イベント|2023.10.30
「一(はじめ)」は“幻のかまぼこ”とも言われ、近年は予約開始後に即日完売する限定かまぼこです。今年も「かまぼこの日」である11月15日(水)より、300組限定で予約販売を開始いたします。
「一(はじめ)」は、お正月にお重を飾る華やかなおせち料理のなかでも「年始め一番」に召し上がっていただきたいという想いから名付けられました。「一」の顔ともいえる題字は、毎年、各界の著名人に筆を揮っていただいております。今年は俳優・画家として活躍する片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)氏に揮毫いただきました。
「一」を納めた木箱の掛け紙には、毎年各界を代表する方に墨痕鮮やかな “一”の題字を「小田原蒲鉾かくあるべし」という思いを込めてお願いしています。今年は俳優・画家など幅広い分野でご活躍する片岡鶴太郎氏に「一」の字を書していただきました。
片岡氏とは兼ねてより深くお付き合いがあり、1999年開催の「かまぼこ板絵コンクール第9回展」では招待作家として作品を手掛けていただきました。また2003年に小田原駅リニューアルオープンを記念して設置された陶板レリーフ「小田原讃歌」 の原画・監修を担われるなど、小田原市にもゆかりがございます。
かまぼこ板絵コンクール第9回展 『鷹図』
【商品詳細】
商品名:御蒲鉾「一(はじめ)」
価格:紅白2本組20,000円(送料込・税込21,600円)
販売個数:限定300組 ※先着順にて締切
予約開始日:2023年11月15日(水)午前9時より
お届け日:2023年12月28日(木) ※お届け予定
販売方法:電話注文 0465-22-0001 9時~18時(※完全予約制)
オンラインショップ
● 魚の一
「一(はじめ)」はすり身の原料となる魚から厳選します。使用するのは新鮮な生のグチとオキギス、クロムツ。オキギスにいたっては、「一」のためだけに特別に漁に出て、身の優れたものを選び抜きます。魚の大きさはかまぼこ特有の食感に影響するため、その年ごとに、職人はしなやかな弾力を生み出す最適な大きさの魚を選びます。蒲鉾の弾力を左右する摺り加減や温度管理、板付けは職人の手の感触で決めていきます。
オキギス漁イメージ
● 素材の一
最高級のかまぼこにふさわしい最良の材料を選びました。「魚」は蒲鉾の素材として最適なグチ、地元相模湾で揚がったオキギスとソフトで繊細な食感を醸し出すクロムツを最良のバランスで配合。「水」は名水「箱根百年水」を使用。適度なミネラルを含み、鉄分をほとんど含まないため、身の白さを増すだけでなく、小田原かまぼこ特有のぷりぷりとした弾力も引き出します。「塩」はミネラルを豊富に含み、かまぼこの弾力としなやかさを引き立てる天然塩を使用しました。
グチ
● 技の一
その年の魚を選び、魚の美味しさを引き出す職人の目利き力。そのほかにも、「一」の富んだ弾力を引き出すためには20年以上修業をつんだ職人の技が必須です。通常のかまぼこの2倍の大きさもある「一」。板に魚のすり身をのせる工程では、一度に大量のすり身を盛らずに、数ミリ単位で少しずつ丁寧に、薄く延ばしたすり身の層を積み重ねるように、板につけていきます。すり身の層と層の間に空気が入らないように、そして均等に付けていくことで極上の食感と艶を生み出します。
製造の様子
国家資格「水産練り製品製造技能士一級」の資格を持つかまぼこ職人たちが、通常のかまぼこの2倍の大きさもある「一」を、2~3日に渡り1本1本手作業で作り上げます。職人が「一」を作る様子は、「鈴廣かまぼこ博物館」でご覧いただけます。この様子は年に一度、数日間しか見られない光景です。かまぼこ博物館を訪れるお客様の中には、「見事な手業に思わず見入ってしまった」というお声も。ご取材をご希望の際は、広報担当までご相談ください。
<スケジュール>
「一(はじめ)」製造 :2023年12月21日、22日、23日頃 ※予定が変更となる可能性がございます。
【住所】
神奈川県小田原市風祭245
【アクセス】
【電車でお越しの方】 箱根登山鉄道「風祭駅」徒歩2分 【車でお越しの方】 小田原厚木道路終点「箱根口」IC出口すぐ
【お問合せ先】
0120-07-4547(9:00-17:00)
箱根滞在中に位置情報を利用し、
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