箱根十七湯ガイド

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芦之湯 文人墨客に愛された風雅の湯
泉質 単純温泉、単純硫黄温泉(硫化水素型)、含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)、カルシウム-硫酸塩泉(石膏泉)など
源泉総数 4
泉温 26~84℃
湧出量 319 l/min
温泉の歴史

鎌倉時代には湯本から湯坂山を越えて芦之湯を抜けて行く「湯坂路」が官道として使われていました。芦之湯には古くから温泉が自然湧出していますので、すでに鎌倉時代の弘安3年(1280)には、神山をご神体として修業する山岳信仰の行者たちが信仰的な湯治場として使っていたという記録が残っています。そして、寛文2年(1662)に勝間田清左衛門という人物がこの地を干拓し、現在の温泉場としての歴史が始まったと伝えられています。
文化14年(1817)に作られた相撲番付ならぬ温泉番付『諸国温泉功能鏡』には、芦之湯温泉が東前頭筆頭としてお目見えしていますが、これは箱根の温泉場としては最上位。その賑わいぶりは歌川広重や鳥居清長の浮世絵にも描かれています。

温泉の特徴

箱根七湯の一つ。標高870メートル。駒ヶ岳の南山麓に位置します。遠い昔、湿原だった芦之湯は、平らな草原のような地形であり、湿原だったその面影は阿字ヶ池弁財天が祀ってある周辺を中心に残っています。戦後、一世を風靡した人気作家獅子文六(1893~1969)の小説『箱根山』に登場する温泉場としても知られています。

箱根町芦之湯観光協会長
川辺ハルトさん(きのくにや)

芦之湯温泉の最大の特徴は、硫黄温泉としては極めて珍しいペーハー7.6の肌に優しい弱アルカリ性温泉であるということです。このため古来「その効験は比泉を最す」と言われ、様々な病を癒す湯治場として多くの人々に愛されてきました。地内には江戸を代表する文人墨客の文化サロンとして賑わった東光庵熊野権現旧跡や国の重要文化財に指定されている石仏郡などの史跡も豊富で、箱根の中では唯一の「秘湯」の雰囲気を持つ貴重な温泉場であると言えると思います。また毎春日本全国に大きな感動を与えている箱根駅伝の走者がコースの最高地点を走り抜けてゆくのもこの芦之湯温泉です。皆さんここ芦之湯でご一緒に応援しませんか?

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