挙。それらを壁に貼ったり過去の資料をモニターで参照したりしながら、アイデアを成熟させていきました。


「WORK×ation Site 箱根湯本」SITE2


2日目に利用したSITE2の特徴は、メインとなる部屋の他に、掘りごたつ式の和室を備えていること。まさしく茶室のようですが、モニターにPCを接続して会議をすることもできる機能性も担保しています。一人で集中できるスペースもあるので施設にあるモニターを利用して提案資料作成をすすめたり、ハンギングチェアに座ってメールチェックをしたり、ストレスなく効率的に作業を進めることができます。

【11:30】グループディスカッション後、個人業務に励む

“ハード”が変われば“ソフト”が変わる。普段は会社や自宅をハードとして働くビジネスパーソンが「WORK×ation Site 箱根湯本」をハードにすることで、他社員との関係性やアクションという“ソフト”が変わる効果を体感したPFMのみなさん。グループディスカッション後は、メンバー各自の作業時間を確保。施設にあるモニターを利用して提案資料作成をすすめたり、ハンギングチェアに座ってメールチェックをしたり、ストレスなく効率的に作業を進めていました。

【13時00分】じっくり議論した後は、すぐそばの日帰り温泉施設でリフレッシュ

白熱した議論のあとは、楽しみにしていた湯処でのランチ。箱根湯寮の敷地内にある「囲炉裏茶寮 八里」で、囲炉裏コースを囲みます。グループミーティングの延長戦を開始するグループもいれば、今回の旅を振り返る面々も。

食べ終わると、貸し切り個室露天風呂に移動して日頃の疲れを癒し、箱根湯寮を後にしました。

箱根には気軽に立ち寄れる観光スポットも盛りだくさん

今回のワーケーションで仕事に勤しむのはもちろん、自然や芸術にもとことん触れたPFM社員一同。紹介した以外にも、足を伸ばせば大涌谷やマス釣り場など、さまざまな観光名所が揃うことこそ、箱根の魅力。「季節を違えて来るのもいいかも」と早くも次に思いを巡らせながら、都内に向かう電車へ乗り込むのでした。


大涌谷

箱根といえば、「大涌谷」を連想する人も多いのではないでしょうか。箱根湯本から箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイを乗り継いで向かいます。名物の黒たまごは食べるだけでなく、写真加工アプリでたまごに似顔絵を描いてSNSに投稿する人も。また、道すがら早雲山駅舎内にある「cuーmo箱根」への寄り道もおすすめです。眺めの良い展望テラスで、足湯を楽しみながらSNS映えするドリンクやスイーツを味わいましょう。「ニューベル」750円は、早雲山の晴天に浮かぶ雲を表現したわたあめです。





畑宿清流マス釣場

弁天山清流公園のそのすぐ隣を流れる須雲川にある畑宿清流マス釣場。畑宿の大自然をそのままに清流釣りが楽しめます。しっかりと区分けされた釣場で、家族や友人と釣りを堪能しましょう。一人につきニジマスを8匹も放流し、釣った魚はその場で焼いて食べることもできます。小さな子供たちが大興奮してはしゃぐつかみどりエリアが2箇所、持ち込みバーベキューエリアや炊事場もあるので、休日に子供たちを連れて行くのにおすすめです。

今回のワーケーションの感想

今回一緒に箱根へ来たメンバーは、会社にいる時から話したことのある人がほとんどでしたが、2日間過ごすなかで「そういえば、仕事以外のことをこんなに話したことは無かった」と気づかされました。仕事のコミュニケーションを取る上でも、実はそれって大事なこと。コロナ禍で忘れかけていた相互理解の大切さを再認識しました。

鈴木さん


いつもと違う場所という刺激があってこそ、思い浮かぶアイデアや気が付く視点が多数あったと実感しています。普段から、煮詰まっていた仕事の解決策が出先で思い浮かぶことがあるタイプなのですが、今回のように同僚と過ごしながら、少しだけ緊張を緩めて仕事をする時間もいいですよね。これからも選択肢にしていきたいなと思いました。

徳永さん




今回の企業ワーケーション体験を終えて


パーソルファシリティマネジメント代表・槌井さん

今回、当社でワーケーションを体験してみようと思ったのは、社員のコンサルタントとしての体験値を上げることともう一つ、「非日常で何が起きるか」ということを私自身もトライしてみたかったためです。もちろんワーケーションを会社で企ててここまで来るのには、時間もお金もそれなりにかかります。ただ、その投資以上の変化・効果が組織ないしは個人に見られれば、今回に限らず今後も「いい仕事をするための選択肢」として前向きに捉えることができるためです。
そのうえで今回の箱根という場所について振り返ると、都心からも電車で一本とアクセスが良く、温泉に美術館、山々に商店街と、リフレッシュに格好のスポットがコンパクトにまとまっている印象を受けました。「都心からのアクセスが良い」というと、それはそれで日常との切り離しが難しい懸念が生じがちですが、「WORK×ation Site 箱根湯本」から臨む景色は木々や山々ばかり。普段会社と自宅を往復しているなかで、この景色にはなかなか出逢えないですよね。
滞在する前は果たしてどの程度仕事になるのかという心配もありましたが、フロア専有という恵まれた環境のなか、議論はもちろんソロワークにも十分集中することができました。それはWi-Fiが整っているおかげでもありますし、モニターやプロジェクターなどのハード面も申し分なかったゆえでもあると思います。社内にはまだまだワーケーションに関心の高いメンバーがたくさんいますから、改めて企画し再訪したいですね。







※2021年12月7日時点の情報です。
提供:三菱地所株式会社

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