ISSUE
12月1日(日)まで開催中の「箱根パンコレクション」は、箱根エリアの個性豊かなパンを提供する有名ベーカリーや、ジャム、雑貨などパンにまつわるモノを販売する20店舗が参加中。
スタンプラリー形式のキャンペーンで、参加する店舗のスタンプを4つ集めてアンケートにお答えいただくと、「箱根パンコレクション」限定のオリジナルトートバッグが貰えます。有名ベーカリーのパンを秋が深まる箱根の自然のなかで味わってみてはいかがでしょうか。今回は実際に編集部が訪れたベーカリーとおすすめスポットを、エリア別にご紹介いたします。
※台風19号の影響により交通機関に運休などが発生しています。お出かけ前に最新の運行情報をお確かめください。
箱根リトリートföre(フォーレ)
優しい甘みの自家製天然酵母パン
仙石原の森林の中にひっそりと佇む「箱根リトリートföre(フォーレ)」。みずみずしい緑と静寂に包まれ、ゆっくりと贅沢なひとときを過ごせるホテルです。併設されているカフェ&ベーカリーは、北欧スタイルの家具で揃えられたオシャレなインテリアが魅力。どこを切り取っても写真映えする店内には、施設内にある工房で焼き上げられたパンが並びます。パンに使用しているこだわりの天然酵母は、毎日温度設定を細かく管理して、大切に育てられています。長時間発酵をしているおかげで、砂糖がとても控えめなのに、噛みしめるたびに自然な甘みが広がります。表面はカリッと、中はふっくら、もっちりとした食感です。
1Fカウンター
2Fフリースペース
パンから広がるアートの世界感
「ゴッホの月のパン」と「ゴーダチーズとはちみつのパン」は、箱根パンコレクション期間中の限定販売。ゴッホの作品や生い立ちからインスピレーションを受けて生み出されたパンです。食を通じて、アートの世界に触れるきっかけになってほしいという思いが込められた、美術館の多い箱根ならではのアイデアです。
「ゴッホの月のパン」は、ゴッホの名画、《糸杉》に描かれた「月」をモチーフにしています。小麦粉のステンシルで月が描かれた、アーティスティックな見た目です。ハードな生地で食べ応えがあり、プレーンな味わいなので何にでもよく合います。バターを塗ったりサンドウィッチにしたりするのもオススメです。また、「ゴーダチーズとはちみつのパン」は、ゴッホの故郷であるオランダで最も親しまれている「ゴーダチーズ」というチーズを使用。たっぷりと練りこまれた濃厚なゴーダチーズとはちみつの甘さが混ざり合い、クセになる味わいです。
カフェやレストランのみの利用もできるので、箱根パンコレクションをきっかけに、ぜひ気軽に訪れてみてください。
左:ゴッホの月のパン/右:ゴーダチーズとはちみつのパン
自然に囲まれた店内で過ごす、とっておきの贅沢な時間。
おすすめ周辺スポット
約18万平米のススキ草原は一見の価値あり
「かながわの景勝50選」にも選ばれた絶景フォトスポット。約18万平米のススキ草原は、秋には黄金色に輝く穂 が一面に広がり、幻想的な風景となります。金時山などの外輪山 と湿原が調和し、雄大な自然を身近に感じる事ができます。
渡邊ベーカリー
大人気名物「温泉シチューパン」と「梅干しあんぱん」
レトロな老舗が立ち並ぶ風情ある街並みの宮ノ下。明治24(1891)年創業の「渡邊ベーカリー」には、こだわりのパンが揃います。名物のひとつである「温泉シチューパン」は、パンでできた器の蓋を開けると、中にアツアツのシチューがたっぷりと注ぎ込まれています。濃厚でまろやかな味わいのビーフシチューです。
おすすめの食べ方は、まずシチューをスプーンですくってそのままパクリ。その次にパンの蓋部分をちぎって、シチューにくぐらせて食べてみてください。フランスパンの生地にシチューが染み込んで、ジュワっと口の中でとろけます。最後は、パンの器をそのままガブッと食べてみましょう。シチューを吸って、柔らかくモチモチとした食感になったパンは、またひと味違う美味しさに。ひとつのパンでみっつの味覚が楽しめます。
また、もうひとつの人気商品「梅干しあんぱん」は、小田原産の梅干しが丸ごとひとつ入ったあんぱんです。梅干しとあんこという一見意外な組み合わせですが、食べてみると、梅干しの酸味とあんこの甘みがとってもよく合います。どちらのパンも、幅広い年齢層から愛され続けている商品です。
ひと口目はスプーンで。
あんこと梅干しの組み合わせが絶妙!
こだわって作られた9種類のあんぱん
10月から新しく販売が開始された「箱根山あんぱん」は、駒ケ岳や浅間山など箱根の山々や、それにちなんだ名前が付いていて、それぞれ使用しているあんこの種類が異なります。そのうち3種類は季節ごとに変わる予定で、「パンも四季折々でお客様に楽しんでいただきたい」という職人さんの思いが込められています。
それぞれ個性が出るよう考案されています。
宮ノ下駅より徒歩約8分「セピア通り」沿いにあります。
おすすめ周辺スポット
箱根の定番スポットでスイーツもどうぞ
広大な敷地を歩きながら近・現代の彫刻作品を堪能できます。飲食物が持ち込み可能な屋外展示場のベンチは、テイクアウトしたパンを食べるのにぴったりです。館内カフェで提供している「ジェラート・コン・パーネ」と一緒にぜひ召し上がれ。
Bakery&Table 箱根
インスタ映え抜群!行列のできる大人気ベーカリー
芦ノ湖の目の前に構える「Bakery&Table 箱根」は、開店と同時に行列ができる大人気店。1階のベーカリーには、ボリューム満点のサンドイッチや調理パン、甘いデニッシュやスイーツまで、様々な商品が揃います。商品ひとつひとつに細かくアレルギー表記があるので、アレルギーをお持ちの方も安心ですね。2階のカフェは、芦ノ湖の景色を広々と見渡せる大きな窓から日光が差し込み、フォトジェニックな空間に。若い女性や海外からの観光客で賑わいます。また、テラス席には足湯があるので、足湯に浸かりながら食事を楽しめるのも魅力的です。テイクアウトして、芦ノ湖の畔でのんびりパンをかじるのも気持ち良いですね。
テイクアウトのロゴ入りコーヒーカップも可愛いですね。
「芦ノ湖フロート」は季節問わず人気のメニューです。
季節のパンとスイーツドリンク
「かぼちゃとさつまいものフォカッチャ(11月までの販売予定)」は、甘いかぼちゃサラダにサツマイモをのせた、旬の味覚たっぷりの秋らしい商品。モッチリやわらかい食感なので、お子様にも食べやすく人気です。また、「クレームブリュレラテ(11月までの販売予定)」は、クリームブリュレをイメージした甘いスイーツ感覚のホットドリンク。表面の焦がした飴が香ばしく、スプーンでパリッとくずしてからいただきます。パンとの相性も良いので、ぜひ一緒に召し上がってみてください。
左:クレームブリュレラテ/右:かぼちゃとサツマイモのフォカッチャ
芦ノ湖の景色を眺めながら食事ができます。
おすすめ周辺スポット
海賊船で芦ノ湖をクルージング!
ヨーロッパの戦艦がモデルの『ビクトリー』『ロワイヤルII』と2019年に就航した『クイーン芦ノ湖』の3隻で運航。船内は飲食OKのため、箱根の山々や富士山を眺めながら、テイクアウトしたパンを食べるのもおすすめ。
ベーカリー&デリカテッセン 箱根カフェ
箱根湯本駅の“駅なか”カフェ
「ベーカリー&デリカテッセン 箱根カフェ」は、箱根湯本駅構内にある“駅なかカフェ”です。電車の待ち時間に利用しやすく、朝には通勤前のサラリーマンやOLが立ち寄る光景もよく見られるそうです。バス停も近いためアクセスが良く、また、朝8時から夜19時まで営業しているので、箱根で働く方々からも「便利で使いやすい」と、重宝されています。窓際のソファ席からはロマンスカーの発着が見えるので、電車好きなお子さんも喜びますね。
※季節により営業時間が変わりますので現地にお問合せください
箱根湯本駅改札を出てすぐの場所にあります。
明るく広々とした店内。奥にも席が多数用意されています。
ロゴマークが焼印されたこだわりのあんぱん
箱根パンコレクションのために限定で作られた「箱根カフェこだわりあんぱん」は、北海道十勝産あんを使用しています。モチモチとしたパン生地で、一個で満足できる大きめサイズです。“写真映えするインパクトのあるパン”というコンセプトで作られており、箱根カフェのロゴマークがひとつひとつに焼印されています。季節ごとに代わり映えするように新商品を出しており、飽きのこない新鮮さを常に心がけているそうです。
見た目の可愛らしさも追求されています。
コーヒーとの相性も抜群です。
スタンプを集めてもらえるオリジナルトートバッグ
参加店舗で税込500円分の買い物をするごとに1つもらえるスタンプを、異なる2店舗以上で合計4つ集め、リーフレット記載のQRコードを読み込んでアンケートに回答すると、「箱根パンコレクション」限定オリジナルトートバッグがもらえます。トートバッグのイラストは、資生堂/花椿Webやピエール・エルメ・パリとコラボレーションされた実績のある田中麻記子さんのイラストを使用。
お財布に携帯、メイクポーチやハンドクリームなど、小さいのにたっぷりと入るので使いやすいですよ。詳しい参加方法は特設サイトをご確認ください。
※2019年10月16日時点の情報です。
※金額は全て税込価格です。
※施設によって税率が異なる商品がございます。詳しくは各施設にお問合せください。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。