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慶長19年(1614)に開湯して以来、およそ400年にも亘る歴史がある「元湯 環翠楼(かんすいろう)」。皇女和宮様が病気療養のために訪れ、その後終焉の地となったほか、環翠楼という名前の由来も伊藤博文が訪れた際に詠んだ漢詩にあるなど、すべてが長い歴史を礎に培われてきたものです。現在の建物は明治17年(1884)に建てられたもので、大変貴重な銘木を日本全国から集めて造られた、非常に貴重な建築物となっています。
当館は「歴史生きづく宿」というキャッチフレーズの通り、館内いたるところに歴史が織りなす見どころがあります。お散歩マップをご用意していますので、それを片手に館内を探索気分で巡っていただくと面白い発見をして頂けるでしょう。また、温泉も自慢で、特に早川越しに朝日が差し込む頃に露天風呂にお入りいただくのがおすすめです。古き良きものの価値を当館で味わっていただけたらと思います。
元湯 環翠楼 ご主人 梅村美成さん
どの部屋も日本の旅館の良さを味わえる雰囲気でありながら使い勝手に配慮した改良も施されています。掛け軸を眺め、廻り廊下を歩けるのも貴重な体験かもしれません。
食事は、月替わりの懐石料理で、厳選された旬の食材を使い一品一品丁寧につくられており、お部屋でゆっくりと味わうことができます。
源泉かけ流しのお風呂は肌に柔らかく、美肌の湯として好評です。大正風呂の床に使われているタイルは大正時代に輸入された、当時としては珍しいものです。早川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は夜10時から朝4時まで貸し切り利用できます。
北海道から取り寄せた岩盤を使用したヒーリングストーンスパは、遠赤外線の効果で体の中から温まります。
迷路のような館内を探検気分で巡るときの必需品。皇女和宮様ゆかりの品や歌碑、巨大な金庫、珍しい電話、レトロな大時計や鏡など、たくさんの見どころが詰まったマップです。館内だけでなく、裏面は周辺の観光案内マップとなっており、とっても重宝です。
2018年5月18日時点の情報です。
箱根滞在中に位置情報を利用し、
周辺にあるスポットを見つけることができます。